身長が伸びないこととストレスには関連性があります


あまりに強いストレスがかかると成長ホルモンが分泌されづらくなり、身長が伸びないことが指摘されています。
ある程度のストレスであれば深刻な影響はありませんが睡眠不足や運動不足のほか、人間関係についての悩みによってストレスが大きくなると、成長ホルモンの分泌に影響が出ると考えられています。
子どものライフスタイルだけでなく、悩みについても保護者が常に心を配り、きちんと対応をしていくことが求められています。

子どもにとってストレスとなりやすいものは何か知っておきましょう

ストレスとは、身体や心が刺激を受けたことによって起こる生体反応に伴う症状のことを言います。
誰でも日常生活を送るだけでさまざまなストレスを受けますが、強いストレスは子どもの身長が伸びない原因となることがあります。

子どものストレスは年齢によって、下記のように分けて考えることができます。

5歳以下の子どもの主なストレス
  • 好き嫌いが多いことで叱られる
  • 弟や妹が産まれたことで両親と触れ合う時間が短くなる
  • 兄弟ゲンカをして叱られる
  • 両親など家族同士のケンカを間近で目にする

このように、5歳までの幼児期は家庭内での出来事がストレスの原因となりやすいです。
一方6歳以上の子どものストレス原因はこのようなものがあるとされています。

6歳以上の子どもの主なストレス
  • 友達や先生となじめない
  • 仲間外れやいじめにあう
  • 苦手な食べ物を克服できず給食を残すことで叱られる
  • 勉強内容が理解できない
  • テストの成績が思わしくない
  • 塾通いなどで時間の余裕がない
  • 進級や転校などによる環境の変化

学校に入学すると子どもは家庭外での出会い通じ、他人との関わり方を学んでいきます。
そういった中で6歳以上の子どもは家庭内での問題だけでなく、新たな人間関係や生活環境をストレスと感じることがあります。

子どものストレス特有の症状があります


ストレスが原因で現れる症状で最も多いとされるのが、腹痛です。
ストレスによる腹痛は子どもからのSOSのサインですので、仮病だと決めつけず、きちんと話を聞いてあげるようにしましょう。

また下記のような症状が現れていないかについても、チェックする必要があります。

身体的な症状
  • 頭痛、頭重
  • 消化不良
  • 動悸、呼吸困難
  • 不眠
  • ぜんそく
  • 皮膚炎

ストレスが原因の不調は身体的症状だけでなく、精神的症状として表れることもあります。
あまりに気分の浮き沈みが激しいと感じる場合は、ストレスによる影響を疑った方が良いでしょう。

精神的な症状
  • かんしゃくを起こすなど怒りっぽくなる
  • 内向的になる
  • 落ち込んでいて元気がない
  • 集中力の低下
  • やる気をなくす
  • 好奇心が薄くなる

また下記のような症状もストレスが原因であると考えられています。

その他の症状
  • 泣く回数が増える
  • ケンカをするなど攻撃的になる
  • 言葉が出にくくなる
  • 拒食または過食になる
  • 家に引きこもりがちになる
  • 普段から子どものことをよく見ていてあげなければ、このようなサインを見逃してしまうことになります。
    家族みんなでお子さんに目を配り、愛情を伝えてあげる機会を持つようにしましょう。

    ストレスを発散させて身長が伸びない原因を取り除きましょう

    子どもがストレスを発散するには言うまでもなく、保護者がきちんと向き合い、サポートしてあげることが必要です。
    ストレスをなくすことが成長ホルモンの分泌を増やし、身長が伸びない悩みを解消することにも繋がります。

    好きなことに集中させる

    関心のある習い事や趣味を始めると、新たな楽しみを見つけることでストレスが和らぐことがあります。好きなことをとことんさせてあげるという方法は、ストレスの解消には効果的です。

    外での運動をすすめる

    身体を動かすことはストレス解消に大いに役立ちます。
    家族が一緒になって運動をすれば、コミュニケーションを取る良い機会にもなります。

    ただしストレスの解消には時間を要することも多いため、子どもの身長について詳しい専門医療機関を受診するのも良いでしょう。専門医療機関では自己注射での成長ホルモン投与など、身長を伸ばすための治療を受けることができます。

    (まとめ)身長が伸びないのはストレスのせい?

    1.身長が伸びないこととストレスには関連性があります

    ストレスは誰にでもあるものですが、あまりに大きなストレスは成長ホルモンの分泌を阻害し、身長が伸びない原因になることがあります。睡眠不足、運動不足、人間関係の悩みなどがストレスになりやすく、保護者のサポートが重要になります。

    2.子どもにとってストレスとなりやすいものは何か知っておきましょう

    過度なストレスは子どもの身長が伸びない原因となりますが、子どものストレスは年齢によって違いが出てきます。5歳までの子どもは家庭内の問題がストレスに繋がることが多く、6歳以上の子どもは学校生活になじめないことがストレスとなります。

    3.子どものストレス特有の症状があります

    ストレスが原因で現れる症状で最も多いのは腹痛ですが、子どものストレスによる症状は他にもさまざまなものがあります。普段からきちんと話を聞いてあげるようにし、家族みんなでお子さんのサポートをするようにしましょう。

    4.ストレスを発散させて身長が伸びない原因を取り除きましょう

    子どものストレスを解消するには好きなことに没頭させたり、家族みんなで身体を動かしたりすることが効果的です。ただしストレスを解消するには時間がかかることも多いため、専門医療機関にて成長ホルモンの投与を受けることもおすすめです。

    監修医情報

    西新宿整形外科クリニック院長
    齋藤まい医師
    さいとう まい/Mai Saito

     

    経歴
    2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
    療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
    2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
    2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
    2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
    2016 年 西新宿整形外科

    運営者情報

    運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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    院長 齋藤まい医師