成長ホルモンは子どもの骨を伸ばす効果などを持っています


脳下垂体から分泌される成長ホルモンは成人するまでの子どもの骨を伸ばす効果があるため、身長を伸ばしたいときには重要と言えます。
成人後にも成長ホルモンは分泌されますが、代謝を調整する効果になっていくため、成人前の成長期により多くの成長ホルモンが分泌されることが身長を伸ばすには大切なことです。

子どものうちにより多くの成長ホルモンを分泌させると身長を伸ばしやすくなるため、睡眠・食事・運動に気を付けて生活を送らせてあげましょう。

脳下垂体から分泌され、骨の形成を指示します

子どもの頃の成長ホルモンの効果は、脳下垂体から分泌されて軟骨の形成を指示し、骨をつくっていきます。
もしこのとき成長ホルモンの量が不足していると形成される骨の量が少なくなるため、身長がなかなか伸びないということになるのです。
しかも、骨の形成だけでなく糖やタンパク質の代謝にも関わってくるため、身長に限らず身体の不調が現れやすくなる可能性もあります。

成長ホルモンの分泌量が減る原因

睡眠中に成長ホルモンは分泌されるため、睡眠時間が十分とれていないと成長ホルモンの分泌は不足がちになります。
長い時間寝たつもりでも睡眠が浅ければ成長ホルモンの分泌量は少なくなってしまうため、浅い眠りになる原因をなくしていく必要があります。
例えば、眠る前に興奮状態になっていることが原因になる場合があり、寝る直前までスマホを使っていることなどがあげられます。

成長ホルモンの効果を十分発揮させるには生活習慣の改善が必要です

成長ホルモンが最も分泌されるのは睡眠中と運動後と言われているため、適度な運動を行って程よい疲労感を得て眠るという流れは理想的です。
しかし現代の子どもたちは運動不足になっていることが多く、深い眠りにつきにくいために成長ホルモンの量が十分ではなくなってしまいます。
そのため日頃から運動を積極的に行い継続するようにして、食事や睡眠、ストレスなどあらゆる点で改善を行うことが大切でしょう。

成長ホルモンを促す運動

ゆっくりとしたスピードで行う筋トレがおすすめで、勢いに任せて行う運動は避けましょう。
自分の体重を負荷にしてゆっくりとかけながら、腕立て伏せ・腹筋・スクワットなどを行います。

タンパク質を食事できちんと取る

骨をつくるにはカルシウムと思われがちですが、実はタンパク質が欠かせません。
しかしタンパク質を含む食品は脂肪も多く含んでいることから、食べ過ぎに注意し、魚や大豆製品など脂肪分の少ない食品を積極的に取ることがおすすめです。

あわせて亜鉛も身長を伸ばすのに役立つと言われているので、亜鉛を含んだ食品も取るようにしましょう。

深い眠りが成長ホルモンを増やす

寝初めを深い眠りにするにはその前に心身がリラックスしていることがポイントです。
寝る前にスマホを操作していると光の刺激がストレスとなり、眠りが浅くなりがちです。

身長が低く成長ホルモンの効果が心配なときは専門医に相談しましょう


成長ホルモンの分泌量が十分でないとなかなか身長が伸びず、平均を下回ることがあります。
生活改善を行っていても身長の変化がなく心配に思うときは、低身長の専門医に相談してみましょう。

整形外科のなかには低身長を専門している医師が診察を行っているところがあり、そこでの相談がおすすめです。
診察を受けるとホルモン分泌不全が原因によるものかなどを知ることができるので、必要があれば成長ホルモン剤の投与を受けることも可能になります。

このときホルモン剤を投与する方法は注射が主です。
口から飲んでも成長ホルモンの効果は期待できないので、高額な飲み薬の成長ホルモン剤を紹介するクリニックには注意しましょう。

実際に成長ホルモン剤を使用するのは、投与した場合その子の身長が伸びる効果が期待できると医師によって判断された場合です。
しかし、身長を伸ばすことを目指した施術は保険適応外になっているため全額自己負担で行い、年齢や体重などの要素によって必要となるホルモン剤の量は変わってくるため、費用もまちまちです。

(まとめ)成長ホルモンにはどんな効果があるの?

1.成長ホルモンは子どもの骨を伸ばす効果などを持っています

成長ホルモンは成人前の子どもの骨を伸ばす効果を持っているので、身長を伸ばしたいのならこの間に成長ホルモンの分泌を促進させることが大切です。そのためには、睡眠・食事・運動に気を付けた生活を送らせてあげましょう。

2.脳下垂体から分泌され、骨の形成を指示します

脳下垂体から分泌された成長ホルモンは、軟骨の形成を働きかけて骨をつくっていきます。成人前の子どもの頃は骨をつくる働きに関わりがあるため、このときに十分な成長ホルモンが十分分泌されると身長も伸びやすくなります。

3.成長ホルモンの効果を十分発揮させるには生活習慣の改善が必要です

成長ホルモンを十分に分泌させ身長を伸ばすための効果を発揮させるには、運動をして睡眠を十分取り、タンパク質をしっかりと食事でとることがポイントです。寝る前はリラックスして過ごし、ストレスを緩和するようにしましょう。

4.身長が低く成長ホルモンの効果が心配なときは専門医に相談しましょう

生活改善を続けても身長に変化が見られず心配なときは、整形外科の低身長専門医を訪ねてみましょう。カウンセリングを受けて、必要があれば成長ホルモン剤の注射による施術を受けることも可能になります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師