子供の発育にはいろいろな生活習慣に注意が必要です


成長期の子供の発育を促すには、1つだけではなく複数の生活習慣に注意が必要です。

食事・運動・睡眠の3つの要素がとくに重要となります。

この3つの要素がバランスよくとれていることで、子供の成長を促す生活習慣になるでしょう。
成長に必要な栄養を適切に補給し、体力向上や心の発達のために行う運動、成長ホルモンを分泌させるための睡眠が必要です。

生活習慣を整える早寝、早起きが必要です

成長に必要な食事・運動・睡眠のリズムを整えるためには、早寝・早起きを心がけて生活習慣を整えるようにしましょう。
早く寝ることで十分な休息が取れて、骨の成長に必要な成長ホルモンが分泌されます。
休息が十分とれていれば、日中適度な運動ができるようになるでしょう。

きちんと寝ることで早寝ができるようになり、朝食を食べる時間があるため、1日3食規則正しい食事が可能です。そのため育ち盛りの子供にとって、早寝早起きをするという当たり前の生活習慣がとても重要となります。

この当たり前の生活習慣ができていない子供は多いからです。
成長期の子供は塾通いで寝る時間が遅くなりやすく、スマホやテレビをいつまでも見ていることで寝る時間が遅くなる傾向があります。
家庭でも早寝早起きを心がけさせて、朝食をしっかりとるようにしましょう。孤食にならず家族みんなで食事をすることで、子供の健康対策がしやすく、子供に安心感をあたえます。

家にばかりこもらないようにして、体操や散歩などを通して体を動かしましょう。
外遊びを思いっきりやらせることでも、子供の発育を促すことにつながります。
普段の生活でもできるだけ階段を使うようにしたり、電車で立つようにしたりして、体を動かす習慣をつけましょう。

規則正しい生活習慣で睡眠のリズムが整います


睡眠のリズムを整えているのは、脳なのです。
脳の松果体から夜になるとメラトニンが分泌され、これにより眠気がおこるようになっています。
朝に太陽光を浴びるとメラトニンが抑制され、目が覚める仕組みです。

ところがメラトニンは夜に強い光を浴びると抑制されてしまい、スマホやテレビの強い光で睡眠に必要なホルモンが分泌されなくなってしまいます。
メラトニンは子供の成長にも関係しているホルモンで、1~5歳にもっとも多く分泌されているため、この年齢にメラトニン分泌を高める生活習慣が必要です。

夜にメラトニン分泌を促す鍵となるのが、昼間に十分な光を浴びることです。
早寝・早起きを心がけ、昼間に外遊びをさせることで、夜のメラトニン分泌量が高まります。

生体時計は1日25時間なのに対し、地球時間は24時間のため、朝日を浴びて体内時計をリセットする必要があるのです。
規則正しい生活は体内時計を25時間から24時間へとリセットし、食欲や意欲がアップして、昼間に活動的になるために必要となります。

朝食を食べられないのも、生活習慣が乱れて体内時計が狂っているからなのです。
小学生の場合は、遅くても夜10時には寝る支度をするようにしましょう。

子供の成長のために正しい食生活が必要です

子供の成長のためには栄養が必要なため、正しい食生活を習慣づけるようにしましょう。
3歳の子供が毎日朝食を食べる割合は、8割程度です。
あとの2割は、ときどき食べない、食べないことが多い家庭となっています。

子供がいる家庭では、テレビやビデオを見ながら食事をする家庭が約8割です。
テレビを見ながら食事をする家庭では、食べ残しする割合が高くなっています。

成長期の子供がいる家庭では、朝食の欠食に注意しましょう。
朝食を食べないと、血糖値が上がらないため、勉強に集中することができず運動能力も低下します。
食事をしっかりとることで、血糖値や体温が上昇され、生理的に落ち着いた状態となるのです。

毎日の食事は1日3回、決まった時間帯にとるようにしましょう。
1度に大量に食べる方法は、肥満につながりやすくなります。

家庭では毎日朝食の準備をして、子供を早く起こして一緒に食べるようにしましょう。
食事の時間を十分に取ることで、子供の成長に必要な栄養が摂取できるようになります。

(まとめ)発育中の子供はどんな生活習慣が必要ですか

1.子供の発育にはいろいろな生活習慣に注意が必要です

子供の成長を促すには、食事・運動・睡眠の3つの要素が必要です。成長に必要な栄養補給、体力向上や心を安定させる運動、休息や成長ホルモン分泌に必要な睡眠の3つが必要となります。

2.生活習慣を整える早寝、早起きが必要です

子供の成長のために、食事・運動・睡眠のリズムをつけるよう、早寝・早起きの習慣をつけさせましょう。早く寝ることで成長ホルモンが分泌しやすく、早く起きられるようになり朝食が食べられるため栄養補給ができます。

3.規則正しい生活習慣で睡眠のリズムが整います

脳の松果体からメラトニンが分泌され、睡眠のリズムを整えています。メラトニンは太陽光を浴びると抑制される仕組みで、昼間に光を浴びることで体内時計がリセットされるのです。

4.子供の成長のために正しい食生活が必要です

子供の成長のために、朝食をとる習慣をつけ、1日3食規則正しい食生活を心がけましょう。とくに朝食をきちんと食べることは、成長に必要な栄養補給や毎日の生活のためにも大切と言えます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 齋藤まい医師