子供が成長するときに必要なミネラルはカルシウムやマグネシウム、亜鉛など複数あります


ミネラルは成長期に体を作るために必要な栄養成分です。
ミネラルにはさまざまな種類があり、骨や歯の形成、新陳代謝を高めて体作りをサポートする、神経や筋肉の機能を維持するなど多くの役割を持っています。

成長期にはカルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルが骨を伸ばすための働きをし、またさまざまな栄養と結びついて身体を作るのです。

成長期には骨を強くして身長を伸ばすためにミネラルが必要です

成長期には、脳下垂体から成長ホルモンが分泌されます。

そして成長ホルモンが成長期の子供の身長を伸ばす働きをすると言われているのです。
成長ホルモンは肝臓に働いて ソマトメジンCという成長因子を分泌させ、骨の端にある骨端線に働きかけて骨を伸ばすとされています。

この成長ホルモンはタンパク質でできていますが、成長ホルモンの分泌を促すのは亜鉛というミネラルの働きによると考えられているのです。
成長期で伸びている途中の骨の骨端線に分泌された成長ホルモンが働きかけると、タンパク質(コラーゲン)が土台となり、カルシウムやリンが骨の材料になって骨を形成することで、骨が少しずつ伸びると言われています。

鉄は血液を作る材料としてとても重要な栄養素です。
鉄が不足すると血液が足りなくなり、成長ホルモンや栄養素、酸素などを体中に運ぶ働きが弱くなるとされます。

また、銅やマンガン などはタンパク質を作るサポートをする働きをし、葉酸はコラーゲンをより丈夫に組み立てるという働きをします。
さまざまなミネラルがそれぞれの働きで成長をサポートするため、成長期の子供にはミネラルがとても重要と言えるでしょう。

ミネラルには主要ミネラルと微量ミネラルがあります


タンパク質や炭水化物、脂質の三大栄養素の他に、成長や生命維持に必要な栄養素としてミネラルとビタミンがあるのです。
人間に必要なミネラルには100種類以上の種類があると言われています。

そしてミネラルは基本的に体内で作ることができない栄養素なので、食事で摂取するしかありません。
ミネラルが不足していると、子供の身長が伸びないなど成長に悪影響を及ぼす可能性があり、また体調を崩す原因になります。

足りていないミネラルの欠乏症などになる場合もあるのです。

ミネラルには主要ミネラルと微量ミネラルが存在します。

1日に100mg以上摂取する必要があるミネラルを主要ミネラルと言い、それに対し微量ミネラルは1日の必要量が少なくて良いミネラルです。
主要ミネラルにはカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウム、リンがあり、微量ミネラルには鉄や銅、亜鉛、マンガンなどの種類があります。

一部のミネラルだけを摂取しただけではミネラルの働きは弱くなるため、なるべく多くのミネラルをバランス良く摂取することが大切です。 

子供の成長期にはバランス良く栄養を摂取する必要があります

成長期の子供の身長を伸ばすには、三大栄養素に加えミネラルやビタミンなどをバランス良く摂取することが必要と言えます。
肉や魚、大豆製品などでタンパク質を摂取し、野菜や果物でビタミン、カルシウムの摂取には乳製品、その他にもマグネシウムは海藻類やナッツ類などで摂取しましょう。

オメガ3系の脂肪やDHA・ビタミンDは魚に含まれているので、これらの栄養を考えて食事をするように気をつけることが大切です。

また、十分な睡眠や適度な運動など身長を伸ばすために必要な要素はたくさんあります。

これらの成長のために必要とされることを心がけて行っていても思ったように身長が伸びない場合には、早めに医師に相談してみましょう。
もしも病気など、何らかの原因で骨の成長に必要な成長ホルモンの分泌が足りない場合には、成長のために必要とされる環境を整えたとしても身長を伸ばすのは難しいです。
身長を伸ばすことができる期間は限られているので、早く原因がわかって早い時期に改善のための治療をした方が身長の伸びが期待できます。

(まとめ)子供の成長に必要なミネラルとは?

1.子供が成長するときに必要なミネラルはカルシウムやマグネシウム、亜鉛など複数あります

ミネラルにはカルシウムやマグネシウム、亜鉛などさまざまな種類があります。それぞれの働きがあり、骨や歯の形成、新陳代謝を高めて成長期に身長を伸ばすなど、体を作るために必要な働きをしています。

2.成長期には骨を強くして身長を伸ばすためにミネラルが必要です

成長期には成長ホルモンの働きで身長が伸びるとされています。この成長ホルモンの分泌を促すのは亜鉛というミネラルで、骨の材料となるのはカルシウムやリン、他にもさまざまなミネラルが成長のサポートに役立ちます。

3.ミネラルには主要ミネラルと微量ミネラルがあります

ミネラルには100種類以上の種類がある言われているのです。1日に100mg 以上摂取する必要はあるミネラル主要ミネラルと言い、それ以外の微量の摂取量で間に合うミネラルを微量ミネラルと言います。

4.子供の成長期にはバランス良く栄養を摂取する必要があります

成長期の子供の身長を伸ばすためには三大栄養素にミネラルやビタミンなどをバランス良くとること、また十分な睡眠や適度な運動なども必要です。気をつけていても身長がなかなか伸びないときには早めに医師に相談するといいでしょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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院長 齋藤まい医師