アルギニンの1日あたりの必要量は1~8gと言われています


アルギニンを1日あたり1~8g摂取することによって、成長ホルモンの分泌が促進されることがわかっています。
身長を伸ばすのに効果的であるだけでなく、成長期の子供にとって重要な筋肉量の増加なども見られることから、1日あたり1~8gがアルギニンの必要量であると考えられているのです。

アルギニンは必須アミノ酸と非必須アミノ酸との中間的な存在であり、準必須アミノ酸とも呼ばれています。さまざまな食品に幅広く含まれていることから、普段の食生活において不足することはあまりないでしょう。

アルギニンは肉や魚などに多く含まれています

アルギニンを含む食品は数多くありますが、とくに肉や魚、豆などに多く含まれていることがわかっています。文部科学省の食品成分データベースでは、食品100gあたりのアルギニンの含有量を次のように提示しています。

  • 豚肉のゼラチン(7900mg)
  • 大豆タンパク(4900~6700mg)
  • スイカ(5100mg)
  • 卵白(5000mg)
  • 煮干し(4900mg)
  • カボチャ、スルメ(4700mg)

大豆は加工されていないもの(塩分無調整)がもっともアルギニンの含有量が多く、加工品(豆腐、油揚げなど)になるとやや含有量が減少してくるのです。
アルギニンは普段の食生活において不足する可能性は低いと言えますが、アルギニンの摂取を意識した食生活は、身長が伸びやすい身体作りの助けとなってくれるでしょう。

ただし、アルギニンだけを摂取していれば身長が伸びるというわけではないので、アルギニンのサプリメントに頼るという方法はおすすめできません。
さまざまな栄養素を食事からバランス良く摂ることが、子供の身長を伸ばすために大切なことです。

アルギニンの摂取量が必要量を下回ると健康面に影響が出ます


普段の食生活でアルギニンが不足する可能性は高くないとはいえ、もしアルギニンの必要量に満たない状態が続くと身体の成長や健康面においてさまざまな影響があるでしょう。

まず成長ホルモンの分泌が低下してしまうので、身長が伸びにくい体質になってしまうことが考えられます。子供はとくに体内でアルギニンの生成がされにくいことがわかっているため、アルギニンの不足は低身長になるリスクが高まります。

またアルギニンには免疫力を高めてくれる作用があるためアルギニンの深刻な不足は、免疫力の低下を招き、健康を害する原因となるのです。
免疫が低下すると細菌やウイルスに感染しやすくなり、風邪をひいたり、体調を崩したりすることが増えてしまいます。
とくに幼い子供はもともと抵抗力が高くないことも多いので、アルギニンの不足は軽視できない問題だと言えるでしょう。

アルギニンには疲労回復の効果もあるとされているため、アルギニンが不足すると疲れやすくなることも考えられます。
子供の身長を伸ばすには適度な運動が欠かせないとされているので、運動後の疲労回復を図るためにもアルギニンの不足は防ぎたいものです。

専門のクリニックで成長ホルモン治療を受けることができます

成長ホルモン治療とは、成長ホルモンを投与することによって子供の身長を伸ばすという治療法となります。専門のクリニックで受けることができ、厚生労働省から在宅での自己注射が認められているため、仕事で忙しかったり子供が小さくて手が離せなかったりする場合でも、負担なく治療を続けることが可能です。成長ホルモンは経口投与しても効果が出ないため、皮下注射にて投与します。

注射器に恐怖心を抱いてしまう子供は少なくありませんが、成長ホルモン治療で使われる注射器にはペン型のものがあり、注射しやすく、痛みが抑えられたものになっています。
基本的に注射は毎日行いますが、注射のやり方については医師の指導があるので心配はいりません。

まずは専門のクリニックを受診して、成長ホルモンの検査をしましょう。
検査をすることによって、成長ホルモンが正常に分泌されているかどうか知ることができます。

(まとめ)身長を伸ばすためのアルギニンの必要量はどのくらい?

1.アルギニンの1日あたりの必要量は1~8gと言われています

アルギニンは1日あたり1~8gを摂取することが、身長を伸ばすのに効果的であると考えられています。数多くの食品に幅広く含まれており、偏った食生活を送らない限り、不足することはあまりないとされています。

2.アルギニンは肉や魚などに多く含まれています

アルギニンはあらゆる食品に含まれているため、普段の食生活から十分に摂取することが可能でしょう。サプリメントに頼るのではなく、あくまでも食事から摂取するようにしましょう。

また他の栄養素もバランス良く摂ることが大切です。

3.アルギニンの摂取量が必要量を下回ると健康面に影響が出ます

アルギニンの摂取量が必要量に満たないと、子供の成長や健康面にさまざまな影響を及ぼします。成長ホルモンの分泌が低下して身長が伸びづらくなるだけでなく、免疫力が低下して体調を崩しやすくなったり、疲れが取れにくくなったりすることがあるのです。

4.専門のクリニックで成長ホルモン治療を受けることができます

成長ホルモン治療とは、注射器で成長ホルモンを投与して身長を伸ばすという治療法であり、専門のクリニックで受けることができます。在宅での自己注射が認められており、通院の負担がないというメリットがあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師