アルギニンは成長ホルモン分泌促進、シトルリンは血管拡張作用という違いがあります


シトルリンは血管拡張作用などが期待され、アルギニンは成長ホルモンの分泌促進があるとされる違いがあります。しかしこの2つにはつながりがあり、シトルリンが増えるとアルギニンが増えるため、どちらも適度に取っておくことが必要です。

ウリ科植物に多いシトルリンと、肉や大豆製品などに多く含まれるアルギニンのどちらも食べ物から上手に取りましょう。

またこの2つ以外にもバランス良く栄養を取る必要があり、体内でつくり出せない必須アミノ酸を取ることも忘れずしましょう。

シトルリンが直接成長ホルモンを増やすわけではありません

シトルリンもアルギニンも成長ホルモンの分泌に役立つ働きがあるとして注目されています。しかしどちらも独立して成長ホルモンの分泌を促進しているわけではなく、影響があってその働きを高めているという違いがあるのです。

シトルリンとアルギニンの関係

シトルリンの働きには血管拡張作用が期待されており、それによってアルギニンの成長ホルモン分泌促進の働きを高めています。それからシトルリンが増えればアルギニンが増えるという影響もあるのです。

そのためアルギニンだけをたくさん取ろうとするより、シトルリンとアルギニンを取った方が体内で成長ホルモンを増やす役に立つと言えるでしょう。

どちらも取ることが必要

シトルリンとアルギニンが持つ働きの違いから、どちらも欠かせない栄養素で、どちらかが不足しないよう、食事で補うことが必要です。

ただしどちらの栄養素も取れば取っただけ働きが期待できるわけではなく、取りすぎれば副作用の可能性もあり、適度にバランス良く取ることを目指しましょう。

シトルリンとアルギニンを合わせて取りましょう


子供の身長をよく伸ばしたい時に成長ホルモンの分泌を促進させたいものですが、その場合食べ物でバランス良くシトルリンとアルギニンを取りましょう。

シトルリンを多く含む食べ物

ウリ科植物に多く含まれており含有量の多い順に、スイカ・メロン・冬瓜・キュウリ・ゴーヤー・ヘチマ・クコの実・ニンニクなどがあります。

しかし価格や旬により毎日食べにくい食材もあることから、その季節に入手しやすいものをメニューに積極的に取り入れることでシトルリンの摂取をしましょう。

アルギニンを多く含む食べ物

タンパク質を含む食材の中でもアルギニンの多い食材は、ゼラチン・干し湯葉・かつお節・凍り豆腐・乾燥らっかせいなどがあります。

ですが食材によっては一度にたくさん取ることが難しいものもあるため、さまざまな食材を使って十分アルギニンを取りましょう。

どちらも上手に取るメニュー

シトルリンとアルギニンを上手に摂れるメニューとしては、鶏肉のピーナッツ揚げと、メロンがあります。

鶏肉のピーナッツ揚げは、から揚げをする時、衣に砕いたピーナッツを入れることでアルギニンの摂取量を増やします。またメロンはデザートやおやつに使いやすいため、食後のメニューとして添えましょう。

スイカでも構いませんが価格が高いこともあり、マクワウリなどをデザートに使う方法もおすすめです。

その他の栄養素も豊富にバランス良く取って健康を維持しましょう

子供の身長を伸ばしたい時、シトルリンとアルギニンだけを取ればよいわけではありません。たとえばアルギニンを合成するにはビタミンB6が必要であり、その他のアミノ酸もさまざまな働きを持っています。

したがって成長期の子供には食材の数をできるだけ増やしてメニューをつくり、不足した栄養素が出ないように心がけましょう。

必須アミノ酸も積極的に

アルギニンは非必須アミノ酸のひとつですが、必須アミノ酸も積極的に取りましょう。

とくに必須アミノ酸は体内でつくり出せないため、不足しないように食べ物から取る必要があります。しかしアルギニンを含む食材には必須アミノ酸が含まれているものも多いため、あらためて別の食品を増やす必要はあまりないでしょう。

代謝に必要な栄養を取る

ビタミンB6はアミノ酸の生合成に欠かせない栄養素で、他にも免疫機能を正常に保ったり脂肪の代謝にも関わったりしています。

健やかな体の働きが保たれていると成長ホルモンの分泌もスムーズになりやすいため、シトルリンとアルギニンの違いを知るだけでなく、その他の栄養素にも目を向けましょう。

(まとめ)アルギニンとシトルリンの違いって?

1.アルギニンは成長ホルモン分泌促進、シトルリンは血管拡張作用という違いがあります

シトルリンとアルギニンが持つ働きに違いがありますが、シトルリンが増えるとアルギニンも増えるためどちらも成長ホルモンの分泌促進に役立ちます。

そのため両方を食事で取ることを目指し、それ以外のあらゆる栄養もバランス良く取りましょう。

2.シトルリンが直接成長ホルモンを増やすわけではありません

シトルリンが増えるとアルギニンも増加し、その結果成長ホルモンの分泌促進につながります。そのため働きに違いがありどちらかだけを取ればよいとも言えません。

しかし取れば取るだけよいわけでもないため、適度に継続して摂取しましょう。

3.シトルリンとアルギニンを合わせて取りましょう

食事ではシトルリンとアルギニンの豊富な食材をバランス良く使いましょう。シトルリンはウリ科植物に、アルギニンは鶏肉や大豆製品などに多く含まれています。

どちらの食材も取り入れたメニューを用意すると、積極的な摂取が叶うでしょう。

4.その他の栄養素も豊富にバランス良く取って健康を維持しましょう

シトルリンやアルギニン以外にもさまざまな栄養素が必要ですが、必須アミノ酸も不足しないよう取りましょう。

他にもアミノ酸の生合成に必要なビタミンB6などがあり、豊富な食材からあらゆる栄養素を取れるように心がけましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
川原 昭久医師
かわはら あきひさ/Akihisa Kawahara
経歴
福島県立医科大学 医学部 卒業
平塚共済病院 臨床研修医
昭和大学藤が丘病院 整形外科 入局
下記 昭和大学藤が丘病院関連施設にて勤務・研修
東戸塚記念病院、横浜新都市脳神経外科病院、横浜旭中央病院、海老名総合病院、山梨赤十字病院、戸塚共立リハビリテーション病院、相模野病院
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
下田総合病院
西新宿整形外科クリニック 医院長に就任
ロコモアドバイスドクター 就任(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 川原 昭久医師