成長ホルモンの十分な分泌が軟骨細胞の増加を促して骨を伸ばします


子どもの身長を伸ばすには骨を伸ばすことが必要で、そのためには骨の軟骨細胞を増やすことがポイントです。そしてそのためには成長ホルモンの十分な分泌が欠かせず、成長ホルモンによって軟骨細胞の増加が促進されます。

成長ホルモンの分泌を促進し、軟骨細胞を増やすには毎日の睡眠時間や食生活を改善することがおすすめです。
それでもお子さんが「もっと背を伸ばしたい」とお考えなら整形外科で相談する方法もあります。

十分な成長ホルモンの分泌により骨の軟骨細胞増加を促します

子どもの骨には特有の骨端線と呼ばれる部分があり、ここにある軟骨細胞が増えることで骨の長さが伸びて身長を伸ばすことにつながっています。
そのためより背を高くしたい時は軟骨細胞を増やすことがポイントになりますが、軟骨細胞をつくるためには成長ホルモンの十分な分泌が欠かせません。

しかし成長ホルモンの分泌は生活習慣にも左右されることから、日頃より健康的な生活を送ることが望ましいのです。

運動後などにも成長ホルモンは分泌されますが、最も多く分泌されるのは睡眠中のため、夜は早めに寝るよう促して十分な睡眠時間の確保を心がけましょう。
そして質の良い睡眠も大切なことから寝る数時間前にはテレビやスマホ画面を見ることをやめてリラックスした時間を過ごさせてあげることもおすすめです。

それから十分な成長ホルモンの分泌が行われても軟骨細胞をつくる元になるタンパク質が不足してはいけないので、タンパク質を十分に取ることができるような生活をお子さんに送らせてあげましょう。
もちろんタンパク質だけをしっかり取れば良いわけではなく、軟骨細胞を石灰化して丈夫な骨にしていくためにはカルシウムも必要で、その他の栄養素も身体の健康維持には欠かせない物です。

軟骨細胞を十分増やせるメニューに改善しましょう


骨を伸ばすにはカルシウムが良いとイメージしている方は多いのではないでしょうか。
しかし子どもの骨を伸ばし、背を高くしてあげたい時には、軟骨細胞を増やすためのタンパク質がまずは必要になります。

そのため日々の食事にしっかりとタンパク質が含まれているかどうかをチェックし改善しましょう。
現代の子どもたちの食事は、昼と夜にタンパク質が多く含まれたメニューを取っていることが多いものの、朝食や間食ではあまりタンパク質の量は多くありません。

そこで朝食のメニューの一例としては、トーストの朝食が多いのならハムエッグや牛乳、野菜スープには大豆を入れるなどしてみましょう。
和食にすると、卵焼き・焼き魚・味噌汁などといったタンパク質が自然と多く増えるメニューにしやすいこともありおすすめです。

そして間食は、甘いお菓子やジュースを取りがちですが、ここではタンパク質を含んだ食べ物に換えてあげましょう。
例えば鮭やツナのおにぎり、肉まん、お肉を入れたお好み焼きなどがあります。

お子さんが身長にコンプレックスをお持ちなら専門医に相談しましょう

睡眠時間の確保やタンパク質をしっかり取る食事である程度身長の改善は期待できますが、あまり身長の伸びが思わしくないときや「もっと背を伸ばしたい」とお子さんがご自分の身長をコンプレックスに思っているときには、整形外科で相談してみましょう。
整形外科で低身長専門医にみてもらうと、カウンセリングが行われ検査を受けて身体の状態をチェックします。

検査結果に応じてさらに詳しく必要な検査が行われたり、生活改善のアドバイスを受けたりし、時にはホルモン療法による低身長改善が提案されることもあるのです。

ホルモン療法は成長ホルモン剤を使った施術なので、お子さんの身体に大きな副作用が起こる心配も少なく安心して取り組みやすくなっています。
成長ホルモン剤の投与は注射で行いますが、針はとても短くご家族やお子さん自身も慣れれば打てるようになるので、頻繁な通院が負担になることもありません。
実際にホルモン療法を行ったお子さんの多くが身長を改善し、コンプレックスの解消につながっています。

(まとめ)成長ホルモンが骨の軟骨細胞を増やすの?

1.成長ホルモンの十分な分泌が軟骨細胞の増加を促して骨を伸ばします

骨を伸ばすには軟骨細胞を増やすことが必要で、そのきっかけとなる成長ホルモンの十分な分泌が欠かせません。睡眠時間を十分確保し、タンパク質をしっかり含んだ食事を取って、骨を伸ばし背を伸ばすことへつなげましょう。

2.十分な成長ホルモンの分泌により骨の軟骨細胞増加を促します

軟骨細胞を増やすためには十分な成長ホルモンの分泌が必要で、そのためには睡眠不足にならないことが大切です。また、軟骨細胞をつくる元になるタンパク質もしっかりと取らせてあげましょう。

3.軟骨細胞を十分増やせるメニューに改善しましょう

タンパク質がしっかりと取ることのできるメニューに切り替えてみましょう。朝食では和食にすると、卵焼きや焼き魚、味噌汁などのタンパク質を含むメニューにしやすく、間食はツナや鮭のおにぎり・肉まん・お好み焼きなどにしてはいかがでしょうか。

4.お子さんが身長にコンプレックスをお持ちなら専門医に相談しましょう

生活習慣を改善してみてもあまり身長が伸びないときや、お子さんが「もっと背を高くしたい」と思っているときは整形外科を受診しましょう。必要があり効果も期待されれば成長ホルモン療法によって骨を伸ばすよう促すこともできます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師