成長ホルモンの増加に役立つとされるアルギニンを取りすぎると下痢になることがあります


成長ホルモンの分泌を高めると言われる栄養素のひとつにアルギニンがありますが、取りすぎると下痢になることがあります。
しかしアルギニンは自然の物から取っている位では下痢になることはそれほどなく、サプリメントで積極的に取る場合は注意が必要です。

そして身長を伸ばしたい時はアルギニンだけでなく、タンパク質をはじめとしたあらゆる栄養素が必要なので栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

自然の物から取るアルギニンの量で下痢になることはあまりありません

アルギニンはアミノ酸の一種で、人間の体内でつくり出すことのできない成分のため適度に取る必要があります。

そしてアルギニンは、水産品の風味を出している成分であり苦みのある物です。どんな食品にアルギニンが含まれているかというと、魚介類・大豆食品・鶏肉・ナッツ・牛乳などで、これらの食品を毎日の食事のメニューに十分取り入れることが、成長ホルモンの分泌に役立つと言われています。そしてビタミンB6と一緒に取るとアルギニンを吸収しやすくなるのでおすすめです。

サプリメントでアルギニンを摂取する場合

食事の中でも取ることのできるアルギニンですが、市販のサプリメントとしても販売されている物が多々あります。
ですがサプリメントを利用してアルギニンを摂取する時は取りすぎに注意が必要で、1日1~8gにとどめるようにしましょう。

ただし5g以上の摂取で下痢になることがあるため、適量の範囲でも下痢になってしまったら減らすことをおすすめします。

アルギニンだけにこだわらず、バランスの良い食事を心がけましょう


タンパク質を分解してできるアミノ酸の一種にアルギニンはありますが、成長ホルモンの分泌を促進させてお子さんの身長を伸ばすためには、あらゆる栄養素をバランスよく十分に取る必要があります。
お子さんの背を伸ばしたい時、骨の軟骨細胞を増やすことがポイントになりますが、そのためには軟骨の成分となるタンパク質がたっぷりと必要です。

毎日の食事や間食ではしっかりとタンパク質を取ることのできるメニューを心がけて、カルシウムも合わせて取らせてあげることで強く丈夫な骨づくりにも役立ちます。

そこでおすすめしたい食事作りのポイントですが、朝食にタンパク質がたっぷり含まれているかチェックしてみましょう。
トーストで朝食を取るご家庭が増えていますが、その場合は付け合わせのサラダとジュースで終わることも少なくないためタンパク質の摂取があまりできていないことになります。
できれば和食に切り替えて、味噌汁や卵焼き、焼き魚、納豆といったメニューを用意することがおすすめですが、トーストの場合でも目玉焼きや牛乳、お豆を使ったスープなどを用意してはいかがでしょうか。

整形外科のホルモン療法は医師が適性を見てから行います

アルギニンの積極的な摂取をはじめとした食生活の改善をしても、お子さんの身長があまり伸びない時は、整形外科で低身長の専門医に相談し、ホルモン療法を受けることもできます。
ただし誰でもすぐに受けられるものではなく、医師とのカウンセリングや検査結果などによって必要性や効果が期待できるかどうかを判断してからになります。
しかしホルモン療法の成果が期待できる時には、直接的に低身長改善へ取り組むことになるので、それまでお子さんが抱えていたコンプレックスの解消にもつながり、前向きな気持ちで日常を送ることができるでしょう。

もし、どのような施術を行うかや使用器具などが心配な時はクリニックが開催している説明会へ参加することをおすすめします。
もちろん、施術を始める前には医師や看護師から注射器の使い方などについて説明や練習がありますが、説明会は診察と違って無料で受けられるというメリットもあるのです。

それに個別相談の時間が用意されていればさらに詳しい内容について質問することもできます。

(まとめ)成長ホルモンを増やすと下痢になりやすいの?

1.成長ホルモンの増加に役立つとされるアルギニンを取りすぎると下痢になることがあります

アルギニンは成長ホルモンの分泌促進に役立つと言われていますが、取りすぎで下痢になる恐れがあります。しかし、自然の食品から取っている場合はあまり心配がなく、サプリメントで取る時は過剰摂取に注意しましょう。

2.自然の物から取るアルギニンの量で下痢になることはあまりありません

体内でつくり出せない成分のひとつであるアルギニンは、魚介類や大豆製品など食品から取ることができます。サプリメントで効率良く採る方法もありますが、摂取量が過剰になると下痢が起こることもあるので様子を見て減らすなどしましょう。

3.アルギニンだけにこだわらず、バランスの良い食事を心がけましょう

成長ホルモンの分泌を促して身長を伸ばすには、アルギニンだけでなくあらゆる栄養素を取らせてあげましょう。特にタンパク質は不足のないようたっぷり取らせてあげ、骨を強化するためにカルシウムの摂取も心がけましょう。

4.整形外科のホルモン療法は医師が適性を見てから行います

アルギニンをはじめタンパク質などを十分取るという食生活の改善をしても身長があまり伸びない時は、整形外科で医師に相談する方法があります。カウンセリングや検査結果を元に成長ホルモン剤で身長が伸びそうかを医師が判断し、施術を受けることもできます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師