子供の発育が心配であれば、専門医療機関で検査をしてみることも大切です。


子供の発育は健康的な生活によって促されます。
ですからまずは食事や睡眠、運動などについてチェックしてみましょう。

そのうえで発育に気になることがあれば、成長曲線をつけて、平均身長と比較してみてください。
もし大きく下回るようなことがあれば、低身長の可能性があります。

低身長は治療によって改善が期待できるため、クリニックの利用を検討してみましょう。

まずは普段の生活を見直してみる必要があります

自分の子供の発育が気になるというときは、まず子供がどのような生活を送っているのかについてチェックしてみましょう。
子供の身長を伸ばすうえでは3つの大切な要素があります。

それは、食事・睡眠・適度な運動です。

それぞれ重要なポイントがありますから、簡単にご紹介しましょう。

栄養バランスのとれた食生活

子供の身長を促すうえで、とくに気にしたい部分は子供の食生活です。
取り入れる栄養がなければ体は成長できません。
大きく丈夫な体を育てるためにも、さまざまな栄養を満遍なく取るよう心がけましょう。

また身長を伸ばすうえでは、骨端線と呼ばれる軟骨細胞を増やすことが大切になります。
この軟骨細胞はタンパク質を材料に作られるため、1日3食の食事はもちろん間食などでもタンパク質を摂取しましょう。

質のよい睡眠

成長ホルモンは夜寝ている間のタイミングで盛んに分泌されると言われています。
寝る前のスマートフォンやテレビゲームなどを避け、リラックスした状態で睡眠をとることが大切でしょう。

また必要となる睡眠時間も年齢によって異なります。
4歳から12歳までの間は10時間の睡眠を心がけ、13歳から18歳までの間は8時間の睡眠を心がけましょう。

適度な運動

先ほど説明した骨端線ですが、適度な刺激を与えることで身長を伸ばすことにつながるとされています。そのため走ったりジャンプしたりといった適度な運動で刺激を与えてあげることは大切です。

また適度な運動は健康的な食欲や睡眠へもつながる大切な要素です。

子供の発育が気になったときは成長曲線をつけてみましょう


もし普段の生活に問題がなく、それでいて子供の発育が周りと比べて著しく遅れている気がする場合、どうしても不安になってしまうものです。
その場合、まずは成長曲線というものをつけてみましょう。

成長曲線をつけることで、年齢と身長によってグラフ化し、平均身長と比べて成長の度合いを見ることができます。これによって、お子様の発育がよいのか悪いのかを客観的なデータから判断することができると言えるでしょう。
お子様の身長と平均身長との誤差がプラスマイナス2.0SD以内であれば、問題ないと言えます。

ですがもしその範囲内にないという場合は、なんらかの病気を原因とした低身長である可能性があるでしょう。

低身長を引き起こすと言われている病気には低身長の場合は、成長ホルモン分泌不全やSGA低身長、突発性低身長、ターナー症候群などがあります。
成長曲線をつけておくことはこういった病気を診断するための重要な資料となります。
子供の発育が気になったタイミングから、成長曲線をつけ始めてみてもよいかもしれません。

低身長の場合、早期発見・早期治療が大切です

低身長の場合は、専門の医療機関によって治療を行う事が可能です。
子供の発育は成長ホルモンの分泌によって行われます。
低身長はこの成長ホルモンの分泌がなんらかの原因によって阻害されることで、生じると言われているのですが、それに対して成長ホルモン投与の治療を行う事で、改善が期待できるのです。

ただこの低身長はいつ行ってもよいというものではありません。
子供の骨には骨端線と呼ばれる部分があり、その部分が石灰化し、強固な骨に変わっていく過程で身長が伸びます。
しかしこの骨端線の部分は大人になるにつれて少なくなっていき、最終的にはなくなってしまうのです。骨端線がなくなってしまったあとに身長を伸ばすことは非常に難しいと言えるでしょう。

そのため低身長治療は早期診断・早期治療が推奨されています。
もし気になることがあれば、まずは専門の医療機関に相談してみましょう。
メール相談やカウンセリングなどを行っているクリニックもありますから、子供の発育について気になることがあれば一度利用してみるのもおすすめです。

(まとめ)子供の発育が心配なときはどうすればよい?

1.子供の発育が心配であれば、専門医療機関で検査をしてみることも大切です。

健康的な生活を送っているにもかかわらず、子供の発育に気になる部分がある場合は成長曲線をチェックしてみましょう。成長曲線が大きく平均身長を下回る場合、低身長の可能性があるため、クリニックの利用を検討してみてください。

2.まずは普段の生活を見直してみる必要があります

子供の発育が気になったときは、まず子供が普段どのような生活を送っているのか振り返ってみましょう。健康に発育するためには、バランスの取れた食生活・質のよい睡眠・適度な運動などが大切と言われています。

3.子供の発育が気になったときは成長曲線をつけてみましょう

成長曲線をつけることによって、同年代の平均身長と比較した成長度合いを確認することができます。もし平均身長と比較して著しく成長が遅れていた場合は、低身長の可能性があると言えるでしょう。

4.低身長の場合、早期発見・早期治療が大切です

低身長の場合は、専門の医療機関を利用することで改善が期待できます。しかし低身長治療が効果的とされる期間には限りがあるため、早期診断・早期治療を心がけるようにしましょう。
まずはメール相談やカウンセリングなどを利用してみてください。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師