成長期の子供は適度に牛乳を飲み、タンパク質も十分取りましょう


牛乳は豊富な栄養を含んでいるので成長期の子供には毎日飲ませてあげたい飲み物ですが、脂肪も含まれているので適度な量を飲むようにしましょう。
牛乳以外の食品からもタンパク質やカルシウムを十分取り、栄養バランスのとれた食事内容を心がけることがおすすめです。

そして十分な栄養を取ったら睡眠や運動も不足しないように取って、成長ホルモンの分泌を助けましょう。こういった生活の仕方を改善しても成長期の子供の身長がほとんど伸びないようであれば、整形外科で医師にみてもらう方法もあります。

成長期の子供にはタンパク質をしっかり取らせてあげましょう

成長期に分泌が盛んになる成長ホルモンは、子供の身長を伸ばす働きも持っていますが、働きを促されても栄養が不足すると十分背が高くなることは難しくなります。
そのため、成長期には栄養素を豊富に含んだ牛乳は毎日飲むことがおすすめです。

ですが牛乳そのもので飲まなくても乳製品から栄養を取る方法や、その他の食品をバランスよく食べることで、積極的に成長期に必要なタンパク質やカルシウムを取ることができます。
牛乳と言えばカルシウムが豊富とイメージされることも多いですが、タンパク質や脂肪などあらゆる栄養素を含んでいます。

しかし成長期には骨を伸ばすためにタンパク質を積極的に取り、その上で伸びた骨の強化に必要なカルシウムも十分にあることが理想的です。
こういったことから、牛乳は適量を飲んでタンパク質をしっかり摂取するためには肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などを食事の中にまんべんなく取り入れましょう。

運動で刺激を与えることや睡眠で成長ホルモンを分泌させることも大切です


牛乳などから十分に栄養を取ることができたら、成長ホルモンの分泌も不足がなければ子供の身長は伸びやすくなります。
そこで成長ホルモンの分泌を促進するには、運動して身体に刺激を与えることや質の良い睡眠を十分に取ることがおすすめです。

まず運動すると身体に刺激が加わり、特に子供の骨が伸びる部分にある軟骨細胞に栄養が届きやすくなるので、細胞が増えやすくなります。
そして増えた軟骨細胞はカルシウムで強化されて長くなっていき身長が伸びることからも、成長ホルモンの分泌を促進する刺激は必要です。

それから睡眠中には成長ホルモンの分泌が特に盛んになる時なので寝不足を防ぐために、目安となる睡眠時間の確保を心がけましょう。
高校生で8時間、中学生から小学校高学年では9時間は眠ることを守っていくと、成長期の子供の背がスムーズに伸びていくと期待できます。

しかし実際子供たちの多くがこの目安時間を1時間以上下回っており、睡眠不足になっているという現状があります。

食生活などを改善しても身長が伸びにくければ整形外科で相談しましょう

成長期の子供が牛乳を継続して飲むなど、栄養バランスの取れた食事に改善し、運動や睡眠に気を付けても身長の伸びがとても少ない時には整形外科で低身長について聞いてみてはいかがでしょうか。
まずお子さんの身長が低いかどうかを知りたい時は、母子手帳などに載っている成長曲線にお子さんの身長のデータを書き入れて比べてみましょう。

平均値よりも大きく下回っている時には低身長の疑いがあり、整形外科を受診して診察や検査を受けると改善の方法が見つかることもあります。
治療法のひとつには成長ホルモン治療があり、成長ホルモン剤を直接注射して分泌量を調整し身長を伸ばそうとする方法です。

しかし受診すれば誰でも成長ホルモン治療を受けられるわけではなく、必要性や効果が期待できるかどうかによって医師から提案されます。
クリニックによってはコンプレックス解消のために自費での成長ホルモン剤を使った施術を行っているところがあり、医師と相談してより背を伸ばしたい時対応してもらえることがあります。

(まとめ)成長期の子供は牛乳をたくさん飲むべき?

1.成長期の子供は適度に牛乳を飲み、タンパク質も十分取りましょう

豊富に栄養を含んでいる牛乳は、成長期の子供にぜひ飲ませてあげたい飲み物ですが、飲みすぎずあらゆる食品からバランスよく栄養を取るようにしましょう。睡眠や運動も不足しないように取って、成長ホルモンの分泌が十分になる生活を心がけてあげましょう。

2.成長期の子供にはタンパク質をしっかり取らせてあげましょう

子供の身長がよく伸びる成長期には、栄養が豊富な牛乳を適度に毎日飲ませてあげましょう。タンパク質をしっかり摂取させてあげたいことから、牛乳だけではなく、肉・魚・卵・乳製品・大豆製品などをバランスよく食事に取り入れることがおすすめです。

3.運動で刺激を与えることや睡眠で成長ホルモンを分泌させることも大切です

牛乳などから十分取った栄養を子供の成長に活かすためにも、運動による刺激や睡眠による成長ホルモンの分泌をしっかり行えるような生活を心がけましょう。運動すると栄養が骨の軟骨細胞へ届きやすくなり、質の良い睡眠で成長ホルモンの分泌が促進されます。

4.食生活などを改善しても身長が伸びにくければ整形外科で相談しましょう

栄養バランスの良い食事や十分な睡眠と適度な運動ができていてもお子さんの身長が伸びにくい時は、整形外科を受診してみましょう。平均身長よりも大きく下回っていると低身長の可能性があるので、必要に応じて治療を受けることがおすすめです。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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お問い合わせ 0120-962-992
院長 田邊雄医師