ノルディトロピンは成長ホルモンの分泌が足りない場合に成長ホルモンを補うための医薬品です


成長ホルモンを分泌する脳下垂体に異常があるなどの理由で、身長を伸ばすのに必要な成長ホルモンが充分に分泌されていないために、小児期の低身長などの症状がでる場合があります。

そのような、成長ホルモン分泌不全などの症状を改善するために使用される成長ホルモン薬が、ノルディトロピンになります。

ノルディトロピンは医師の処方箋が必要になる処方箋医薬品として定められています。

身長の伸びる期間は限られているため、このような医薬品を投与して効果を得るためには、早期の成長ホルモン治療が大切だと言えるでしょう。

ノルディトロピンは低身長などの症状がみられるときに処方される薬です

小児期の成長に大きな役割を果たしているのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは運動や睡眠などの刺激を受けたあとに、脳の下辺りにある脳下垂体から分泌されていますが、生まれつきの発育不全や、成長してから脳下垂体に腫瘍ができてしまうなど、小児期に脳下垂体で成長ホルモンが充分に作り出せなくなると、身長が伸びず成長が止まることもあります。

病院で成人成長ホルモン分泌不全症やSGA性低身長症などと診断をされた場合に、このノルディトロピンが処方される場合があり、低身長の症状が現れる染色体異常のターナー症候群やヌーナン症候群などにも処方されることがあります。

また、骨や軟骨に異常がみられる軟骨異栄養症や慢性腎不全のために低身長の症状がでている場合にも成長ホルモンの投与が適していることがあり、その場合にはノルディトロピンが処方されます。

病院で保険適用になる低身長症と診断された場合には保険を利用して低価格で診療を受けることができる場合もあります。

ノルディトロピンの使用に関して注意することもあります


ノルディトロピンは成長ホルモン製剤です。

成長ホルモンは細胞の分裂を促進させる働きをする重要なホルモンで、小児期の子どもには骨を伸ばして身長を高くするために欠かせないものです。

もし病気などで成長ホルモンを充分に作り出すことができずに低身長の症状がでている場合には、ノルディトロピンのような成長ホルモン製剤を使用することで成長ホルモンを補うことで身長の伸びの改善が期待できます。

成長ホルモン製剤の使用を始めると1年目に身長が大きく伸びて、その後は成長速度が少し緩やかになるといわれています。

ただ、このような低身長の改善のために使用される成長ホルモン製剤ですが、身長が伸びる可能性がある年齢は限られており、骨年齢が男の子は17歳まで、女の子は15歳までしか使用できません。

骨の成長が止まる前までしか使用することができず、年齢が小さいうちに成長ホルモン製剤の使用を始めるほど身長の伸びが大きくなる可能性が高くなるので、小児期に身長が気になるような場合には早めに1度病院で検査を行っておくと安心かもしれません。

病気などではなくても、なかなか身長が伸びない場合にも成長ホルモン製剤で低身長の改善が期待できます。

身長を伸ばすためには日常生活でも気をつけたいことがあります

低身長と診断された、また、診断では低身長という認定をされたわけではなくても身長が伸びるように成長ホルモン製剤を病院から処方してもらっている場合、より身長を伸びやすくするために日常生活で気をつけた方が良いこともあります。

成長を伸ばすために気をつけた方が良いことには、睡眠や運動、食事などがあります。

通常成長ホルモンが多く分泌されるのは夜眠っている時なので、寝る前に成長ホルモン製剤を投与して、しっかりと睡眠をとることで身長がより伸びやすくなることが期待できます。

また、適度な運動を行うことは食欲が増進されて筋肉がつくなど、身長が伸びるために必要な身体作りにつながります。

さらに、栄養バランスのとれた食事をとることで成長ホルモンが細胞を生成するときに必要なタンパク質やカルシウム、エネルギーなどを補給することができるでしょう。

骨が伸びる小児期の期間をすぎて大人の骨になると、成長が止まってしまい、それ以上は身長が伸びなくなってしまいます。

すると、身長を伸ばすための成長ホルモンの投与もできなくなります。

限られた期間で身長の伸びができるだけ改善されるように生活習慣も見直すといいでしょう。

(まとめ)ノルディトロピンは成長ホルモン分泌不全に効果的?

1.ノルディトロピンは成長ホルモンの分泌が足りない場合に成長ホルモンを補うための医薬品です

ノルディトロピンは成長ホルモン製剤として成長ホルモンが足りないため低身長の症状が出ている場合の、身長の伸びをサポートする働きをします。

ただ身長の伸びる期間は限られていて、早めに成長ホルモン製剤を投与したほうが大きな改善も期待できます。

2.ノルディトロピンは低身長などの症状がみられるときに処方される薬です

小児期の成長を促す働きをする成長ホルモンは脳下垂体という器官から分泌されています。

成長ホルモンの分泌量が少なく低身長に関係する病気と診断された場合にはノルディトロピンが処方される場合があります。

3.ノルディトロピンの使用に関して注意することもあります

ノルディトロピンは成長ホルモン製剤として成長ホルモンが足りないため低身長の症状が出ている場合の、身長の伸びをサポートする働きをします。

ただ身長の伸びる期間は限られていて、早めに成長ホルモン製剤を投与したほうが大きな改善も期待できます。

4.身長を伸ばすためには日常生活でも気をつけたいことがあります

身長が伸びるように成長ホルモン製剤を病院から処方してもらっているときには、睡眠や運動、食事など身長の伸びが改善されるような生活習慣を心がけることで、より身長の改善が期待できるようになります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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院長 齋藤まい医師