身長が伸びない原因は遺伝よりも日頃の生活習慣と関わりが大きいです


子どもの身長は両親からの遺伝ですべて決まるわけではなく、日頃の生活習慣との関わりが大きくなっています。そして思春期までは子どもの骨は大きく伸びるチャンスがあるため、それまでに十分伸ばしてあげましょう。そのためにはたんぱく質の多い食事・十分な睡眠・睡眠の質を高める運動に取り組めるよう促すことがおすすめです。

それでもお子さんの身長が伸びない時には、専門医療機関を受診し原因に基づいた施術を受けましょう。

遺伝によって子どもの身長の高さが決まる確率は低いです

子どもの身長は両親の影響を受けますが遺伝だけではなく、それ以外の要因も大きく影響しています。
そのため親の身長が高くても子どもの身長が伸びないことはあり、その逆もあり得るのです。

ではどのような要因が遺伝以外で関わるのかというと、生活環境や生活習慣があり、これらは家族でどうしても似てきやすいために、両親の身長に子どもの身長が近いことは多くなっています。

思春期までに十分身長を伸ばす

子どもの骨には軟骨細胞でできた骨端線という伸びるための部分があり、ここで軟骨細胞が増えて層が厚くなるとカルシウムによって石灰化され、硬い骨になります。
しかし思春期を過ぎて体が大人になってしまうと骨端線は硬くなり、なくなってしまうのです。

すると子どもの時のように身長が大きく伸びることはなくなってしまうため、身長の伸びに心配がある時は思春期までの対策をおすすめします。

身長を伸ばすために必要な生活習慣への改善をおすすめします


子どもの身長の伸びに大きく影響する、日頃の生活習慣の中でも食事・睡眠・運動を改善しましょう。

身長を伸ばすために必要なたんぱく質

食事の内容も家族で同じ物を取ることが多いため、子どもの身長の伸びに必要なたんぱく質が十分でない場合があります。
そのため、普段の食事の中に肉・魚・卵・乳・大豆といったたんぱく質を多く含む食品を増やすことがおすすめです。

特に朝食や間食ではたんぱく質が少なくなりがちなので、メニューを考慮しましょう。

十分な睡眠が成長ホルモン分泌を促す

夜寝ている間に最も成長ホルモンが分泌され身長の伸びを促すので、睡眠不足にならないよう早く寝ることをすすめましょう。
小学生では9~10時間の睡眠時間が必要なため不足しないようにし、より長い睡眠時間が確保できる時は寝させてあげることです。

運動で睡眠の質を高める

眠り初めの3時間で熟睡すると成長ホルモンの分泌がさかんになるため、質の高い睡眠にするには日中に運動しておくこともおすすめです。
他にも寝る前2~3時間の間はスマホやゲーム画面を見るのをやめ、運動ができなかった日にはストレッチやヨガをして血行促進をしておきましょう。

お子さんの生活習慣を改善しても身長について心配な時は専門医を訪ねましょう

両親の身長が低いわけでもなく、特に親族にも身長の低い方がいないけれどお子さんの身長が伸びない時は、何か別の原因があるかもしれません。
身長の伸び方に心配がある時は、早めに専門医療機関で受診しましょう。

低身長の専門医の診察を受けると、問診や検査を行ってどのような原因から身長の伸びが悪くなっているかを判断していきます。
そして場合によっては成長ホルモン療法が選択肢にあげられることもあり、必要性と効果の期待によって提案するかどうか医師が判断します。

成長ホルモン療法とは、成長ホルモン剤を継続して投与することにより身長の伸びを促していく方法で、生活習慣の改善だけよりも効率良く身長を伸ばすことが期待できる施術です。
ではどのように施術を進めるかというと、注射を定期的にうつもので1日何本を何回かは医師から指示されたとおりに投与していきます。
注射の本数や頻度は年齢があがるにつれて増えていくことから、身長について不安がある時は早めに施術をスタートすることがおすすめです。

しかし1日何度も注射をうつために通院が必要になるのではと不安を感じるかもしれませんが、ご自宅でお子さん自身やご家族が注射を行うため頻繁な通院は必要なく、普段の生活が忙しい場合も安心して取り組めます。

(まとめ)身長が伸びない原因は遺伝?

1.身長が伸びない原因は遺伝よりも日頃の生活習慣と関わりが大きいです

子どもの身長は遺伝だけでなく生活習慣も関係があります。従ってたんぱく質が豊富な食事・十分な睡眠時間・日中の運動を心がけてあげましょう。それでも身長が伸びない時は専門医と相談し最適な施術を受けましょう。

2.遺伝によって子どもの身長の高さが決まる確率は低いです

子どもの身長の伸びは両親からの遺伝の影響も受けますが、その他に生活環境や生活習慣も大きく関わっています。そして子どもの骨にある骨端線は思春期を過ぎるとなくなってしまうことから、身長を伸ばすための対策は思春期までに行うことがおすすめです。

3.身長を伸ばすために必要な生活習慣への改善をおすすめします

普段の生活習慣を改善することは子どもの身長の伸び方に影響があるため、ぜひ行いましょう。食事ではたんぱく質をしっかりと取り、睡眠不足にならないよう十分な睡眠時間を確保し、睡眠の質を高めるためにも運動を行うことがおすすめです。

4.お子さんの生活習慣を改善しても身長が心配な時は専門医を訪ねましょう

両親の身長は低くないけれどお子さんの身長が伸びない時は、専門医療機関で原因を探ってもらいましょう。そして必要性と効果が期待される時には、生活習慣改善より効率の良い成長ホルモン療法を選択肢にあげられることがあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師