成長期は、栄養バランスが整った食事が大切です


成長期における食事は、栄養バランスを整えることが重要です。たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの栄養をバランス良く摂取する必要があります。

さらに活動量によって異なりますが、成長期には大人以上にエネルギーが必要と言われています。栄養が偏る、不足することで、成長に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

成長期の食事は、栄養バランスを意識しましょう

食品の栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5つに大きく分類することが出来ます。これらの栄養素は、それぞれ異なった役割があります。

そのため成長期の身体にとっては、すべての栄養素をバランス良く摂取する必要があるのです。

たんぱく質

人の身体は15~20%がたんぱく質から出来ていると言われています。
たんぱく質は筋肉や骨、肌、髪、免疫物質などを作る役割があります。さらに他の栄養素の運搬をする働きもあり、体内にとっては欠かせない栄養素です。

脂質

身体を動かすエネルギー減となる栄養素です。体温を維持する役割もあります。

炭水化物

脳を動かす唯一の栄養素です。身体を動かすために欠かせない栄養素であり、1日に必要なエネルギーの60%程度を炭水化物から取り入れていると言われています。

ビタミン

他の栄養素の働きをサポートする、身体を保護するなどの役割があります。ビタミンは13種類あり、成長過程ではとくにビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンDが大切になるでしょう。

ミネラル

ミネラルは身体の中で作ることができないため、食品から補う必要があります。身体を作る、身体の調子を整えるなどの役割があります。

成長期には、とくにカルシウムや鉄などのミネラルが重要と考えられているのです。

成長期には大人以上にエネルギーが必要となります


成長期の身体は、活動に使うエネルギーだけでなく成長に必要なエネルギーも補う必要があります。

・6~7歳:男子1550 女子1450
・8~9歳:男子1850 女子1700
・10~11歳:男子2250 女子2100
・12~14歳:男子2600 女子2400
・15~17歳:男子2850 女子2300
・18~29歳:男子2650 女子1950単位(Kcal/日)

各年齢・性別で、1日に必要とされるエネルギーは上記のようになっています。

つまり、大人以上に成長期の子供はエネルギーを多く必要としているとされているのです。また活動量によっては必要なエネルギー量が変わってきます。

部活など運動をしている場合には、さらにエネルギーを摂取する必要があります。これらのエネルギーを摂取するためには、3食しっかり食べることが重要です。

たとえば朝食を摂らないだけでも摂取エネルギーが不足しやすくなります。また朝食を摂っていても菓子パンだけなど単品では、栄養が偏る可能性があります。

栄養の偏りやエネルギーが不足しないためにも、3食の食生活を意識するようにしましょう。

栄養が不足、偏ることで成長に悪影響を及ぼします

現代は多くの成長期の子供が栄養不足の状態にあるとも言われています。栄養が不足していると、身体の成長だけでなく精神面にも影響がでると考えられています。

まず栄養不足で起こるのは、発達の遅れです。骨を大きく強くするためにも栄養素は必要となります。

栄養不足している状態では、骨の成長を促すことが出来ずに身長の伸びが止まってしまうと言われています。また脳の発達の遅れや体重減少などの症状も現れてくるのです。

精神面では疲労感や脱力感、イライラ、キレやすい、集中力の欠如など多くの症状が見られます。そのため学力の低下などにつながるとも言われているのです。

摂取カロリーは十分に足りているにも関わらず、栄養が不足している場合もあります。「新型栄養失調」と呼ばれる栄養不足は、栄養バランスの偏りによって起こるのです。

偏食やインスタント食品、ジャンクフードの食べ過ぎなどが原因とされています。3食しっかり摂ること、バランスを考えることは、健康な身体を作るために欠かすことができません。

(まとめ)成長期の食事は何を意識したらいいの?

1.成長期は、栄養バランスが整った食事が大切です

成長期における食事は栄養バランスを意識することが大切です。さらに成長期は、大人以上にエネルギーが必要と言われています。

栄養が偏る、不足することで成長に悪影響を及ぼすと考えられているのです。

2.成長期の食事は、栄養バランスを意識しましょう

たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5つの栄養素に大きく分けることができます。栄養素によって身体に対する役割が異なるため、成長期の身体を作るためには、すべての栄養素をバランス良く摂取するようにしてください。

3.成長期には大人以上にエネルギーが必要となります

成長期の身体は、活動のエネルギーに加え成長に必要なエネルギーも補う必要があります。そのため成長期は大人以上にエネルギーが必要となります。

エネルギーが不足しないためにも、3食しっかり食べるように心がけましょう。

4.栄養が不足、偏ることで成長に悪影響を及ぼします

栄養が不足していると、身長が伸びない、体重減少などの症状が起こります。精神面では集中力の低下、イライラなどの症状が見られるでしょう。

「新型栄養失調」は栄養バランスの崩れで起こるとされています。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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院長 齋藤まい医師