骨端線の確かめ方はレントゲン検査です


骨端線の確かめ方でもっとも確かな方法は、専門のクリニックでのレントゲン検査になります。
子供の骨端線は骨端と骨幹の境目にあり、レントゲン撮影すると骨の両端が黒い影となって写るのです。骨端線は成長期の子供だけに見られるもので、骨が成人に達するとレントゲン撮影をしても写らなくなります。

専門のクリニックでは成長ホルモン治療を始める前に、レントゲン検査を行って骨端線の状態を調べます。

成長期を過ぎると骨端線が閉じて身長の伸びが止まります

骨端線とは成長期の子供にだけ存在する、成長軟骨が層になっている部分のことを言います。子供の骨は骨端線が縦方向に伸びることによって成長し、手足や身長が伸びていくものです。

骨端線の成長は生涯続くものではなく、成長期の終わりが近づくにつれて消えていきます。成長期の終わりは個人差がありますが、男女ともに第二次成長期が終わる15歳前後からだと言われています。

一度閉じた骨端線が再び開くことはなく、骨端線が閉鎖するまでにいかに骨の成長を促すかが重要です。

第二次成長期は身長が伸びるだけでなく、声変わりや体つきの変化など、大人の身体へと成長していく時期になります。
この時期は「成長のラストスパート」と呼ばれることがあります。

子供によって身体の変化が現れる時期は異なりますが、あまりにも早いタイミングで訪れると身長が伸びなくなると言われているのです。

子供の身長は成長のラストスパートが訪れる前に、いかに伸ばしていくかによって、その後の身長に差が出てくると考えられています。
早熟は身長を伸ばせる期間がそれだけ短くなってしまうため、低身長の原因の一つに挙げられています。

子供の低身長治療はなるべく早いうちに取り組むことが重要です。

子供の身長に不安がある時は専門医に相談しましょう


子供の身長が標準よりも低いと感じるのであれば、気づいた時点で早めに専門医に相談しましょう。専門のクリニックであれば、現在の骨端線を確かめることができます。

子供の身長を伸ばす治療として行われているのは、成長ホルモン治療になります。
低身長の状態にもよりますが、一般的には5~6歳頃から治療を始めることが可能です。

身長が伸びなくなっている原因によっては、もっと早い年齢から治療を開始することもあります。

成長ホルモン治療は成長ホルモン剤を投与して、治療を行います。
基本的に毎日投与する必要がありますが、治療のために毎日通院しなくてもよいので、時間的な負担はまずありません。

通院の必要がないのは、成長ホルモン治療では在宅での治療が認められているためです。
成長ホルモン剤は口から投与しても効果が得られないため、注射での投与となります。
注射器はペン型の扱いやすいタイプなので、ある程度の年齢であれば子供が自分で注射することもできるでしょう。

注射が苦手な子供は多いですが、成長ホルモン治療で使われる注射器は痛みの軽減を考慮した構造になっています。

事前に扱い方についての説明を受けられますが、不安に思う点があれば専門医に尋ねてみましょう。

運動、睡眠、食事が骨端線の成長を支えます

成長ホルモン治療は子供の身長ために利用できる治療法の一つですが、効果を向上させるには規則正しい生活が欠かせません。

子供の成長にとって重要なのは、運動、睡眠、食事の3つだと言われています。

運動

適度な運動は骨端線を刺激し、骨の成長を促進すると考えられています。
運動といっても何か特別なことを始める必要はなく、キャッチボールなどで大丈夫です。

あくまで子供が楽しめることを基本に考えてみましょう。

睡眠

成長ホルモンは体内でも分泌され、昼よりも夜に分泌量が多くなります。

とくに深い眠りの最中に多く分泌されるため、どれだけ長い時間眠るかよりも、どれだけぐっすり眠れたかが重要になってきます。

夜更かしをやめさせ、早寝早起きを習慣づけるようにしましょう。

食事

身長を伸ばすためにもっとも摂りたい栄養素は、タンパク質です。
タンパク質は骨や筋肉を作り、成長ホルモンの分泌を促します。

肉や魚、大豆などに多く含まれています。

(まとめ)骨端線の状態の確かめ方とは?

1.骨端線の確かめ方はレントゲン検査です

骨端線の確かめ方でもっとも信頼性が高いのは、専門のクリニックでのレントゲン検査になります。
レントゲン撮影をすると骨端線は黒い影のように写りますが、骨の成長が成人レベルになると骨端線は消えて身長はそれ以上伸びません。

2.成長期を過ぎると骨端線が閉じて身長の伸びが止まります

骨端線とは成長期の子供だけに見られる、成長軟骨の層の部分を指します。

成長期の終わりが近づくにつれて骨端線は閉鎖し、一度閉じた骨端線が骨を成長させることはありません。

3.子供の身長に不安がある時は専門医に相談しましょう

子供の低身長の治療は骨端線が閉じる前に取り組むことが大切です。
標準より身長が低いと感じた時点で、なるべく早めに専門医に相談しましょう。

低身長の治療では成長ホルモン剤を投与して、子供の身長を伸ばしていきます。

4.運動、睡眠、食事が骨端線の成長を支えます

子供の身長を伸ばすために重要になるのが、運動、睡眠、食事の3点です。

適度な運動が骨端線を刺激し、睡眠が成長ホルモンの分泌を促します。
食事はタンパク質を意識したメニューを考えてみましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
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経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
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院長 田邊雄医師