成長ホルモンが足りないと汗が不足し乾燥しやすくなります


身長を伸ばす他にもあらゆる働きを促す成長ホルモンですが、成長ホルモンが不足すると発汗にも影響があり肌は乾燥しやすくなります。
肌が乾燥すると肌荒れや体温上昇などが起こりやすくなってしまうので、成長ホルモンの分泌は肌の健康な状態を維持するためにも欠かせないことです。

十分な成長ホルモンの分泌には日頃の生活習慣も関係があるので、健康的な毎日を送ることができるよう配慮してあげましょう。
睡眠・食事・運動をきちんと取れているかどうかを、お子さんの身長の伸びと共に確認してみてはいかがでしょうか。

成長ホルモンは発汗機能の調整も行っています

皮膚の汗腺には成長ホルモンを受け取る場所がありますが、そこへ成長ホルモンが届かない場合は必要な発汗量を出すことができずに肌が乾燥しやすくなってしまいます。
汗の役割のひとつに上昇した体温を下げることがありますが、乾燥して汗の量が少ないと思うように体温を下げられず、体の熱を逃がすことが難しくなるのです。

その他の汗の役割には皮脂と混ざり合って皮脂膜となり体を保護することがあり、皮脂膜が肌の保湿を行って乾燥を防いでいます。
それから気温が高くなって体温を下げるためにかくたくさんの汗は、ふだん分泌される汗とは異なる性質を持っており、皮脂膜や余分な角質を落とす働きがあるのです。

しかし成長ホルモンの分泌が不足するとスムーズに汗をかきにくくなってしまい、その結果として肌の乾燥や古い角質などを落としターンオーバーを促進する働きが抑えられてしまいます。
成長ホルモンの働きというと子供の身長を伸ばすことが注目されがちですが、その他の働きについても健康的に過ごすためには欠かせないことです。

十分な成長ホルモンの分泌を促す生活習慣を心がけましょう


お子さんの身長を伸ばしスムーズな発汗作用が行われるようにするには、成長ホルモンが十分に分泌されることが大切なので、不足していると感じられる時はまず生活習慣の改善を試みてみましょう。
ポイントは大きく分けて睡眠・食事・運動があり、睡眠中に成長ホルモンは最も多く分泌されることからしっかりと睡眠時間を取らせてあげることはとても大切です。

年齢によって理想的な睡眠時間はやや違いますが、年齢の低いお子さんほど長く十分な睡眠時間は欠かせません。

そして食事ですが、成長ホルモンの促進にはタンパク質を多く含み栄養バランスの取れたメニューを心がけましょう。
成長ホルモンはタンパク質でできていることもあり、成長ホルモンをつくるにはタンパク質が不可欠で、体調を整えてスムーズな分泌を促すには栄養バランスの取れた食事がおすすめです。

また運動は全身に栄養を行き渡らせることに役立つほか、疲労感により心地よく深い眠りへと導いてくれます。
発汗を促したい時にももちろん運動は適しており、運動は適度な内容を継続して行うようにしましょう。

なかなか改善が見られない時は医師に相談してみましょう

成長ホルモンの分泌不足から肌の乾燥だけでなく身長の伸びも気になる場合には、病院でカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
低身長が心配な場合には整形外科で専門医に相談する方法があり、カウンセリングやあらゆる検査から成長ホルモンの分泌不足の原因を探ってもらえます。

そこで、成長ホルモン剤を投与するホルモン療法で改善が期待できると判断されれば施術を受けることができ、不足している成長ホルモンを補うことで発汗作用も整い、肌の状態の改善も合わせて期待されるのです。
成長ホルモン剤を使ったホルモン療法は注射で行いますが、自宅でお子さんに家族が行う治療法のため毎日頻繁に病院へ通うような手間はかかりません。

それに注射の仕方は医師や看護師の元でしっかりと練習し、できるようになってから自宅での投与をスタートするので安心して続けられます。
しかも注射針は病院で医師や看護師が使うような長いものではなく、ごく短くなっているので難しくなく、慣れればできるようになるものです。

(まとめ)成長ホルモンが不足すると汗の働きにも影響があるの?

1.成長ホルモンが足りないと汗が不足し乾燥しやすくなります

成長ホルモンが足りないと発汗機能にも影響を及ぼすことがあるので、十分な成長ホルモンの分泌が行われるようにしてあげましょう。そのためには生活習慣を見直して健康的な毎日を継続させられる環境を整えましょう。

2.成長ホルモンは発汗機能の調整も行っています

成長ホルモンが皮膚の汗腺に受け取られると発汗を促しますが、十分に成長ホルモンが届かないと汗が不足することもあります。すると肌が乾燥しやすくなることや肌のターンオーバーがスムーズに行われにくくなることもあるのです。

3.十分な成長ホルモンの分泌を促す生活習慣を心がけましょう

成長ホルモンが十分分泌されるためには、睡眠・食事・運動の生活習慣の改善をする方法があります。質が良く不足のない睡眠や栄養バランスの取れた食事、適度で継続しやすい内容の運動を行って、健康的な体づくりを心がけましょう。

4.なかなか改善が見られない時は医師に相談してみましょう

肌の乾燥や身長の伸びが気になる時は、成長ホルモンの分泌不足の可能性もあるため医師に相談してみましょう。カウンセリングや検査で必要であり効果が期待できると判断されると、成長ホルモン剤を使った施術にチャレンジすることが可能です。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe

 

経歴
2003 年 富山県立富山中部高等学校卒業
2011 年 金沢医科大学医学部医学科卒業
2011 年 順天堂医院 初期研修医
2013 年 順天堂医院 初期研修修了
2013 年 順天堂医院 整形外科入局
2014 年 順天堂大学大学院 整形外科学講座
2013-2018 年 下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
2018 年 日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
2018 年 順天堂大学大学院 医学博士取得
2018 年 SBCグループ・西新宿整形外科 入職
2018 年 西新宿整形外科  医院長
2019 年 ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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お問い合わせ 0120-962-992
院長 田邊雄医師