成長ホルモンの分泌を促したい時は積極的にオルニチンを取ると良いでしょう


オルニチンは肝臓の働きに役立つアミノ酸の一種です。
体をつくる以外にも働きをもち、不足したアミノ酸を補う役割があるため、代謝バランスを取ることに役立ちます。

オルニチンサイクルの中でつくられるアルギニンは成長ホルモン分泌促進に働くと言われているため、オルニチンを積極的に取ることが成長ホルモンを増やすことに役立つとされているのです。
オルニチンを多く含むしじみなどを毎日継続して食べるようにすることで、成長ホルモンの分泌を促進させることが期待できるでしょう。

アミノ酸の一種であるオルニチンは成長ホルモンの分泌を助けます

オルニチンには、「オルニチンサイクル」と呼ばれる、オルニチンが変化して最後にまたオルニチンに戻るという流れがあり、この流れの中で、アルギニンというアミノ酸が生成されます。
このアルギニンが成長ホルモンの合成に関わる脂肪に関係があるとされているため、オルニチンを十分取ることにより成長ホルモンの分泌を促進することが期待できるのです。

オルニチンのさまざまな働き

オルニチンは、成長ホルモンの分泌促進以外には疲労回復の働きもあると言われています。
アルコールが原因の二日酔いなどに役立つのは有名ですが、運動をしすぎた時や日常生活が忙しくて疲れた時などにもおすすめだと言います。

他にも運動中のパフォーマンスのキープや、持久力を高める役にも立つことが期待されているので、運動して成長ホルモンの分泌を高めたい時などにも積極的にオルニチンを取ると良いでしょう。

オルニチンを含む食べ物を毎日適度に食べましょう


オルニチンを含む食べ物としてはしじみが有名ですが、その他にもエノキ、マグロ、ヒラメ、パン、チーズなどがあります。
この中でも特にオルニチンを多く含んでいるものはしじみとエノキなので、積極的にこれらの食品を取ってみてはいかがでしょうか。

例えば、しじみに含まれているオルニチンを効率よく取るには味噌汁がおすすめです。
しじみに含まれているタウリンという肝機能を助ける働きを持つと言われる成分は水に溶けだしますが、汁ごといただく味噌汁であれば捨てることなく取ることができるのです。
ちなみにしじみのオルニチンは、冷やせば冷やすほど増えると言われており、最も多いのはマイナス4℃の時だと言います。
韓国などではいったん冷凍してからしじみを食べる風習があるほどです。

一方、エノキを使ったレシピは非常に豊富で、味噌汁の具や野菜炒めの具材のひとつ、オルニチンを同じく含むカレイと煮るなど幅広い調理方法ができます。
そのため普段から常備しておき、何かとエノキをプラスしてメニューをつくるようにすると、積極的にエノキからオルニチンを取ることにつながるでしょう。

食事や睡眠などを改善しても低身長が気になる時は専門医に相談してみましょう

オルニチンだけを積極的に取っても、栄養バランスが悪ければ成長ホルモンの分泌もスムーズではなくなりやすいです。
ですから、タンパク質をしっかり取れる栄養バランスの良い食事や十分な睡眠も心がけましょう。

睡眠時間はその質にもこだわることがおすすめで、眠り初め2時間を特にぐっすり寝られるよう環境を整えてあげましょう。
寝る前の2~3時間にスマホやテレビを見ないようにしたり、寝具は肌ざわりの良い物を用意してあげたりなどあらゆる工夫ができます。

運動も骨に刺激を与えることで身長を伸ばしやすくなるので、適度に継続して行いましょう。
内容は全身運動で同じような動きばかりではなく、ひねったり反らしたり、曲げたりといったいろんな動きをする運動がおすすめです。

低身長の専門医が行うホルモン治療

お子さんの身長が周りの子に比べて低いと感じたり、伸びが悪い思ったりする時は、一度整形外科で低身長の専門医のところで診察を受けてみましょう。
このようなクリニックでは、直接成長ホルモンを投与して身長を伸ばす作用に働きかける施術を行います。

生活習慣の改善などをしてもあまり変化が見られない時は、専門医への相談がおすすめでしょう。

(まとめ)オルニチンは成長ホルモンの分泌を促進する?

1.成長ホルモンの分泌を促したい時は積極的にオルニチンを取ると良いでしょう

オルニチンサイクルの中でアルギニンがつくられます。これが成長ホルモンの分泌促進に役立つと言われるためオルニチンの摂取が良いとされています。しじみなどオルニチンを多く含む食品を、毎日の食事で継続して取ると良いでしょう。

2.アミノ酸の一種であるオルニチンは成長ホルモンの分泌を助けます

オルニチンサイクルの中で生成されるアルギニンには成長ホルモン分泌促進の働きがあると言われています。その他にもオルニチンには疲労回復や運動中にパフォーマンスアップなどの働きも期待されているので、積極的な摂取がおすすめです。

3.オルニチンを含む食べ物を毎日適度に食べましょう

毎日オルニチンを取り続けたい時は、しじみ、エノキ、マグロ、ヒラメ、パン、チーズなどの食品をまんべんなく使いましょう。中でもしじみとエノキにはオルニチンが多く含まれているため、積極的にメニューに取り入れてはいかがでしょうか。

4.食事や睡眠などを改善しても低身長が気になる時は専門医に相談してみましょう

オルニチンを積極的に取るようにしたら、栄養バランスの取れた食事・十分な睡眠・適度な運動も心がけることです。それでも成長ホルモンの分泌や身長の伸びに心配がある時には、整形外科の専門医へ相談してみましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師