筋トレやスロートレーニングなどの運動は成長ホルモンの分泌を促すと言われています


運動が身長を伸ばしたいときに役立つと言われていますが、短期間ではなく継続して行うことがポイントです。数ある運動のなかでも筋トレやスロートレーニングを行うことがおすすめですが、その際は強度や1回に行う時間に注意しましょう。

そして、より運動効率を上げるためにはしっかりとした身体づくりも必要なので、身体をつくる元になるタンパク質は十分に取り、成長に役立てるようにしましょう。

運動が苦手な子でも取り組みやすいのがスロートレーニングです

子どもも取り組みやすい、成長ホルモンの分泌を促すための運動に「スロートレーニング」があります。これは止まらずにゆっくりと行う運動のことで、1人でもできる安全性の高いトレーニングで、自分の体重を使って負荷をかけてできる範囲で行います。

筋トレの腕立て伏せや腹筋もゆっくりと自分のペースで持続して行えばスロートレーニングになります。

筋トレのなかからおすすめするならスクワットで、お尻や腿の太い筋肉を成長ホルモンの分泌を促進させる役に立つのです。
やり方はまず肩幅よりやや広めに足を広げて立ち、このときつま先は30度程度外側へ向けておきましょう。そして息を吸いながら4秒かけてしゃがみ、今度は4秒かけて立ち上がっていきます。

このとき、しゃがんだときはつま先より膝が前に出ないようにせず、立ち上がったときはピンと膝を伸ばしてしまわず自然に曲がる状態までにしておきましょう。
スクワットがやりにくいときはイスの背を軽く持って支えにしてもかまいません。
子どもは勢いで筋トレを行いがちなので、スロートレーニングに取り組むときは大人の方がゆっくりできているか確認してあげることもポイントです。

筋トレをするときは高めの強度で短時間行いましょう


筋トレで成長ホルモンの分泌を促して、身長を伸ばすことを目指すには運動強度が強めの内容になります。具体的には筋トレを10分間、「もう吐いてしまいそうだ」というくらいに追い込んで行うことです。

しかし運動を頻繁に行う習慣のない子の場合、あまりに辛すぎる運動を継続することは難しくなってしまいます。
また、子どものうちから筋トレをすると身長が伸びなくなるというウワサがありますが、これは医学的根拠のないものなので、それほど気にしなくても良いでしょう。

ある程度筋トレをしておくメリットとして、身体に筋肉がついて動きやすくなり運動を辛いと感じにくくなる点があります。
運動が苦手な子ほど少ない回数の筋トレでも辛いと感じやすいので、まずは筋トレの仕方から丁寧に説明をしてあげましょう。

そして、目的などを十分理解させたうえで取り組むことができれば、考えながら行うことができるため、きっと運動を続けやすくなるはずです。

タンパク質を適度に取って運動をしましょう

タンパク質は身体をつくるために必要な栄養素として広く知られていますが、成長ホルモンの分泌にも欠かせない栄養素です。
子どもにとって必要なタンパク質の量は大人の体重あたりの量よりも多いですが、極端に摂取量が増えないよう注意しましょう。

タンパク質は毎日の食事のなかで定期的に取るようにし、肉・魚・卵・牛乳・豆類などをまんべんなく料理に取り入れましょう。
もし肉や魚が嫌いな子の場合でも、その他の卵・牛乳・豆類で補うことができれば身長を伸ばす役に立ちます。

具体的なメニューを紹介しておくと、朝食に牛乳1杯と卵1個の目玉焼きを食べた場合取ることのできるタンパク質の量は12gで、これは7歳児が1日に必要なタンパク質の量の2割ほどにあたります。
タンパク質をしっかりとって運動をし、筋肉を付けていくことで、成長ホルモンの分泌量がアップすることを期待でき、その結果身長が伸びることにもつながるでしょう。

身長を伸ばすために日頃から行うことをより詳しく聞きたいときや、お子さんの低身長がどのような状況にあるのかを知っておきたいときは、専門家に相談する方法もあります。
無料セミナーを開いているクリニックもあるので、まずは相談に出かけることもおすすめです。

(まとめ)成長ホルモンの分泌が良くなる運動とは?

1.筋トレやスロートレーニングなどの運動は成長ホルモンの分泌を促すと言われています

身長を伸ばすことを目指した運動は短期間だけではなく、継続して長く行っていくことが大切です。運動のなかでも筋トレやスロートレーニングがおすすめで、行う強度や時間の長さに注意しましょう。

2.運動が苦手な子でも取り組みやすいのがスロートレーニングです

スロートレーニングは成長ホルモンの分泌を促す運動としておすすめです。ゆっくり無理のない負荷をかけて行うというトレーニングで、例えばスクワットをゆっくりと時間をかけて行うことによってお尻や腿の太い筋肉を鍛えます。

3.筋トレをするときは高めの強度で短時間行いましょう

筋トレで成長ホルモンの分泌を促進させる場合には、短時間かつ強めの運動を行う必要があります。運動が苦手な子の場合は、目的などをしっかり説明してあげて、理解しながら運動に取り組めるようにしてあげると良いでしょう。

4.タンパク質を適度に取って運動をしましょう

成長ホルモンの分泌を促すために運動して筋肉をつけるには、タンパク質を十分な摂取が必要です。日の食事で肉・魚・卵・牛乳・豆類を積極的に取りましょう。低身長の治療を行うクリニックではセミナーを開催している所もあり、内容を学ぶこともできます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 田邊雄医師