成長期にプロテインを飲んでも身長が伸びなくなることはありません


成長期にプロテインを飲んだとしても、それだけで筋肉がついて身長が伸びにくくなることはありません。逆にプロテインだけで身長が伸びるということもないでしょう。

子どもの身長は睡眠や運動、栄養などと複雑に関係しています。
プロテインはタンパク質や成長期に必要な栄養を摂取するためのサポート役です。

子どもの成長やスポーツをサポートするために上手に活用しましょう。

プロテインで身長が伸びなくなる、もしくはプロテインだけで身長が伸びるということはありません

身体の成長に欠かさない栄養素がタンパク質です。
プロテインでタンパク質を補っているという人もいるでしょう。
ところが、プロテインを飲むを身長が伸びないなんて噂もささやかれています。
逆に、プロテインを飲むことで身長が大きく伸びたなんて声もあります。

一体、どちらが本当なのでしょうか。

プロテインを飲んで身長が伸びなくなるというのは、筋肉がつくことで身長が伸びにくくなるというイメージから来たものです。
しかし、プロテインを飲んだだけで筋肉が隆々とつくことはありません。
筋肉をつけるためには、そのためのトレーニングが必要です。

プロテインで身長が伸びなくなるというのは、筋肉隆々のボディビルダーがプロテインを飲むようなイメージからきた間違いと考えられます。
また、プロテインは身体を作る材料ですが、それだけを飲んで身長が伸びることはありません。

身長が伸びるためには多様な栄養素と睡眠、運動が必要です。
食生活の問題だけが身長に影響するわけではありません。

プロテインは栄養を必要とする成長期の子どもをサポートする方法のひとつと考えましょう。

子ども用のプロテインはカルシウムやビタミンなど成長期に必要な栄養が豊富に含まれています


プロテインというと、筋肉をつけたい人が飲むものと考えがちです。
しかし、プロテインはスポーツをしている子どもや女性など幅広く支持されています。

子どもの用のプロテインは大人用とどこが違うのでしょうか。
多くの場合、子ども用プロテインは大人用に比べて成長期に必要な栄養が多く含まれています。

例えば、カルシウムやその吸収を助けるビタミン類です。
カルシウムは骨の生成に欠かせない栄養で、実は成長期に必要なカルシウムは大人以上です。

厚生労働省による日本人の食事摂取基準では、大人のカルシウム摂取推奨量が650~700mgなのに対して、12~14歳の男子で1,000mg、女子で800mgが推奨されています。
また、スポーツをしている子どもであれば、汗によってカルシウムが出ていくためそれ以上摂取する必要があると考えられます。

大人用のプロテインは筋肉をつけて運動能力を高めるために使われ、タンパク質含有率が増える傾向にあります。
一方、子ども用のプロテインはタンパク質以外にも、カルシウムや、運動することで不足しがちなビタミンなどを豊富に含んでいるので、成長期に必要な栄養を効率よく摂取できる食品と考えられます。

タンパク質は普段の食事からバランスよく摂取することが大切です

タンパク質は身体を作るための栄養素で、成長期に必要とされています。
厚生労働省による日本人の食事摂取基準では、成人男性であれば一日50g、育ち盛りの15~17歳男子であれば、1日あたり65gのタンパク質摂取が推奨されています。

例えば、牛乳コップ一杯に含まれるタンパク質は6.6g、皮付きの鶏もも肉100gに含まれるタンパク質は17.3gです。

タンパク質の源となる食品は、米や納豆、卵など普段の食生活に含まれているものが多く、比較的摂りやすい栄養とも考えられます。
ただし、タンパク質は脂肪のように身体に溜め込むことができません。

体内で分解と合成を繰り返して、絶え間なく消費されます。
そのためタンパク質を一度に多量に摂取するのではなく、継続して食品からバランスよく摂取することがおすすめです。
また、動物性のタンパク質はアミノ酸バランスに優れ栄養価が高い半面で、脂質やコレステロール多い傾向があります。

プロテインのような効率よくタンパク質が摂れる食品も利用しつつ、普段の食事からバランスよく栄養を摂りましょう。

(まとめ)成長期にプロテインを飲んでいると身長は伸びない?

1.成長期にプロテインを飲んでも身長が伸びなくなることはありません

子どもの身長は、普段の食事や睡眠、運動が関連しています。プロテインだけで身長が左右されることはありません。
タンパク質は成長期の子どもに欠かせない栄養です。プロテインなども活用して普段の食事からバランスよく栄養を摂取しましょう。

2.プロテインで身長が伸びなくなる、もしくはプロテインだけで身長が伸びるということはありません

身長を伸ばすのは、睡眠や運動、食生活など多くの要因が関係しています。成長期の子どもにはタンパク質が必要ですが、プロテインだけ飲んでいても身長が伸びるわけではありません。
また筋肉がつきすぎて身長が伸びなくなるということもないでしょう。

3.子ども用のプロテインはカルシウムやビタミンなど成長期に必要な栄養が豊富に含まれています

プロテインにはその目的や、利用する年齢によって種類があります。例えば、子ども用のプロテインは成長期の子どもをサポートするためにカルシウムなどが豊富です。
大人と共用ではなく、子どもに適したプロテインを飲むようおすすめします。

4.タンパク質は普段の食事からバランスよく摂取することが大切です

タンパク質は私達が普段食べている食品からも摂取しやすい栄養素です。しかし、動物性タンパク質はカロリーやコレステロールが高い傾向にあります。
プロテインなども活用して、さまざまな食品からタンパク質は摂取しましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師