身長を伸ばすために特に必要な栄養素はタンパク質や亜鉛、カルシウムです


子どもの成長にはたくさんの栄養素が関係しているといわれています。
その中でも、子どもの身長を伸ばすのに特に必要とされる栄養素は、タンパク質や亜鉛、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDなどが挙げられます。

これらの栄養素は一緒に摂ることでその効果を高められると考えられています。
成長期のダイエットは低身長症に繋がるため良くないとされています。

子どもの成長に欠かせない栄養素はタンパク質です

成長期の子どもは多感な年ごろですから、体型をコンプレックスに思うことがしばしばあるでしょう。
しかし、だからといってダイエットを行い過度な食事制限をしてしまうと、成長に必要な栄養素が十分に摂取できず、低身長症などの原因になってしまう恐れがあります。

子どもの身長を伸ばすためには、バランスの良い食事が不可欠とされています。
そのなかでも特に重要視されている栄養素が、タンパク質です。
タンパク質は私たちの身体の大部分をつくるために必要な栄養素で、筋肉、皮膚、骨、臓器、髪の毛、血液などを生成する元になると考えられています。

タンパク質は成人にとっても欠かせない栄養素ですが、成長期の子どもにとってはなおさら欠かせないといえるでしょう。
成長期の子どもにおいて、一日あたりのタンパク質の摂取目安量は、男子が60g程度、女子が50g程度とされています。

タンパク質は骨の成長にとって中心とも呼べる栄養素になります。
ほかの栄養素に比べ、食品から摂取しやすいため過度なダイエットを行わない限り、不足することはあまりないでしょう。
タンパク質を多く含む食品は、肉や魚、卵、牛乳、豆乳、ツナ、豆腐などが挙げられます。

子どもの骨の成長に欠かせない栄養素はカルシウムです


骨の成長に欠かせない栄養素として知られているのがカルシウムです。
成長期の子どもにおいて、一日のカルシウムの摂取目安量は、男子が1000mg程度、女子が800mg程度とされているのですが、実際その世代の子どもたちが摂取できている量は、その目安量よりかなり少ないという調査結果が出ています。

つまりカルシウムの摂取に対しては、より気を配る必要があると言えるでしょう。

カルシウムは骨や歯を強くする働きをもっているといわれています。
成長期にカルシウムの量が不足していると、骨量が減ってしまい、スカスカの骨になってしまう恐れがあると考えられます。

しかも、骨量は骨端線が閉じてしまう成人までの間にしか高められないとされています。
そのため、成長期の間にしっかりとカルシウムを摂取するかどうかが、身長の伸びに大きく関係するといえるでしょう。

また、カルシウムは体内に吸収されにくい性質を持っているといいます。
カルシウムの吸収率が高い牛乳でさえ、40%程度の吸収率と考えられています。
カルシウムを体内に吸収されやすくするには、マグネシウムや亜鉛、ビタミンDなどと一緒に摂ることが良いとされています。

子どもの身長を伸ばすのにさまざまな栄養素が関係しています

カルシウムの吸収率を上げるための栄養素を挙げましたが、それぞれどのような働きを持っているのでしょうか?
ここでは、マグネシウム、亜鉛、ビタミンDが持つ働きについてご説明いたします。

マグネシウムは骨の強度や弾力性を高めます

ミネラルの一種であるマグネシウムは、カルシウムと同様、骨や歯を生成するのに必要とされています。骨の強度や弾力性を高め、新陳代謝や身体の調整機能といった重要な作用を持っていると考えられています。

亜鉛はタンパク質の合成を助けます

亜鉛には成長ホルモンを分泌する働きがあるといわれています。
また、タンパク質の合成や骨の細胞の代謝を助ける役割も担っていると考えられています。
亜鉛が不足すると身長の伸びが悪くなるという実例もあります。

ビタミンDはカルシウムを骨に沈着させます

ビタミンDは食品から摂取できるだけでなく、紫外線に当たることでも合成することができると考えられています。ビタミンDはカルシウムを骨に沈着させる働きがあり、小腸でのカルシウムの吸収をスムーズにさせる栄養素とされています。

(まとめ)身長を伸ばすにはどんな栄養素が必要なの?

1.身長を伸ばすために特に必要な栄養素はタンパク質や亜鉛、カルシウムです

子どもの身長を伸ばすにはさまざまな栄養素が必要とされているため、成長期のダイエットは推奨されていません。なかでもタンパク質や亜鉛、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDなどの栄養素は身長の伸びに特に関係していると考えられています。

2.子どもの成長に欠かせない栄養素はタンパク質です

ダイエットで過度な食事制限を行うことは、子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性があります。子どもの成長に特に必要とされている栄養素がタンパク質です。タンパク質は骨の成長の中心的な栄養素であるため、食品から積極的に摂取させるようにしましょう。

3.子どもの骨の成長に欠かせない栄養素はカルシウムです

現代の子どもはカルシウム不足の傾向にあるといいますが、成長期にカルシウムが不足してしまうと、身長の伸びに悪影響を与えると考えられています。マグネシウムや亜鉛、ビタミンDなどと一緒に摂り、吸収率を高めることも大切です。

4.子どもの身長を伸ばすのにさまざまな栄養素が関係しています

カルシウムの吸収率を上げ、子どもの身長を伸ばすにはさまざまな栄養素が必要と考えられています。骨を強くするマグネシウム、タンパク質の合成を助ける亜鉛、カルシウムを骨に沈着させるビタミンDなどが挙げられます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe

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経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師