成長期に足を伸ばすためにはストレッチなどが適していると考えられています


一般的に成長期は16歳頃までと言われています。成長期を過ぎると身長の伸びは止まり、その後身長が伸びることはありません。

足の長さを伸ばしたいという場合には、成長期の間に、身長を伸ばすといわれるさまざまな方法を試すことが大切といえます。

とくに身長を伸ばす働きがあるとされる成長ホルモンが全身に行き渡るように、ストレッチを行い血行を良くすることで、足が長くなることが期待できるといえるでしょう。

成長期には成長ホルモンによって骨が伸びます

成長期には骨一本一本の先端に「骨端線(こったんせん)」という隙間ができています。この骨端線部分は柔らかい軟骨でできていて、成長ホルモンなどによって刺激されるとその軟骨が増加してから硬い骨に変化することで骨が伸びるとされています。

骨端線は成長期を過ぎると軟骨がなくなり硬い骨になります。そうして骨端線が閉じると骨が伸びなくなり、それ以降の身長の伸びが止まるため、あとからでは身長を伸ばすことはできません。

足を伸ばすためには、まず骨を伸ばす働きをする成長ホルモンの分泌を促進させる必要があるでしょう。十分な睡眠や栄養バランスのよい食事などさまざまな要因が揃うと、成長ホルモンの分泌が増加します。

成長ホルモンの分泌を増加させるような生活を心がけながら生活を送っていると、脳下垂体で十分な成長ホルモンが作られるようになるでしょう。成長ホルモンは作られたあとに血液の流れに乗って全身に運ばれます。

足を伸ばしたい時には 、とくに足のストレッチで血行を良くすることや足全体を伸ばすとよいといわれています。日常的に、足の高いイスに座って足をぶらぶらと動かしたり空気を蹴ったりして、足を伸ばす運動を取り入れてみるといいでしょう。

適度な運動により身長が伸びるといわれています


ジョギングや縄跳びなど適度な運動は、成長ホルモンの分泌を促進すると言われています。筋トレなどでも、ムリのない適度な運動を行っていると成長ホルモンの分泌が増えて身長が伸びる可能性が高くなるでしょう。

スポーツの中ではとくにバレーボールやバスケットボールなどの、動きの中に跳躍を含むスポーツが身長が伸びやすいと言われています。

跳躍により骨に縦方向の刺激が与えられることで、骨が影響を受けて伸びやすくなると考えられています。

筋トレやスポーツでも、常に重いものを持ったり、ジャンプをしたりした時の着地で足に大きな負担がかかる状態を続けていては、身長は伸びにくいとされています。

スポーツによりエネルギーが消費されて、骨を作るための栄養が足りなくなっている場合にも身長はなかなか伸びないでしょう。

激しすぎる運動は体への負担になり身長が伸び悩む原因になる場合があります。できるだけムリなく適度な運動を行うようにし、体への負担を減らすために足への負担が少ない靴や栄養価の高い食事などに気をつけてあげるとよいでしょう。

希望通りに身長を伸ばしたい場合には専門の医師へ相談すると安心です

身長が伸びるためには、成長ホルモンが大きく関係していますが、何らかの原因で成長ホルモンの分泌が悪い状態になっていると、成長曲線から外れている低身長や成長の伸びが緩やかになる場合があります。

成長ホルモンの分泌に影響が出る原因には、脳腫瘍・染色体異常・SGA 性低身長症などがあります。

これらの原因により成長ホルモンが十分に作られない状態になっていると、もっと身長を伸ばしたいと思っていても思うようにいかない場合が多いかもしれません。

成長ホルモンの分泌が難しい場合には、成長ホルモン療法が適しているとされ、脳腫瘍の場合には腫瘍を取り除くなどの施術で症状が改善する可能性があるとされています。

また骨や軟骨そのものに異常があることでも低身長になるとされています。骨に問題がある場合には、身長が伸びにくく胴体に比べて手足が短いなどの特徴があります。

この軟骨異栄養症では、身長を伸ばすための成長ホルモン療法などで改善が期待できます。

成長曲線からずれている、今までは身長が順調に伸びていたのに急に身長の伸びが悪くなったなど、急な変化が生じている場合には早めに専門の病院にかかるようにしましょう。

(まとめ)成長期にできるだけ足を伸ばすための方法は?

1.成長期に足を伸ばすためにはストレッチなどが適していると考えられています

一般的に16歳頃までと言われている成長期は、成長ホルモンにより身長が伸びている期間です。

この成長ホルモンが足まで行き渡るように、 ストレッチで血行を促進することが足を伸ばすためによいと考えられています。

2.成長期には成長ホルモンによって骨が伸びます

成長期には骨の先端に骨端線があり、骨端線が成長ホルモンに影響されることで骨が伸びるとされています。

足を伸ばすためには血行を良くし、足の骨を物理的に伸ばすようなストレッチや運動などを行うとよいでしょう。

3.適度な運動により身長が伸びるといわれています

適度な運動は成長ホルモンの分泌を促進すると言われています。

そしてバレーボールやバスケットボールなど、跳躍の動きが入っているスポーツは、骨に刺激を与えるため身長が伸びやすいともされています。

4.希望通りに身長を伸ばしたい場合には専門の医師へ相談すると安心です

何かの原因があり成長ホルモンの分泌がされていないと、低身長や急に身長の伸びが悪くなる場合があります。

脳腫瘍や染色体異常、軟骨異栄養症などの心配がある場合には、早めに専門の病院に行って検査を受けた方がよいでしょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師