成長ホルモンを増やすために必要なのはタンパク質を中心にした六大栄養素がとれる食事です


成長ホルモンを増やすには、アミノ酸となるタンパク質を摂取する必要があります。
タンパク質は骨や筋肉、臓器や血液の材料にもなります。

子どもは代謝も活発なのでカロリーも必要です。
さらに成長には幅広い栄養を摂取する必要があると言われています。

六大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく摂ることを意識しましょう。

子どもの身長を伸ばすためにはバランスが良い食事を心がけましょう

子どもの身長は大人と比べて伸びやすいと言えるでしょう。

しかし、これはなぜなのか考えたことがあるでしょうか?
子どもの身長が伸びやすいのは、骨の端にある骨端線が柔らかくて骨が伸びやすいからです。

しかし、思春期が終われば徐々に骨が固まって身長が伸びにくくなります。
身長を伸ばすためには思春期までにしっかり身長を伸ばしておくことが大切です。

そのためには、成長ホルモンを増やして、骨や筋肉を作ることが優先されます。
必要になる栄養はタンパク質やカルシウムやマグネシウム、亜鉛などです。

ただし、身長を伸ばそうと考えるとタンパク質やカルシウムに偏りがちになってしまいます。
成長期の子どもにはいろいろな栄養が必要なので、六大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく摂取することが大切でしょう。
コンビニなどで簡単に購入できるスナック菓子やインスタント食品ではこれらの栄養を満たすことが難しいです。

さらに、最近は朝食を摂らない子どもも増加しています。
つまり、バランスが良い1日3回の食事は子どもの身長を伸ばすために、必ず取り組んでいただきたい課題だと考えられているのです。

成長ホルモンを増やすためにはタンパク質をしっかりとって、食習慣にも気を配りましょう


身長を伸ばすためには骨の端にある軟骨成分を増殖させる必要があります。
この軟骨成分を増やすように刺激するのが成長ホルモンなどのホルモンです。

成長ホルモンを増やすために大切なのがアミノ酸だと言われています。
成長ホルモンの材料となるアミノ酸を供給するためには、タンパク質が不足しないように十分な量を摂取しましょう。

厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準」では1日に摂取したいタンパク質の量が示されています。
6歳~7歳男子のタンパク質の推奨量は1日に35g、10歳~11歳になると50gです。

成人のタンパク質推奨量は男性で60g、女性で50gなので、10歳頃になれば大人と同じ量のタンパク質が必要と考えられます。
さらに、アミノ酸の一種であるアルギニンは、下垂体に働きかけることで成長ホルモンの分泌を促進すると考えられています。

アルギニンは鶏肉や大豆製品、落花生などに多く含まれています。
これらの食品を意識して摂取するようにしましょう。

さらに食習慣も大切です。

成長ホルモンは空腹時に分泌されます。
食事量を調節するとともに、運動や遊びでしっかりお腹を空かせるようにしましょう。

糖分の摂りすぎや内臓脂肪過多、ストレスが原因で成長ホルモンが減少することもあります

身長を伸ばすために必要な成長ホルモンですが、さまざまな理由によって分泌が減少してしまいます。

それは、食生活も例外ではありません。成長ホルモンを減らしてしまう食習慣を紹介します。

糖分の摂りすぎ

成長ホルモンには人が生きるためのエネルギーを作りだす役割があります。
しかし、糖分を摂りすぎてしまうことで血糖値が高い状態で安定してしまえば、下垂体は成長ホルモンを分泌する必要がないと判断してしまいます。
結果として成長ホルモンの分泌が減少してしまうと言われています。

内臓脂肪過多

内臓脂肪が多すぎると、空腹の状態でも血液中にまだ十分にエネルギー源である遊離脂肪酸が存在することになります。
すると下垂体が成長ホルモンの分泌が必要ないと判断してしまうことで、成長ホルモンの分泌が進まない可能性があります。

ストレス過多

子どもの成長には楽しく食事をすることも大切です。
ストレスは成長ホルモンの分泌を抑えてしまうと言われています。楽しくリラックスして食事することは消化吸収やホルモンバランスにはとても良い影響を与えるでしょう。

食卓を楽しく演出することで、食事も進み子どもの成長にいい影響を与えると言われています。

(まとめ)成長ホルモンを増やすために必要な栄養は?

1.成長ホルモンを増やすために必要なのはタンパク質を中心にした六大栄養素がとれる食事です

子どもの成長には骨や筋肉となるタンパク質など、幅広い栄養が含まれた食事が必要です。成長期の子どもに必要とされるタンパク質は大人と同量以上です。
タンパク質豊富な食事を3食しっかり取るように心がけましょう。

2.子どもの身長を伸ばすためにはバランスが良い食事を心がけましょう

子どもの身長は思春期が過ぎて、骨が固まってしまうまでにどれだけ伸びたかで決まると言われています。そのためには骨や肉となり、成長ホルモンの分泌を助ける栄養が不可欠です。

3.成長ホルモンを増やすためにはタンパク質をしっかりとって、食習慣にも気を配りましょう

身長を伸ばすためには骨端線を刺激するホルモンの分泌を増やす必要があります。成長ホルモンの材料となるアミノ酸を供給するにはタンパク質を摂取しましょう。
アミノ酸の一種であるアルギニンも成長ホルモンの分泌に効果的だと言われています。

4.糖分の摂りすぎや内臓脂肪過多、ストレスが原因で成長ホルモンが減少することもあります

成長ホルモンは生活中のいろいろな要素に影響されています。食生活に焦点を当てると、糖分の摂りすぎや内臓脂肪過多によって成長ホルモンが減少すると考えられています。
バランスが良い食事を楽しく摂取することが大切です。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師