身長が伸びない時はまず生活習慣の改善から行いましょう


身長が伸びないと心配がある時は睡眠や食事内容を振り返ってみましょう。
夜更かしせず小学生なら9~10時間の睡眠をしっかり取り、たんぱく質を多く含む食品をバランス良く使った食事を取らせてあげることがおすすめです。
そして可能であればさらに夜の睡眠時間を長くし、食事では脂肪の取りすぎに注意しましょう。

しかしあらゆる生活習慣の改善に取り組んでも身長が伸びない時は、専門医の元で診察・施術を受けてはいかがでしょうか。

質の高い睡眠を十分に取らせてあげましょう

成長ホルモンの分泌は夜寝ている間に最もさかんになるため、夜更かしせず早く寝るよう促してあげることが大切です。
特に現代の子どもたちは睡眠不足の傾向にあるため、普段よりも1時間早く寝るようにすることで理想的な睡眠時間に近づきます。

子どもには理想的な睡眠時間がある

就学前の幼児は10時間以上、小学校低学年で10時間、高学年から中学生は9時間半が理想的な睡眠時間です。
可能であればこの時間よりも長く睡眠をとってもかまいませんが、不足した状態が続いてしまうと身長が伸びない可能性が出てきます。

習い事などでどうしても睡眠時間が削られてしまう日はその他の日により早く寝ておくことがおすすめです。

睡眠の質を高めよう

ただ寝るだけよりもさらに質の高い睡眠にすることで成長ホルモンの分泌はさかんになります。
そのためには寝る前にリラックスタイムを取ることがおすすめで、たとえば昼間にあまり運動できなかった日はストレッチをしたり、テレビやゲームをやめて落ち着いた時間を過ごさせたりすることがおすすめでしょう。

気持ちが落ち着いた状態で睡眠に入ると熟睡が期待できるので、成長ホルモンの分泌促進につながり、身長の伸びへも関わっていきます。

たんぱく質をたっぷり含んだ食事内容がおすすめです


子どもの身長の伸びは骨の伸びと関わりがあり、骨端線という軟骨細胞でできた層が厚くなることが必要です。
軟骨細胞を増やすにはたんぱく質を毎日の食事でしっかり取ることがおすすめで、運動をしている子どもの場合はエネルギーとして消費されたり体の修復にも使われたりすることから、さらに多くのたんぱく質を摂取できるメニューを用意してあげましょう。

子どもの食事について気にしておきたいポイントをいくつか紹介します。

間食にもたんぱく質を含んだ物にする

間食は甘いお菓子やジュースを取ることは少なくないでしょう。
しかしそのような食べ物はおやつにすると体の成長に必要な栄養素はほとんど取ることができません。
そのため間食をたんぱく質のたっぷりと含んだ食べ物に換えることで身長を伸ばすために役立つ栄養素をしっかり取ることができるのです。

たとえばツナや鮭などを入れたおにぎりや肉を使ったお好み焼きがおすすめで、牛乳をプラスしても良いでしょう。

脂肪の取りすぎに注意

たんぱく質の多い食品の中には脂肪をたくさん含んでいる物もあるため、食品の取り方が偏ると脂肪の取りすぎになる可能性があります。
肥満になると思春期の到来を早めて身長が伸びる機会を逃してしまうことから、あらゆる食品でたんぱく質を取りましょう。

本格的にお子さんの身長を伸ばそうとお考えなら専門医に相談することです

お子さんの身長が伸びない時や、お子さん自身が身長に対してコンプレックスを感じている場合は、低身長を専門とするクリニックなどに相談してみてはいかがでしょうか。
専門のクリニックを受診するとお子さんの成長データやカウンセリングの内容、検査結果を元にしてどのような生活の仕方をすれば良いかや適切な施術を紹介してもらえます。

中でも専門医療機関にかかることのメリットは成長ホルモン療法に取り組むチャンスがあることで、この施術を行うと生活習慣の改善よりも短期間で身長が伸びると期待できます。
ただし成長ホルモン療法は誰でも選択できるものではなく、医師によって必要性や効果の期待が判断された場合に提案されます。

そのため効果もわからないまま時間や費用をかけてしまう心配が少なく、安心して施術に取り組めるのです。
そして成長ホルモン療法をする場合、継続して成長ホルモン注射をする必要がありますが、ご家族やお子さん本人で行えるため忙しくて通院が続けられないという心配もなく、施術を継続しやすい方法です。

(まとめ)身長が伸びない時はどうすればいい?

1.身長が伸びない時はまず生活習慣の改善から行いましょう

お子さんの身長が伸びない時には、睡眠時間をたっぷり取り、たんぱく質を十分含んだメニューを用意してあげましょう。夜の睡眠時間は理想的な時間より長くても良く、食事は脂肪の取りすぎに注意が必要です。
それでも改善しなければ専門医を受診しましょう。

2.質の高い睡眠を十分に取らせてあげましょう

夜寝ている時に最も成長ホルモンの分泌がさかんになるため、年齢に応じた十分な睡眠時間を取りましょう。そして質の高い睡眠にするためにはたとえば寝る前に落ち着いた時間を過ごさせてあげることがあります。

3.たんぱく質をたっぷり含んだ食事内容がおすすめです

子どもの骨を伸ばすために必要な栄養素はたんぱく質なので、毎日の食事と間食はたんぱく質をたっぷり含んだ内容にしましょう。たんぱく質の多いあらゆる食品をまんべんなく取ることで脂肪の取りすぎには注意することもポイントです。

4.本格的にお子さんの身長を伸ばそうとお考えなら専門医に相談することです

お子さんの身長を本格的に伸ばしてあげたい時は低身長の専門医を受診しましょう。検査やカウンセリング結果に基づき、成長ホルモン療法が紹介されることもあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 齋藤まい医師