成長期の身長の伸びは遺伝の影響もありますが生活習慣の影響も大きいです


親など家族の身長があまり高くないと子どもの身長も遺伝して同じようにそれほど伸びないと思われることが多いですが、実はそれは同じ生活習慣で過ごしていることが理由の一つだとも言えます。
そのため成長期の子どもの身長をより高くするためには、日頃の生活習慣を改善することが必要で、十分な睡眠とタンパク質の豊富な食事、適度な運動がポイントです。

もしそれでも親より身長が低いなど心配がある時は、専門医療機関で相談をしましょう。

遺伝よりも生活習慣が子どもの身長の伸びに大きく影響しています

親の特徴が遺伝によって子へと受け継がれるため、あらゆる要素が親に似ることは必然ですが、必ずしも親とほとんど同じようになるわけではありません。
成長期の子どもの身長の伸びについて、もちろん遺伝によるものが全くないわけではありませんが、その後の生活習慣によって決まってきているとも言われています。

どうしても親に似てくる点が多いのは長い時間一緒に暮らしており、そのため生活習慣が同じになった結果、身長も同じ程度になりやすいのです。
そこで、お子さんの身長をより高く伸ばしてあげたいとお考えであれば、家族で生活習慣を振り返り、子どもの成長に適した健康的な内容にすることがおすすめです。

親から子どもへの遺伝は6割程度

子どもが誕生する時、両親の遺伝情報を半分ずつもらってくるので、両親さらに祖父母など親族に似たところがあるものです。
しかし親からの遺伝は分野にもよりますが6割程度と言われているので、その他はそれ以上前の先祖から遺伝している可能性があります。

それほど膨大な情報を持っているとすれば、たとえ両親の身長がそれほど高くなくても今後の生活の仕方次第でより高く成長することは期待できるでしょう。

子どもの身長を良く伸ばすための生活習慣を心がけましょう


成長期の子どもは成長ホルモンの分泌が盛んで、骨が大きく伸びるチャンスを持っています。
この機会を十分生かすためには日頃の生活習慣が大きく関わっているので、健康的な生活をさせられるように配慮しましょう。

まず気を付けたいのが睡眠で、成長期の成長ホルモンの分泌をスムーズにするためには夜しっかりと睡眠を取ることが必要です。
夜が最も多く成長ホルモンを分泌する機会なので、睡眠不足になると骨を伸ばすよう促す成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。

そして食事の栄養の偏りは肥満などを招きやすく、成長を妨げることになるため、栄養バランスの取れたメニューを用意してあげましょう。
特に成長期の子どもの食事ではタンパク質がしっかり取れているかをチェックすることです。

タンパク質は子どもの骨を伸ばす時に増える軟骨細胞の元になる成分なので、ぜひ毎食含まれているようにしましょう。

子どもの身長が親よりはるかに低く心配があれば専門医療機関で相談をしましょう

子どもの身長は親からの遺伝ばかりではないと言っても、もし親と比べて大きく子どもの身長が低いという場合には、一度専門医に相談してみるのも良いでしょう。
生活習慣が原因の場合もありますが、時には何らかの原因で成長ホルモン分泌不全になっていることもあるからです。

専門医療機関には低身長を専門とする医師が在籍しているところがあるので、そのような病院へ出かけてみましょう。
病院では問診と検査が行われて、その内容によりどういった治療をするのか、生活する上での注意点などを聞くことができます。

そして必要に応じてさらに詳しい検査をしたり、成長ホルモン剤によるホルモン治療の提案がされたりすることもあります。
成長ホルモン治療は、不足している成長ホルモンを直接補う方法で、年齢が上がるにつれて使用する薬剤の量も増えることから、身長が心配な時はできるだけ早めに受診しておくことがおすすめです。

もしかするとお子さんは身長にコンプレックスを持っていて、ストレスを感じているかもしれません。
ストレスも成長期の成長の妨げになりやすいので、気になる様子があれば早めに専門医療機関へ連れて行ってあげましょう。

(まとめ)成長期の身長の伸びは遺伝するの?

1.成長期の身長の伸びは遺伝の影響もありますが生活習慣の影響も大きいです

親から子へ身長の高さも遺伝すると思われがちですが、成長期の子どもの生活習慣次第で親よりも大きく背が伸びる可能性はあります。そのためには十分な睡眠・タンパク質がたっぷりの食事・適度な運動が必要です。

2.遺伝よりも生活習慣が子どもの身長の伸びに大きく影響しています

両親の身長があまり高くなくても子どもの身長も同じようになるとは限りません。どうしても家族は生活習慣が同じになりやすいので身長の伸びも同様になりがちですが、成長期にしっかり背を伸ばしてあげるためには生活習慣の見直しがおすすめです。

3.子どもの身長を良く伸ばすための生活習慣を心がけましょう

子どもの身長が伸びる成長期は成長ホルモンの分泌が盛んなので、この成長の機会を逃さない健康的な生活習慣を心がけましょう。そのためには十分な睡眠を取り、骨を伸ばす時に必要なタンパク質をしっかり取れる食事内容にしてあげることが大切です。

4.子どもの身長が親よりはるかに低く心配があれば専門医療機関で相談をしましょう

親よりも子どもの身長が大きく下回っている時には、一度専門医療機関で低身長について相談してみましょう。問診や検査が行われ、原因の究明や生活上のアドバイス、必要に応じて成長ホルモン治療を受けることもできます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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院長 齋藤まい医師