成長期は何歳までかというと、男女共17~18歳位ですが個人差があります


子供の成長期は17~18歳頃までと言われていますが、一般的な数字で何歳までと厳密に決まってはいません。人によっては思春期が遅く、20歳でも身長が伸びることもあります。

しかし思春期が早く到来するとその分成長期が短く、身長が低いままになりやすいです。とくに肥満の子は脂肪細胞から分泌されるレプチンの影響で思春期を早めやすいので、肥満解消の生活習慣を心がけましょう。

もし子供の身長に不安を感じたら専門医に早めに相談をすることです。

二度目の成長期のあとはほとんど身長が伸びなくなります

身長が大きく伸びる機会は生まれたばかりの頃と二次性徴を迎える前にあります。二次性徴の前の成長期を迎えて大きく身長が伸びたあとは、体が大人になり身長がほとんど伸びなくなるのです。

そのため子供の成長期は何歳までかというと、17~18歳位までですが、思春期の到来には個人差があるため20歳になっても伸びる人もいます。

男女差がある

思春期の頃に訪れる二度目の成長期の始まりは性別によって差があります。

女子の方が男子よりも早く思春期が始まることは多く、その分男子よりも身長を伸ばせる期間が短くなるのです。その結果、男性よりも女性の方が身長が低い場合が多くなります。

成長期の間が身長を伸ばすチャンス

体が大人になってしまうと、子供の骨に合った骨端線が失われるため骨が大きく伸びなくなります。骨端線は二次性徴をし、大人の体へ成長を遂げるとともに軟骨組織が石灰化して硬くなるのです。

その結果、軟骨細胞を増やすことができなくなるのです。このため、思春期が始まる前、まだ体が子供の状態にある成長期のうちに、身長を伸ばすための生活をすることが大切と言えるでしょう。

思春期が早く来ると成長期が短くなりやすいです


成長期の終了が近づくにつれて、子供の骨にある骨端線の軟骨層が減っていきます。すると骨が大きく伸びなくなっていき、すべて石灰化されて硬くなるとほとんど身長は伸びなくなるのです。

肥満の子は思春期が早い

肥満の子供の場合、小さい頃は周りの子より背が高かったのに、周りの子が成長期を迎えると相対的に身長が低くなるということがあります。これは肥満が原因で早いうちに思春期が到来することが原因です。

脂肪細胞から分泌されるレプチンは、性機能の成熟にも関わりがあります。レプチンの分泌量が多い肥満の状態では、思春期の到来が促されやすくなるため、身長をよく伸ばす前に成長期を終えてしまうことがあるのです。

したがって肥満の子は脂肪控えめの食事や間食でジュースやスナック菓子を取らないこと、運動不足を解消するために定期的に運動することなどを心がける必要があるでしょう。

骨端線はレントゲンで確認

骨端線はレントゲンを撮ると関節付近に白い線で写るため、骨端線の有無を確認することは可能です。

成長期が終わりに近づくと骨端線は薄くなっていきほとんど見えなくなるため、成長期の終了を確認する方法でもあります。

思春期に個人差はあるものの、低身長の治療は早めに始めましょう

思春期に入る時期は個人差があるものの、身長の低さを改善するにはできるだけ早めに治療をした方がメリットがあります。そのため、子供の身長が周りよりも低くて気になる時や、「もう少し身長が高ければ」とコンプレックスを抱えているようなら、専門医に相談しましょう。

専門医療機関で適切な治療を

生活習慣の改善で身長を伸ばそうとする方法もありますが、結果がいつどのように出てくるかはわかりません。しかし、専門医の元で適切な診察・治療を受ければ、経過観察とともに、子供の身長を伸ばすための適切な処置が期待できるでしょう。

診察・治療は、問診・血液検査やレントゲン撮影などを行い、その結果を元に成長ホルモン製剤を投与する方法を行えるか判断するという流れになります。成長ホルモン療法は、体内の成長ホルモンの量を注射によって増やし、身長が伸びるように促すという治療法です。

この方法は、年齢が低い時に治療をスタートするほど、使用する製剤の量が少なくなるため、負担も軽くなります。そのため、早めの医師への相談を心がけることが大切と言えるでしょう。

(まとめ)成長期は何歳まで続くの?

1.成長期は何歳までかというと、男女共17~18歳位ですが個人差があります

17~18歳までが成長期とされるものの、20歳まで続く人もいます。これは思春期の到来時期に差があるためで、早く訪れた人ほど成長期は短くなります。

そして身長の伸びに不安があれば専門医を受診しましょう。

2.二度目の成長期のあとはほとんど身長が伸びなくなります

二次性徴の前に成長期が訪れたあと、体が成長しきって大人になってしまうとほとんど身長が伸びなくなります。その頃は17~18歳位ですが個人差はあり、男女で思春期の到来時期にも違いがあるのです。

3.思春期が早く来ると成長期が短くなりやすいです

成長期の終了は、子供の骨で軟骨層が減っていくことからわかります。また、肥満の子はレプチンの分泌量が多いため思春期が早く成長期の終了も早いことが多いです。

そのため思春期を遅らせるには肥満の解消を目指した生活へ改善しましょう。

4.思春期に個人差はあるものの、低身長の治療は早めに始めましょう

子供の身長が低くて心配な時や、子供が身長にコンプレックスを感じている時は早めに専門医に相談し、診察や治療を受けましょう。治療法には成長ホルモン療法があり、早いうちに治療を始めた方が使う製剤の量も少なくなります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
川原 昭久医師
かわはら あきひさ/Akihisa Kawahara
経歴
福島県立医科大学 医学部 卒業
平塚共済病院 臨床研修医
昭和大学藤が丘病院 整形外科 入局
下記 昭和大学藤が丘病院関連施設にて勤務・研修
東戸塚記念病院、横浜新都市脳神経外科病院、横浜旭中央病院、海老名総合病院、山梨赤十字病院、戸塚共立リハビリテーション病院、相模野病院
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
下田総合病院
西新宿整形外科クリニック 医院長に就任
ロコモアドバイスドクター 就任(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 川原 昭久医師