骨端線がどこから閉じるのかについては個人差があります


骨端線がどこから閉じるのかについては個人差があるため、どこから閉じるのか一概には言えません。

なぜなら骨の伸び方にも個人差があり、成長の仕方は子供によって違ってくるからです。
そのため、骨端線の閉じる明確な順番というもの自体が決まっていないと言われています。

成長期の子供には、大人にない骨端線と呼ばれる部分が存在していて、ソマトメジンCなどの栄養素によって骨が伸びていきます。

とくに頭蓋骨や背骨、骨盤、大腿骨、脛骨などが成長することによって、子供の身長が伸びると考えられているのです。

骨端線が閉じると身長が伸びなくなります

子供の身長が伸びるペースは人によって大きく違ってきますが、どのような子供でも思春期が過ぎれば骨端線の閉鎖を迎えます。
この骨端線がどこから閉じるのかについて、はっきりとした答えはありません。

なぜなら、骨の伸び方には個人差があり、成長の仕方は子供によっても大きく異なるからです。

年齢的には、男女ともに15歳頃から骨端線が閉じ始めると言われています。
骨端線が閉じると身長が伸びなくなるのには理由があるのです。
骨端軟骨という軟骨組織で骨端線の組織は形成されていますが、この場所では古い骨と新しい骨を入れ替える代謝が盛んに行われています。

成長期には新しい骨を作る骨芽細胞の働きが活発になり、骨端軟骨の細胞が栄養素を吸収して増殖していきます。
骨の成長の過程で骨端軟骨が硬い骨へと置き換わることで骨が伸び、身長の伸びにつながるのです。

骨端線が閉じるというのは、骨端線の両側にある骨がくっついて隙間がなくなった状態を指します。閉鎖した骨端線は骨の成熟度が成人に達したことを意味しますので、どのような高度な医療を用いても再び開くことはありません。

骨端線が閉じてしまうメカニズムについてはまだ解明されていない部分が多くありますが、一説によれば女性ホルモンが関係しているとされています。

骨端線の状態はレントゲン検査で調べることができます


骨端線の状態は専門のクリニックでのレントゲン検査によって調べることができます。
子供の骨をエックス線で撮影すると、白く写る部分と黒く写る部分とに分かれます。

硬い骨であれば白い影となって写りますが、軟骨組織の場合はレントゲンには写らず、黒い影となって写し出されるのです。
このように黒く写る部分が残っていれば骨端線が開いていると診断され、今後も身長が伸びる可能性があります。

しかし黒い影の部分がまったく写らない場合は、骨端線が閉じたと診断され、いかなる治療でも身長を伸ばすことができません。

子供の身長を伸ばすための治療は、骨端線が閉じる前に取り組むことが重要です。

なるべく早いタイミングで専門のクリニックを受診し、骨端線の状態を常に把握しておくことが大切になります。

骨端線の閉鎖はいつか必ず訪れるものです。
子供の骨端線が開いているうちに、身長を伸ばす治療について検討を始めましょう。

子供の身長を伸ばすための治療は骨端線が閉じる前に受けましょう

子供の身長を伸ばしたいと考えているのであれば、骨端線が閉じる前に専門のクリニックを受診しましょう。

身長を伸ばす効果があるとされるサプリメントなどが売られていますが、確実に身長を伸ばすには専門的な治療を受けるのが確実です。
専門のクリニックでは子供の身長を伸ばすために、成長ホルモンを使った治療を行っています。

ホルモンは体内で分泌されている物質で、100種類以上ものホルモンが存在していると言われています。成長ホルモンは身長の伸びに影響を与えるだけでなく、エネルギー源を生み出す代謝の役割をしていることがわかっているのです。

子供の身長が伸びない原因は成長ホルモンの不足が考えられます。
治療で使われる成長ホルモンは体内で作られるものと同じなので、副作用のリスクが極めて低いのが特徴です。

一時的に頭痛や発疹が現れることがありますが、重篤な状態になるケースは報告されていません。

成長ホルモン治療は基本的に在宅での自己注射になります。
注射器の使用方法など、わからないことがあれば専門医に尋ねてみましょう。

(まとめ)骨端線はどこから閉じるの?

1.骨端線がどこから閉じるのかについては個人差があります

骨端線がどこから閉じるのかについては個人差があるため、どこから閉じると断定することはできません。

子供の身長の伸び方は人それぞれですが、骨端線が閉じる順番についても明確な順番は決まっていないとされています。

2.骨端線が閉じると身長が伸びなくなります

子供の身長が伸びる速さには個人差がありますが、骨端線が閉じる時期も人によって異なってきます。骨端線が閉じると身長の伸びは止まるのです。
骨端線の閉鎖は骨の成熟しきったことを意味するため、高度な医療を用いても再び開くのは不可能です。

3.骨端線の状態はレントゲン検査で調べることができます

骨端線の状態は専門のクリニックでのレントゲン検査によって、調べることが可能となります。レントゲン写真に黒い影が写っていれば骨端線はまだ閉じていないため、身長を伸ばす治療で身長が伸ばせるでしょう。

4.子供の身長を伸ばすための治療は骨端線が閉じる前に受けましょう

子供の身長を伸ばすための治療は、骨端線が閉じる前に専門医に相談する必要があります。成長ホルモンを投与して治療を行いますが、骨端線が閉じてしまうと成長ホルモンの効果が得られません。

子供の身長を伸ばすには早めの治療が必要になります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
川原 昭久医師
かわはら あきひさ/Akihisa Kawahara
経歴
福島県立医科大学 医学部 卒業
平塚共済病院 臨床研修医
昭和大学藤が丘病院 整形外科 入局
下記 昭和大学藤が丘病院関連施設にて勤務・研修
東戸塚記念病院、横浜新都市脳神経外科病院、横浜旭中央病院、海老名総合病院、山梨赤十字病院、戸塚共立リハビリテーション病院、相模野病院
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
下田総合病院
西新宿整形外科クリニック 医院長に就任
ロコモアドバイスドクター 就任(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 川原 昭久医師