成長ホルモンの十分な分泌には睡眠が必要なので寝る時間を考慮しましょう


年齢に応じた十分な睡眠時間が成長ホルモンの分泌には欠かせないので、寝る時間を考慮し睡眠不足にならないようにすることが必要です。

お子さんの場合学校へ出かける時間を考えて前日夜は早めに寝させてあげるようにしましょう。
睡眠時間は小学校高学年から中学生で9時間程度、高校生では8時間程度は睡眠を取ることが必要なので、夜更かししないように促してあげることです。

そして質の良い睡眠を導くには適度な運動をすることがおすすめです。

睡眠中に成長ホルモンが分泌されるため寝る時間が重要です

成長ホルモンの分泌は寝初めの時に深い睡眠になるほど十分分泌されると言われており、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌不足になってしまう恐れがあります。
そのため小学校高学年から中学生は約9時間、高校生は約8時間は睡眠時間を確保できるように寝る時間を調整しましょう。

勉強や部活、習い事での忙しさやゲームやSNSの利用でつい夜更かしをしてしまいがちな現代の子どもたちですが、成長ホルモンの分泌を促進し背を伸ばすためには夜更かしせず寝ることは大切です。
例えば寝る時間は、翌朝家を出る時間が7時30分であれば朝食や準備の時間も考慮して、9時30分までに眠ることが望ましいです。

理想的な睡眠時間より長くてももちろんよく、しかし週末だけまとめて睡眠時間を取るよりも、毎日しっかり睡眠を取ることが理想的です。
それから、質の良い眠りのためには寝る前にテレビやパソコン、スマホの画面を見ないことで、リラックスできる時間を過ごさせてあげましょう。

質の良い睡眠を導くには日中の運動などもおすすめです


適度な疲労感があると質の良い睡眠を導きやすくなるので、運動をしておくことはおすすめです。
それに運動後にも成長ホルモンが分泌されると言われていることから、定期的に運動を継続することは子どもの身長を伸ばす面でも最適な方法と言えます。

運動の内容は適度で無理のないことが良く、お子さんに合わない強度の高すぎる内容にしてしまうと食欲が落ちたり疲れすぎて身体が休まらなかったりすることもあるのです。
あまり運動をしていないお子さんも、ウォーキングなら始めやすくおすすめで、寝る前にストレッチをすることも行いやすい運動です。

寝る直前には食べない

運動をするとお腹がすきますが、寝る直前には食べないようにし、眠る時に胃の中に食べ物が残っていないようにすることがおすすめです。
食べ物の消化が済んでいないと深い眠りにつくことは難しく、寝初めの成長ホルモンの分泌が多い時間を逃してしまうことになります。

しかも翌朝胃の具合が悪くなることもあり、すると朝食が食べられなくなって身体に必要な栄養素が不足してしまう可能性があるのです。

寝る時間を改善しても身長の伸びが気になる時は医師に相談しましょう

寝る時間を早めにして年齢に合った十分な睡眠時間を取るようにしても、なかなかお子さんの身長が伸びないと感じる時には、整形外科で相談してみてはいかがでしょうか。
その他にも運動や食事などの生活習慣を改善しても平均より身長が大きく下回る状態であれば、専門医に相談することをおすすめします。

受診するとまずカウンセリングや成長曲線の作成などが行われ、お子さんの現在の状態を確認し検査を行います。
そして検査結果によりさらに詳しい検査を行なったり、生活する上での改善点の指導がされたりします。
必要性があり効果も期待できると医師に判断されれば、成長ホルモンを投与して十分なホルモン分泌量へと調整するホルモン療法が提案されることもあるのです。

この場合継続して成長ホルモンを注射していく必要がありますが、ごく短い針の注射を使って医師や看護師からしっかりと打ち方を習うことができるため、安心して施術を始められるはずです。
もちろんホルモン療法を行う場合も、寝る時間に注意するなど生活習慣の見直しはおすすめです。

(まとめ)成長ホルモンの分泌は寝る時間が関係するの?

1.成長ホルモンの十分な分泌には睡眠が必要なので寝る時間を考慮しましょう

成長ホルモンの分泌のためには十分な睡眠が大切で、年齢に応じた睡眠時間が不足しないよう寝る時間に注意してあげましょう。質の良い睡眠時間のためには、日中に適度な運動をしておくこともおすすめです。

2.睡眠中に成長ホルモンが分泌されるため寝る時間が重要です

寝初めの数時間で最も多く成長ホルモンが分泌されており、また睡眠時間が不足すると成長ホルモンの分泌も不足すると言われています。そのため、翌朝の起床時間を考えて十分な睡眠時間が確保できるよう寝る時間を考慮しましょう。

3.質の良い睡眠を導くには日中の運動などもおすすめです

運動を行うと質の良い睡眠に導くことに役立つと言われ、運動後にも成長ホルモンの分泌がされることから定期的に運動を行うことはおすすめです。また深く眠るためには寝る前の食事を避けることも必要で、寝る時には食べ物の消化が済んでいる状態にしましょう。

4.寝る時間を改善しても身長の伸びが気になる時は医師に相談しましょう

寝る時間など生活習慣を改善してもお子さんの身長があまり変わらない時には、整形外科へ相談してみましょう。病院ではカウンセリングや検査が行われる他、必要に応じて生活習慣のアドバイスやホルモン療法がとられます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe

 

経歴
2003 年 富山県立富山中部高等学校卒業
2011 年 金沢医科大学医学部医学科卒業
2011 年 順天堂医院 初期研修医
2013 年 順天堂医院 初期研修修了
2013 年 順天堂医院 整形外科入局
2014 年 順天堂大学大学院 整形外科学講座
2013-2018 年 下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
2018 年 日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
2018 年 順天堂大学大学院 医学博士取得
2018 年 SBCグループ・西新宿整形外科 入職
2018 年 西新宿整形外科  医院長
2019 年 ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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お問い合わせ 0120-962-992
院長 田邊雄医師