プロテインで身長が伸びないは嘘です


プロテインを飲んだからといって身長が伸びないわけではありません。
このような噂が広まった理由は、プロテインを飲むと筋肉が付き過ぎて、身長が伸びないと考えられたためです。

実際には、プロテインを飲むだけで筋肉が付くということはありませんから、心配する必要はありません。プロテインはたんぱく質摂取目的の食品で、栄養補給のためにあるものです。

筋肉を付けるためにはそれに相当する運動が必要です

そもそも筋肉を付けるためには、それ相当の運動を加える必要があります。
プロテインはあくまでもたんぱく質を補うための食品で、飲んだだけで筋肉が増えることはないのです。

筋肉を増やす人がプロテインを飲んでいることが多いことから、飲むだけで筋肉が増えると誤解されている方もいるでしょう。
筋肉が増えるとは、適切なトレーニングを取り入れ、筋肉の材料を補給して、休息を加えることです。

適切なトレーニングとは、筋肉繊維1本1本が破壊されていくことで、ハードなトレーニングをしなければなりません。
さらに筋肉の修復に必要な材料を補給し、筋繊維が修復する休息をとることではじめて筋肉は肥大していきます。

子どもが特別なトレーニングをしていない限りは、たとえプロテインを飲んでいたとしても筋肉が大きくなることはありません。
何も運動をしていない子どもがプロテインを飲んでも、回復を必要とする筋繊維はないため、特に変化が現れることはないのです。

筋肉を増やしたい方がプロテインを飲んでいるのは、トレーニングをしている人は通常の2倍のたんぱく質が必要で、食事から取り入れるとカロリーオーバーになりやすいからです。
たんぱく質だけを狙って補給したい人が、プロテインを活用しています。

子どものプロテイン摂取は必要なときだけです


子どもは栄養補給のために、必ずしも毎日プロテインを必要としているわけではありません。
運動をしている子どもでも、毎日たんぱく質が不足しているとは限らないため、毎日とり入れる必要はないでしょう。

子どものプロテインは、あくまでも栄養補助食品の位置づけです。
足りないときに補う考え方で、毎日の食事で十分なたんぱく質が摂取できている場合は、プロテインを足す必要はありません。

子どもの栄養補給は、毎日の食事から得るのが基本となり、それでも足りないときに補助的にプロテインを活用しましょう。
プロテインは食事の一部ではなく、おやつのように補食という考え方です。

プロテインを飲む必要性があるのは、運動量に対し十分な栄養素の補給ができていないときです。
習い事などでスポーツをしている場合で、食事でたんぱく質の摂取が不十分だと感じるなら、プロテインで補う形でもよいでしょう。

食が細く一度にたくさん食べられない子どもにも、プロテインを活用すればたんぱく質補給ができます。たんぱく質摂取はプロテインに限らなくてもできます。
おやつの時間に牛乳をとり入れる、チーズやハム入りのサンドイッチを食べさせるなど、工夫次第でたんぱく質摂取は可能です。

それでも不足しやすい場合に、プロテインを活用しましょう。

プロテインの飲み過ぎは太る原因です

育ち盛りの子どもは大人なみのたんぱく質摂取量が必要で、食事で補いきれない場合は、プロテインを活用するのもよいことでしょう。
ただし、食事にプロテインをプラスする方法は取り過ぎればカロリー過多となり、肥満につながる可能性があります。

これはプロテインに限らず起こることで、食べ過ぎや飲み過ぎがもたらす結果です。
運動量が少ないのにかかわらず、プロテインを飲み過ぎてしまえば、摂取カロリーが多くなるのは当然のことでしょう。

基本的には栄養が足りないときに飲むもので、美味しいからという理由や、身長を伸ばすために義務的に飲むものではありません。
プロテインを飲み始めてから太ってきた場合は、総合的な栄養面や、プロテインを飲む量を考えてみましょう。

運動量に見合っていない摂取カロリーになっている場合は、どこかで調節しなければなりません。
しかし、プロテイン自体は高たんぱく、低脂肪で、カロリー数も少ない食品のため、普通の食品にプラスしたからといって、急に体重が増えてくるものではありません。

たんぱく質摂取で脂肪も一緒にとりすぎてしまう場合は、上手くプロテインに置き換えることで、カロリー摂取量の調節にもなります。

(まとめ)プロテインは身長が伸びないって本当?

1.プロテインで身長が伸びないは嘘です

プロテインを飲んだからといって筋肉がムキムキになり、身長が伸びないということは起こりません。たんぱく質を補うための食品ですから、飲んだだけで筋肉が付くわけではないのです。

2.筋肉を付けるためにはそれに相当する運動が必要です

筋肉を増やすためには、それなりのトレーニングが必要です。そのため、プロテインの摂取のみで筋肉が大きくなるということはありません。
子どもが特別なトレーニングをしていなければ、プロテインで筋肉が付き過ぎる心配はしなくても大丈夫です。

3.子どものプロテイン摂取は必要なときだけです

子どものプロテインは栄養補助食品の位置づけで、毎日の食生活でたんぱく質が不足したときにとり入れましょう。
毎日とり入れる必要はなく、食事やおやつを工夫しても足りないときに、プロテインは役立ちます。

4.プロテインの飲み過ぎは太る原因です

プロテインも飲み過ぎればカロリー過多となり、肥満の原因となるため避けましょう。しかし、プロテイン自体は低脂肪、低カロリーの食品ですから、普通に取り入れるなら太り過ぎてしまう心配はありません。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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院長 齋藤まい医師