プロテインの摂取も低身長対策に効果的なものの一つと言えます


骨を成長させて身長を伸ばすためには、タンパク質が必要となります。
そのため、プロテインを利用してタンパク質を意識的に摂取することは低身長対策のために効果的な方法の一つと言えるでしょう。
タンパク質は身長を伸ばすのに欠かせない成長ホルモンを構成する栄養素でもあります。

ただし、タンパク質だけで身長が伸びるわけではないため、栄養バランスに偏りのない摂取を心がけることも大切です。

適度なプロテインの摂取が効果的です

体の発育を促すために子ども用のプロテイン商品が販売されていますが、プロテインを飲むと筋肉が過剰に発達してしまうのではないのかと心配になる方もいるかもしれません。
しかし、筋肉を発達させるためにはタンパク質の摂取に加えて運動も必要ですから、プロテインを摂取しただけで筋肉が発達し過ぎる心配は無用です。

骨の成長には、カルシウム摂取と共にタンパク質摂取も必要なため、むしろプロテインは身長を伸ばすために良い役割を果たしてくれます。

とはいえ、タンパク質を過剰に摂取すると、体内のカルシウム排出を促してしまうのが困った問題です。だからこそ、プロテインの摂取量には十分に注意する必要があります。
子どものタンパク質摂取は、一日あたり50~60gが推奨されています。
成長が著しくなる思春期には、上限の摂取量とされる全体の20%をプラスして100g程度が目安です。

スポーツをしている子どもとしていない子どもでも、差があります。
食事を3食しっかり食べているうえに、大人用のプロテインを数杯も飲んでいるようであれば、タンパク質の過剰摂取にならないか心配です。
適切な摂取量の判断は難しく、専門家への相談をしてみるのも一案です。

効果的な摂取タイミングがあります


プロテインの摂取タイミングは、目的別に決める方法がおすすめです。
たとえば、栄養バランスの改善を目指したい場合は、食前・食後のいずれか、あるいは就寝前の摂取が効果的です。
食前にプロテインを飲むと満腹感から食事をとれなくなってしまうのであれば、食後に摂取するようにします。

就寝前のプロテインは、睡眠中の成長ホルモン分泌に影響を与えます。
成長ホルモンはタンパク質から作られているため、タンパク質不足では十分な成長ホルモンが分泌されません。

そこで、プロテインの摂取によって、睡眠中の成長ホルモン分泌率上昇を目指すのです。

体の疲れをとって新陳代謝をサポートするために、タンパク質は欠かせない栄養素です。手軽にとれるプロテインは、間食にするにも便利です。
体に負担をかける成分が含まれた市販のおやつを食べるよりも、よほど健康的で低身長対策にもなります。

タンパク質は体内でアミノ酸に分解されますから、体作りに必要なアミノ酸の供給源が安定します。
睡眠中には体の修復や成長が行われることから、良質なアミノ酸が供給されていれば体調が整いやすく、骨の成長を妨げる要素も解消可能です。

プロテインは子どもの成長の一助になります

プロテイン商品にもさまざまな種類がありますが、一般に大人向けのプロテインはタンパク質含有率が多めです。
これは筋肉づくりが主目的であることが多いためで、身長を伸ばしたいという成長のためにプロテインを飲む子どもの目的とは異なります。

必要なタンパク質の摂取量は大人と子どもで差があり、子どもの中でも思春期とそれ以前では違いがあるほどです。
身長を伸ばすために必要な成長ホルモンの分泌にも大きくかかわってくるだけに、摂取量には気を付ける必要があります。

順調に身長を伸ばすには、タンパク質の不足も過剰な摂取も避けたいところです。

タンパク質さえとっていれば、身長が伸びるということもありません。
栄養摂取の面では、偏りなくバランスをとることが大切です。

このことからも、プロテインの摂取は身長を伸ばすのに貢献する可能性が高い一方で、あくまでもサポーターとする位置づけにとどめておきたいところです。

子ども向けのプロテインには、タンパク質の他にカルシウムやビタミン、ミネラルなどが配合されています。その意味では、栄養バランスに優れた食品です。
上手に活用すれば、子どもの成長の一助となる期待があります。

(まとめ)プロテインは低身長を予防したり改善できたりする?

1.プロテインの摂取も低身長対策に効果的なものの一つと言えます

成長ホルモンの材料でもあるタンパク質は、骨を成長させて身長を伸ばすために必要となる栄養素です。そのため、プロテインの摂取は低身長対策の一つとして利用する事ができるでしょう。
摂取する際は栄養バランスについても注意しておきましょう。

2.適度なプロテインの摂取が効果的です

骨の成長にはカルシウムだけでなくタンパク質も必要ですから、プロテインの適度な摂取は身長を伸ばすために効果的です。しかし、過剰なプロテイン摂取は、体内のカルシウム排出につながる恐れがあります。
プロテインの適量は、専門家に相談するのも一案です。

3.効果的な摂取タイミングがあります

プロテインを摂取するときは、タイミングを図ると効果的です。栄養バランスをとるには食前・食後の摂取も良いですし、成長ホルモンの分泌率を高めるためにも就寝前の摂取はおすすめです。

4.プロテインは子どもの成長の一助になります

プロテインのみで身長が伸びるわけではないため、タンパク質の摂取量には注意が必要ですが、子ども向けのプロテインは栄養バランスがとれており成長の一助として期待が持てます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師