成長ホルモンが適度に分泌されることで基礎代謝も上がりやすくなります


子供の身長を伸ばすだけが成長ホルモンの働きではなく、基礎代謝を上げるなど体の代謝を促す働きも持っています。
そのため成長ホルモンの分泌がスムーズになると基礎代謝のアップも期待できるのです。

そこで成長ホルモンを十分分泌させるためには、まず生活習慣を振り返ってみて、睡眠不足や栄養の偏りはないか、適度に運動をしているかなど改善点をピックアップし実践しましょう。
必要な時には医師の診察を受けて成長ホルモン剤を投与して不足する成長ホルモンを補う方法もあります。

基礎代謝が上がると余分な脂肪が付きにくく肥満を防ぎます

基礎代謝とは、例えば内臓を動かしたり体温を維持したりのような生きていく上で欠かせない活動を行うことで、1日に必要な総カロリーの7割程度を占めています。
そのため基礎代謝に使うエネルギー量が上がるほど1日の消費カロリーは高くなるため、脂肪がつきにくく太りにくい体になるのです。

脂肪が多くついて肥満になっていくと成長ホルモンの分泌量も少なくなってしまうため、子供の場合は身長の伸びにも影響する可能性があります。
ではどうすれば基礎代謝を上げられるかというと筋肉を増やすことがおすすめで、筋肉は体の中でも最も多くのカロリーを使う部分なので筋肉量が上がるほど基礎代謝も上がると言えるのです。

筋肉量を増やすと脂肪の燃焼量も増えやすくなるため、成長ホルモンの分泌をスムーズにする役に立つと期待されます。
筋肉を増やすには運動が欠かせませんが、脂肪の燃焼も考える時は適度な強度の有酸素運動を継続して行うことが必要です。

睡眠不足や栄養の偏りがないか生活習慣を確認しましょう


成長ホルモンを適度に分泌させるためには、質の良い睡眠が大切で、なぜなら成長ホルモンは眠り初めの2時間位までに最も多く分泌されているからです。
この時に深い眠りについていると十分成長ホルモンが分泌されるため、子供の身長はぐんぐん伸び、基礎代謝もスムーズになりやすいと言えます。

そこで小学生の理想的な睡眠時間ですが、低学年では10~10時間半、高学年では9時間半は眠ることがおすすめです。
中学生以上になったとしても9時間は眠っておくと成長ホルモンの分泌がスムーズになることが期待されます。

しかし実際この時間数を下回る子が多く、睡眠不足で身長が思うほど伸びていないケースも少なくありません。基礎代謝アップの面からも十分睡眠時間を取らせてあげましょう。

それから食事については、栄養バランスの取れた内容にすることとタンパク質をしっかり取らせてあげることです。
成長ホルモンをつくるためにタンパク質は欠かせませんが、身長を伸ばしたり筋肉をつくったりする時にも欠かせない栄養素です。

日頃のメニューの中で改善しやすいポイントとしては、間食をジュースや甘いお菓子ではなく鮭やツナの入ったおにぎりや肉入りお好み焼きといった、タンパク質を含んだ補食を用意してあげましょう。

成長ホルモンが不足しているのではと感じたら受診してみましょう

成長ホルモンの働きには基礎代謝を促すだけでなく子供の身長を伸ばすよう働きかけることも行っています。そのためお子さんの身長が成長曲線よりも大きく下回っていたり、伸びが悪かったりと気になる時には、整形外科を受診してみましょう。
低身長についての専門医が在籍しているクリニックでは、カウンセリングや検査結果に基づいて適切な施術方法を提案してもらえます。

そして必要がありその子に対して効果に期待が持てる時には、成長ホルモン剤を使った施術を受けることもできるでしょう。
適度な成長ホルモンの分泌が行われるようになると、身長だけでなく基礎代謝もスムーズに行われやすくなり、その結果として体のあらゆる働きも整っていくと期待されます。

成長ホルモン剤による施術は注射を定期的に行う方法で、自宅で家族が定期的に注射で投与をします。
年齢によって注射を行う量や回数が変わってくるので、ホルモン療法をお考えであれば早めに受診することがおすすめです。

(まとめ)成長ホルモンは基礎代謝アップに役立つの?

1.成長ホルモンが適度に分泌されることで基礎代謝も上がりやすくなります

成長ホルモンの働きには、子供の背を高くするよう促す他に基礎代謝をスムーズに行わせることがあります。そのため成長ホルモンの分泌がスムーズであれば基礎代謝のアップも期待できるのです。

2.基礎代謝が上がると余分な脂肪が付きにくく肥満を防ぎます

基礎代謝は、内臓の働きや体温維持の活動を行うことで、1日の摂取カロリーのうち7割ほどを占めています。基礎代謝が上がると太りすぎを予防し、成長ホルモンの分泌を妨げる肥満を避けることにもつながります。

3.睡眠不足や栄養の偏りがないか生活習慣を確認しましょう

成長ホルモン分泌をスムーズにするには睡眠や栄養がきちんと取れているか確認し、より長く質の良い睡眠が取れるようにしてあげましょう。食事ではしっかりとタンパク質を取るため、間食もタンパク質を含んだメニューを取り入れます。

4.成長ホルモンが不足しているのではと感じたら受診してみましょう

成長ホルモンの適度な分泌によりスムーズな基礎代謝や子供の身長を伸ばす働きが期待できるので、身長の伸びが悪いと感じる時は、整形外科を受診してみましょう。場合によっては成長ホルモン剤の投与で分泌を改善することもあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
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経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師