成長ホルモンの分泌促進にはあらゆる野菜を取り、他の栄養素もバランスよく取ることです


成長ホルモンの分泌をスムーズにするには、特定の野菜だけを食べるのではなく、あらゆる種類の野菜をまんべんなく食べることがおすすめです。
そして食事では肉や魚、乳製品などさまざまな栄養素をバランスよく取り、偏りのないメニューを心がけましょう。

野菜を初め食事でバランスよく栄養を取ることができると、成長ホルモンが骨を伸ばすよう促した時に骨の軟骨細胞を増やすための栄養が足りている状態になるので、骨は十分伸びることになります。

緑黄色野菜、淡色野菜などさまざまな野菜を食べましょう

厚生労働省では1日に350gの野菜を取ることを目標に掲げていますが、実際はそれを下回る人の方が多いためお子さんの食事には積極的に野菜を取り入れる工夫をしましょう。
野菜を取ることでビタミンや食物繊維をしっかり摂取できます。

すると、身体の調子を整える役に立つので、成長ホルモンのスムーズな分泌をサポートすることにもなるのです。
サプリメントなどで野菜不足を解消しようとする人もいますが、やはり野菜そのものをたっぷり毎日食べられる方がバランスの良い栄養を取りやすくなります。

お子さんの健康のためにも、サプリメントのみならず野菜からの摂取を心がけましょう。

調理の仕方にも工夫を

野菜に含まれている栄養素は、調理法によって失われてしまうこともあります。
そのためできるだけ栄養素を損なわないように上手な調理法を選びましょう。

例えば、ニンジンやゴボウは皮に栄養素が多く含まれているので皮ごと調理し、ピーマンやパプリカは栄養を損なわないよう縦切りにしましょう。
玉ねぎはみじん切りにし、にんにくはすりおろして10分放置すると栄養素が増えます。

そして調理法としては蒸し野菜がおすすめです。
蒸し野菜にすると、水に溶けやすいビタミンが豊富な野菜でも栄養素を逃しにくくなります。

タンパク質をしっかり取れるメニューを心がけましょう


野菜でビタミンや食物繊維をしっかり取ったら、肉や魚、乳製品などからタンパク質を十分取りましょう。タンパク質は身体をつくる元になる栄養素ですが、特に子どもの骨を伸ばす時に増える軟骨細胞をつくるために必要になるので、不足しないようしっかり取らせてあげることが必要です。タンパク質を含む食品には、肉・魚・卵・乳製品の他にも大豆製品などがあります。

動物性の食品は脂肪の量も多くなりやすいので、上手に植物性の食品も取り入れるようにしましょう。
では、現代の子どもたちの食事にタンパク質が足りているかというと実はそうでもありません。

昼食と夕食でだけタンパク質を摂取しているという場合が多いため、朝食や間食にもタンパク質をプラスすることができれば、さらに成長ホルモンの働きを受けて骨を伸ばしやすくなります。
朝食のメニューに卵焼きや大豆製品などを加えたり、間食を甘いおやつにせず、ツナや鮭を入れたおにぎりなどに変えたりするといいでしょう。

さらに身長を伸ばしたい時は整形外科で専門医と相談しましょう

野菜や肉・魚・大豆製品など、あらゆる栄養素を取ることができる食事を心がけていても、なかなか身長を伸ばすことが難しい場合もあります。
その場合は整形外科で低身長に関する専門医と相談してみてはいかがでしょうか。

整形外科を受診すると、まずカウンセリングやX線写真、血液検査が行われて結果に基づいた生活上での注意事項などを教えてもらえます。
そしてお子さんに必要性や効果の期待が高ければ成長ホルモンを使った治療を受けることも身長を伸ばすための方法として提案される場合があります。

成長ホルモンの分泌不足など、病気が原因であれば保険適用での治療になる可能性もありますが、そうでない場合は自費による施術になることを知っておきましょう。

もしお子さんが身長についたコンプレックスをお持ちであれば、成長ホルモン療法によって背を伸ばすことでコンプレックスを解消するチャンスにもなるのです。
これまでに成長ホルモン治療を受けたお子さんの中には、コンプレックスが解消され、前向きに明るくなったというケースもあります。

(まとめ)成長ホルモンを増やしたい時の野菜の食べ方は?

1.成長ホルモンの分泌促進にはあらゆる野菜を取り、他の栄養素もバランスよく取ることです

スムーズな成長ホルモンの分泌はあらゆる種類の野菜を取ることの他に、肉・魚・乳製品などさまざまな栄養のバランスが取れていることが必要です。成長ホルモンの分泌が十分で栄養も足りていれば骨を十分伸ばすことにつながり、背が伸びやすくなります。

2.緑黄色野菜、淡色野菜などさまざまな野菜を食べましょう

1日に350gの野菜を取ることを厚生労働省は目標にしているものの、それを下回る人の方が多く、お子さんの食事には野菜をたっぷり入れてあげましょう。ビタミンや食物繊維を多く含むので身体の調子を整え、成長ホルモンのスムーズな分泌にも役立ちます。

3.タンパク質をしっかり取れるメニューを心がけましょう

しっかり野菜を取るようにしたら、タンパク質も十分に取って成長ホルモンの働きをサポートしましょう。十分なタンパク質があると、成長ホルモンの分泌により骨を伸ばす働きが促された時背が伸びやすくなります。

4.さらに身長を伸ばしたい時は整形外科で専門医と相談しましょう

栄養バランスの取れた食事を心がけても身長が伸びにくい時は整形外科で相談する方法があります。診察や検査の結果から、生活上のアドバイスを受けることや必要に応じて成長ホルモン治療を始めることもできます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師