成長ホルモンの分泌はゴールデンタイムにピークになるといわれています


子どもの成長や身長を伸ばすのに必要な成長ホルモンは、睡眠中に多く分泌されるといい、特に夜の10時から2時頃にピークを迎えると考えられています。
一般的に、この時間帯が「ゴールデンタイム」と呼ばれています。

また、成長ホルモンは眠りについてから3時間の間に多く分泌されるといいますから、ゴールデンタイムに深い眠りにつくことでより分泌されやすくなるといえるでしょう。

成長ホルモンはゴールデンタイムに多く分泌されるといいます

「成長ホルモン」と「ゴールデンタイム」という言葉は、美容の世界でもよく使用されています。
この二つの言葉には密接な関係があることで知られていますが、具体的にどのような関係があるのでしょうか?

成長ホルモンはタンパク質を合成し、子どもの体を成長させるのに必要なホルモンだと考えられています。そして、成長ホルモンは睡眠に入ってから3時間くらいまでの深い眠りのときに多く分泌されるといいます。

成長ホルモンの分泌量が増えやすい時間帯は夜の10時から2時頃だといわれており、この時間帯を一般的に「ゴールデンタイム」と呼んでいます。
成長ホルモンの分泌をしっかりと行うためには、ゴールデンタイムに深い眠りについていることが理想的とされています。

逆に、ゴールデンタイムに睡眠をとらず、成長ホルモンの分泌が不足してしまうと、子どもの身長が伸びにくくなり、結果的に低身長になってしまう恐れがあります。
睡眠不足は体の成長を遅れさせるだけでなく、精神面にも悪影響をもたらします。

集中力の低下や日中の眠気、イライラなどの原因になりかねません。

子どもの心身の健康のためにも、質の良い睡眠をしっかりとらせるようにしましょう。

牛乳だけを飲んでも身長は伸びないと考えられています


「子どもは睡眠不足になりがち。でも、牛乳を飲めば身長は伸びるんじゃないの?」とお考えの方もいるでしょう。
確かに、昔から牛乳を飲むと身長が伸びるという話をよく耳にします。

しかし、実際は医学的に根拠があるわけではなく、牛乳を毎日たくさん飲んでいても身長の増加に変化がないというケースも多いと言います。
実のところ、牛乳単体では身長を伸ばす効果は期待できないと考えられています。

身長を伸ばすために必要な栄養素であるカルシウムを多く含んでいることは間違いないですが、牛乳だけを飲んでいれば身長が伸びるということはないといえます。
むしろ、カルシウムを吸収し、体をつくるためにはタンパク質を摂取することが大切だと考えられます。

タンパク質は魚や肉、卵などに多く含まれており、骨以外にも筋肉を作るために必要な栄養素です。
タンパク質以外にも豆腐や牡蠣、アーモンド、大豆、ほうれん草などに多く含まれるマグネシウムや牡蠣や納豆、豚レバーなどに多く含まれる亜鉛も、子どもの身長を伸ばすために必要な栄養素だといわれています。

牛乳を飲むことよりも、十分な睡眠とバランスの良い食事が大切ということになります。

子どもの身長を伸ばすためには運動も大切な要素です

子どもの身長を伸ばすためには、質の良い睡眠をしっかりとることやバランスの良い食事をとること以外にも、運動をすることが挙げられます。
現代社会を生きる子どもは、昔の子どもに比べて運動をする時間が減少してきているといいます。

しかし、運動することはほかの子どもとのコミュニケーション手段でもあり、また、身長を伸ばすためにも大切なことだと考えられています。
適度な運動を行って骨に刺激を与えることで、身長の伸びに良い影響を与えることができるといいます。

たとえば、骨が成長するときに働きが活発になる「骨端腺」は、運動により刺激することが可能です。
これにより、成長を促進することができると考えられています。

また、運動により普段の姿勢が正されることで、血液やリンパ液の流れを正常化することが可能となります。
姿勢の悪さが消化器系や内臓器官に悪影響を及ぼし、体の成長に必要な栄養分がうまく消化吸収されなくなってしまう恐れがあるのです。

子どもの身長を伸ばすためには、睡眠・食事・運動が大切な要素です。

(まとめ)成長ホルモンの分泌とゴールデンタイムの関係性とは?

1.成長ホルモンの分泌はゴールデンタイムにピークになるといわれています

成長ホルモンは夜の10時から2時頃までを指す「ゴールデンタイム」に多く分泌されると考えられています。また、成長ホルモンの分泌は眠りの深さにも比例するといわれていますから、ゴールデンタイムに質の良い眠りを取ることが大切です。

2.成長ホルモンはゴールデンタイムに多く分泌されるといいます

成長ホルモンは子どもの成長や精神の安定に欠かせないといわれています。成長ホルモンの分泌は入眠から3時間の間、また、夜の10時から2時頃までのゴールデンタイムに増えやすくなるといいますから、この時間帯に深い眠りについていることが理想的です。

3.牛乳だけを飲んでも身長は伸びないと考えられています

牛乳だけを飲んでいても身長を伸ばす効果は期待できません。バランスの良い食事や十分な睡眠をとっていることが前提といえます。
カルシウム以外にもタンパク質やマグネシウム、亜鉛なども子どもの成長には必要な栄養素です。

4.子どもの身長を伸ばすためには運動も大切な要素です

子どもの身長を伸ばすためには、骨を刺激し成長を促すことができる運動も大切な要素だと考えられています。また、姿勢の正しさも血液やリンパ液の流れ、消化吸収などに良い影響を与えるため、成長と関係していると考えてよいでしょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
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院長 田邊雄医師