発育のために食べ物のバランスに注意するのがおすすめです


子供の発育のために食べ物を選ぶには、バランスに気をつけるのが一番おすすめです。
特定の食べ物ばかりを選ぶのではなく、多品目の食品を摂取できるように気を付けてみましょう。
なぜなら栄養素は単体で働くことはなく、複数の栄養が助け合って機能をはたしているからです。

そのため単体で特定の食品を子供に食べさせるより、複数の食べ物を取り入れるほうが、発育に必要な栄養が補給できます。

食べ物選びは食事バランスガイドが便利です

多品目の食べ物をバランスよく選ぶ場合は、食事バランスガイドを参考にしてみましょう。
厚生労働省と農林水産省が決定した食事のとり方で、どんな食べ物を選べばよいのか、図で表示されているためわかりやすくなっています。

食品バランスガイドでは、食べ物を5つに分類して考えます。
白米やパン・麺類などの主食が1つ目、野菜やキノコ・海藻を使った副菜が2つ目、肉や魚・卵・大豆料理を含む主菜が3つ目、牛乳や乳製品が4つ目、果物が5つ目の分類です。

バランスのよい食事では、主食が5~7つ、副菜が5~6つ、主菜が3~5つ、乳製品が2つ、果物が2つというように調節します。
それぞれの項目に対し1つ分や2つ分の分類がされているため、メニューに合わせて1日に摂取したい量がわかるのが便利でしょう。
食卓では、ご飯・味噌汁・主菜・副菜・フルーツの5品を出すようにすれば、バランス食に近くなります。

1品だけをお皿に盛りつけるのではなく、小皿に少量のおかずを乗せて食べると、複数の食べ物が補いやすいでしょう。
学校給食のバランスを参考にしながら食事を作れば、多品目の栄養素が摂取しやすくなります。

年齢に応じて食べ物を選ぶのがおすすめです


年齢によっても食べにくい食べ物があったり、必要な栄養素があったりするため、年齢に応じてメニューを変えてみましょう。
3~5歳は1人で食事が食べられるようになり、食べる量にムラがでてきます。

一度に食べられる量はまだ少ないため、1品目は少量を心がけながら、多数の食べ物の味にならしましょう。
3~5歳は運動量も増えて多くのエネルギー源が必要ですが、胃が小さいため、おやつを取り入れながら必要カロリー数を満たすのがおすすめです。

6~7歳は給食が始まり、必要な栄養素の3分の1は摂取できるようになります。
それでも1日に必要な栄養補給が万全ではありません。
スナック菓子や脂っこいものが好きになり、栄養の偏りも注意したい時期です。

朝食に和定食をイメージしたメニューにすると、多品目がとりやすいでしょう。
納豆やシラスおろしなど、手軽に食べられる食べ物でも栄養バランスが整います。

10~11歳は思春期の時期で、女の子は発育に必要な栄養補給が重要となります。
骨の成長にはタンパク質が必要ですから、肉類や魚類、豆類などを活用しましょう。
成長期に欠かせないのがカルシウムで、骨を強くするために役立ちます。
鉄も成長期に不足しやすい栄養素ですから、赤身の肉や魚がおすすめです。

骨を伸ばす時期は思春期までと言われています

子供の骨には、大人には存在しない軟骨組織があります。
この部分が細胞分裂することで骨が伸び、骨が入れ替わることで硬い骨へと変わっていくのです。

骨が成長する時期は思春期までで、この時期に骨の成長に必要な栄養補給ができていなければ、それ以降は身長の伸びが期待できません。

骨が伸びるピークは、女の子は15~16歳までで、男の子は17~18歳までです。
これを過ぎてしまうと、骨端線が閉塞してしまうため、骨が伸びなってしまいます。
思春期は身長がぐんと伸びる時期ですから、骨の成長に必要な食品を積極的に食べるようにしましょう。

成長期には骨の量も増えていき、大人の骨の基礎ができていきます。

骨の成長に必要な栄養素とは、カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・タンパク質です。
カルシウムは骨を強くする働きがあるミネラルで、マグネシウムは骨にカルシウムを定着させます。
ビタミンDがあることで、カルシウムの吸収を高めることができるのです。
タンパク質は軟骨細胞の代謝に必要な栄養素で、直接骨を伸ばすときに使われています。

骨の成長に必要な栄養素は単体ではなく、複合的に働いています。
そのため骨を伸ばすためには、多品目を食べるようにする必要があるのです。

(まとめ)発育のために食べ物に気をつけたほうがいい?

1.発育のために食べ物のバランスに注意するのがおすすめです

子供の発育に必要な食べ物とは、バランスのよい食事です。栄養は単体で働いているのではなく、複数の栄養が助け合っています。
特定の食べ物にこだわるのではなく、多品目を食べられるようにしておきましょう。

2.食べ物選びは食事バランスガイドが便利です

毎日の食べ物選びで迷ったら、食事バランスガイドを参考にしてみましょう。主食・副菜・主菜・乳製品果物をバランスよく取り入れる食事方法です。
わかりにくい場合は給食のメニューを参考にするのもよいでしょう。

3.年齢に応じて食べ物を選ぶのがおすすめです

子供の成長に必要な食べ物は、年齢によっても変わってきます。小学生前は回数を増やしながらエネルギー摂取が必要で、小学校に入ると給食がありますが朝食でも品数を増やしましょう。
思春期になるとカルシウム・タンパク質・鉄の補給が必要です。

4.骨を伸ばす時期は思春期までと言われています

骨の成長は思春期までのため、この時期に骨の成長に必要な栄養素を摂取しましょう。カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・タンパク質の補給が必要です。
骨端線が閉塞する前に、これらの栄養素を摂取しましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe

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経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

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院長 田邊雄医師