ソマトスタチンの機能によって成長ホルモンの分泌が抑制されます


ソマトスタチンは成長ホルモンの分泌を抑制する機能があります。
成長ホルモンは、脳の視床下部で出される成長ホルモン放出ホルモンで分泌が進み、逆にソマトスタチンの作用で抑制されます。

これらのバランスが崩れることによって、低身長症などが引き起こされることもあります。
気になる場合は病院で分泌されているホルモンのバランスを検査するようにしましょう。

成長ホルモンの分泌は、成長ホルモン放出ホルモンとソマトスタチンによってコントロールされています

成長ホルモンは脳の下垂体前葉にある成長ホルモン細胞で作られています。
成長ホルモンは多すぎても、逆に不足しても問題があります。

もし少なすぎると、下垂体性小人症という病気になり、逆に多すぎれば、巨人症や先端肥大症を引き起こすと言われているのです。
そのため、成長ホルモンは各種のホルモンの作用によってコントロールされています。

成長ホルモンの分泌は脳の視床下部から出される成長ホルモン放出ホルモンとソマトスタチンというホルモンで調節されています。成長ホルモン放出ホルモンは、その名前からわかるように脳下垂体前葉から成長ホルモンを分泌させるホルモンです。

一方で、ソマトスタチンは成長ホルモン放出抑制ホルモンとも呼ばれて成長ホルモン分泌を抑える役割を担っています。私たちの身長は栄養や生活環境に左右されます。

さらに脳のコントロールも避けられません。
健やかな成長して身長を伸ばすためには、ホルモンや脳の働きを無視することはできないのです。

私たちの体はホルモンが複雑に関係することで機能を維持しています


私たちの体はホルモンの影響を大きく受けています。
そのなかでも成長ホルモンは、体の成長や免疫維持、機能回復には欠かせないホルモンです。
成長ホルモンは脳から出される成長ホルモン放出ホルモンと、ソマトスタチンの相互作用によって分泌が適正になるように調整されています。

ソマトスタチンは成長ホルモン放出を抑制するだけではありません。
甲状腺刺激ホルモンや胃酸の分泌を刺激するガストリンというホルモンを抑制するのもソマトスタチンの機能です。

ソマトスタチンの役割にはインスリンの分泌抑制もあります。
つまり、ソマトスタチンの作用は、成長や基礎代謝、血流の調整、胃酸の分泌や消化管の運動など多岐にわたります。

脳の視床下部はソマトスタチンのほか、成長ホルモン放出ホルモンなどを司り、自律機能の調整を行っています。
脳の視床下部に腫瘍や異常がある場合、ホルモン分泌が適切に行われないため低身長症状などを引き起こすことがあります。

その場合は、成長ホルモンの補充などの治療が一般的です。
内分泌障害は非常に複雑なため、専門医の診察が欠かせません。

気になった場合は早めの検査をおすすめします。

アルギニンはソマトスタチンの分泌を抑えることで、成長ホルモンの分泌を増やすと言われています

成長ホルモンは私たちが日々食べている食事によっても影響を受けると言われています。
成長ホルモンの分泌を促すと言われているアミノ酸アルギニンの働きにも、ソマトスタチンは関係しています。

アルギニンにはソマトスタチンの分泌を抑える効果があると言われています。そのため、アルギニンを適度に摂ることでソマトスタチンが抑制され、その結果成長ホルモンの分泌を促すと考えられているのです。

アルギニンは非必須アミノ酸で、私たちの体のなかでも合成することができます。
しかし、子どもはアルギニンを作り出す機能が未発達だと言われています。

大人であってもケガやストレスで体力を消耗するときは、体内でアルギニン不足になることがあるでしょう。
そのため、アルギニンは別名で条件付き必須アミノ酸とも呼ばれているのです。

アルギニンはアミノ酸なので、タンパク質豊富な肉類や大豆に多く含まれています。
成長ホルモンの分泌をコントロールするには、アルギニンを含む商品を中心にバランスが良い食事を心がけましょう。

(まとめ)ソマトスタチンは成長ホルモンにどんな影響があるの?

1.ソマトスタチンの機能によって成長ホルモンの分泌が抑制されます

ソマトスタチンの働きによって成長ホルモンの分泌は抑制されます。成長ホルモンを増やす成長ホルモン放出ホルモンとソマトスタチンが相互に作用することで、成長ホルモンの量がコントロールされています。

2.成長ホルモンの分泌は、成長ホルモン放出ホルモンとソマトスタチンによってコントロールされています

身長を伸ばすためには成長ホルモンの働きが必要です。成長ホルモンの分泌は脳の視床下部から出される成長ホルモン放出ホルモンで促進され、逆にソマトスタチンによって抑制されています。
成長ホルモンは多すぎても少なすぎても問題となります。

3.私たちの体はホルモンが複雑に関係することで機能を維持しています

成長ホルモンの放出を抑制するソマトスタチンは他にも多くの役割を担っています。血流の調整や、インスリンの分泌抑制もソマトスタチンの機能です。ホルモン分泌を司る脳の視床下部に異常があると、さまざまな体の機能に影響があると考えられています。

4.アルギニンはソマトスタチンの分泌を抑えることで、成長ホルモンの分泌を増やすと言われています

アルギニンはソマトスタチンの分泌を抑えると言われています。そのため、アルギニンを摂取することで成長ホルモンを増やす効果が期待できると考えられています。
アルギニンは鶏肉などに多く含まれているので、普段の食事で積極的に摂取すると良いでしょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師