成長期の夜ふかしは身体面や精神面に悪影響があります


成長期の子供にとって十分に眠ることは、健全な身体を育てるためには重要な要素です。十分に眠ることで、成長ホルモンの分泌を促進することが期待できます。

また眠る時間が少なくなることで、精神面にも影響を及ぼすと考えられています。集中力が低下する、キレやすいなどの状態になり、学力低下に繋がると言われているのです。

成長期の子供には、夜ふかしをさせずに十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

夜ふかしによる睡眠不足は成長に影響を及ぼします

成長期の子供は、大人以上に眠る時間が必要になると言われています。成長期の子供は、基本的に10時間眠る時間を確保することが大切なのです。

つまり夜8時頃眠り、朝6時頃起床するのが理想的と考えられています。眠る時間を10時間から8時間に短縮するだけで、脳の発達に影響を及ぼす可能性があるとされています。

夜ふかしを行い、さらに眠る時間を削ってしまえば、ますます悪影響を及ぼすと言えます。眠る時間が不足することで、まず成長を妨げる恐れがあるのです。

低身長のリスクが高くなる

眠る時間が短いことで、成長ホルモンの分泌に異常をきたす可能性があります。そのため第二次性徴が終わる時期が早くなると考えられているのです。

第二次性徴期が早く終わることで、身長は伸びずに低身長の状態になる場合があります。

肥満のリスクが高くなる

夜ふかしなどを行う場合、ついおやつなど間食をしてしまうケースが多くあります。そのため睡眠時間が短い子ほど肥満傾向にあるとも言われています。

肥満の状態であれば、高血圧や高血糖など体調の異常をきたす場合もあるでしょう。

易疲労性

眠っている時間に疲労が回復され、翌朝元気な状態を保つことができます。眠る時間が短ければ、疲労を回復することができにくくなるのです。

その結果として疲労が蓄積され身体がだるいなど、疲れやすい状態に陥ると言われています。

身体面の発育を正常に行うためにも、十分に眠る時間を確保するように心がけてください。

睡眠不足は学習能力を低下させる場合があります


眠る時間が短くなることで、精神面にも影響を及ぼすと言われています。平成26年度の文部科学省の調査によると、眠る時間が短くなることでイライラしやすい、自尊心が低い状態に陥りやすいと報告しています。

また集中力や注意力が散漫になることも指摘されており、その結果学習能力を低下させる可能性があると言われています。

広島県の教育委員会が行った調査によると、眠る時間が7時間以上10時間未満の子ほどテストの成績が良かったと報告しています。

眠る時間が不足することで、記憶の定着が悪くなるとも言われています。勉強したことをしっかり覚えるためには、眠ることで定着すると言われています。

成長期の眠る時間の不足は、新しい知識の定着も妨げ、精神面に悪影響を及ぼします。安定した精神面を保つためにも、眠る時間を確保するようにしてください。

十分な睡眠時間を確保するようにしましょう

子供を眠りにつけやすくするためには、まず両親が早く眠るようにしましょう。両親がいつまでも夜ふかししてれば、子供も夜ふかししやすくなります。

一旦部屋の電気を消し、眠れる環境を作るようにしてください。できれば眠る1時間前ぐらいから、徐々に部屋の明かりを薄暗くするようにしましょう。

眠る1時間前ぐらいからスマホやパソコンの使用は控えるようにしましょう。ブルーライトを浴びることによって眠りを妨げる恐れがあります。

また朝の過ごし方も大切です。カーテンを開け、朝日を浴びることで体内時計が回復しやすくなると言われています。

さらに起床後14~16時間経った後にメラトニンが多く分泌されます。メラトニンは眠りを促進するホルモンと言われており、眠りを深くするためには重要なホルモンです。

まずは家族みんなで正しいリズムの生活を過ごすようにしましょう。徐々に眠る時間を増やすように心がけてください。

(まとめ)成長期に夜ふかしするとどんな影響があるの?

1.成長期の夜ふかしは身体面や精神面に悪影響があります

健全な身体を育てるためにも睡眠は重要です。睡眠によって成長ホルモンの分泌が促進されます。

睡眠不足になると、身体面や精神面に悪影響を及ぼします。成長期には、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

2.夜ふかしによる睡眠不足は成長に影響を及ぼします

成長期の子供は、10時間程度睡眠時間を確保することが大切です。夜ふかしによって、睡眠が不足することで身体面に影響を及ぼします。

低身長・肥満・易疲労性などの状態になる可能性があるため、しっかり眠るようにしましょう。

3.睡眠不足は学習能力を低下させる場合があります

眠る時間が短くなることで、イライラしやすい、自尊心が低い状態になると言われています。集中力や注意力散漫、学習能力の低下になる可能性もあります。

精神面を安定させるためにも十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

4.十分な睡眠時間を確保するようにしましょう

子供のために両親も早く眠るようにしましょう。電気を消すなどして眠れる環境を整えてください。

朝はしっかり太陽の光を浴びるようにしましょう。生活のリズムを整えることで、夜ふかしを予防する効果が期待できます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe

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経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師