子供の身長を伸ばすには骨に縦方向の圧がかかる運動だけでなく十分な栄養が必要です


子供の身長を伸ばしたい時におすすめの運動は、骨に縦方向の圧がかかるもので、子供自身が興味のある運動を選びましょう。
そして運動量にあう栄養を十分に取り、体をつくるタンパク質が不足しないよう1日あたりの摂取量をしっかり取ることです。

それでも身長が伸びてこなければ専門医を受診し、必要に応じて成長ホルモン治療を受けられることがあります。

骨の縦方向に圧をかけるような運動がおすすめです

子供の身長を伸ばしたい時の運動を選ぶポイントは、骨に縦方向の圧がかかるかどうかです。
具体的な運動を挙げると、ジョギング・なわとび・ダンス・バスケットボールやバレーボールなどがありますが、このうちバスケットボールやバレーボールは身長を伸ばしやすいという噂があり、それだけが目的で始めさせることは避けた方が良いでしょう。
子供自身がバスケットボールやバレーボールに興味があり、やってみたいと思えば身長が低くても始めてかまいません。

しかし、もともと背の高い子供や両親ともに背が高く将来的に身長が伸びるような子供が集まりやすいことから、身長に対するコンプレックスが大きくなる可能性もあります。

骨端線に栄養を届ける

運動のメリットはほかにもあり、そのひとつが骨端線の軟骨細胞に栄養を十分届けやすくなることです。軟骨に栄養が十分あり、細胞が増えやすくなれば骨の伸びが良くなり、その結果身長の伸びにつながります。そのためにも運動する時は、曲げる・ひねる・反らすといった動きがある運動を選ぶこともおすすめです。

また小さな子供の場合は外遊びを積極的にさせることが、身長を伸ばす運動になります。

運動量に見合った食事量を取り、十分な栄養を確保しましょう

運動するためにはエネルギーが必要で、不足すると成長のための栄養素がエネルギーとして使われてしまいます。
しかしエネルギーとなりやすい炭水化物や脂肪ばかりを取っていては体づくりに望ましくないため、成長期の子供はタンパク質をしっかり取らせてあげましょう。

子供の必要摂取量は大人より多い

特に思春期を迎える前から思春期の頃に身長は大きく伸びますが、その時に必要なタンパク質の摂取量は大人を上回ることになります。
具体的な数値をあげると、成人男性で1日あたり60gのところを15~17才では65g必要とされているのです。

するとタンパク質摂取には肉をと考え、肉ばかりメニューに入れていると脂肪の取りすぎの心配があるため、その他の魚や乳製品、大豆製品なども取り入れてタンパク質の摂取量が足りるようにしましょう。

朝食や間食にもタンパク質を

現代の子供たちの食事は、夕食でタンパク質をしっかり取っているものの朝食や間食では十分取れていない傾向にあります。
そのため朝食で焼き魚や卵焼き、納豆、ソーセージなどをプラスするほか、間食ではスナック菓子や甘いお菓子をやめてお好み焼きや肉まん、ツナや鮭のおにぎりなどにすることでタンパク質の摂取量を増やしましょう。

適度な運動を取り入れても身長が変わらない時は専門医の診察を受けてみましょう

生活習慣に原因がある場合、生活の見直しにしばらく取り組んでいると身長が改善されることもあるでしょう。
しかし原因がそれだけではなく、成長ホルモンが不足している場合などには、専門機関での施術により改善が期待できるのです。
その時相談する医療機関は専門医が在籍する所を選ぶ必要があり、もし一般的な診療のみのクリニックへ出かけてしまうと的確に身長を伸ばすためのアドバイスが受けられないかもしれません。

成長ホルモンを補う施術

専門医療機関を受診すると検査やカウンセリングの結果によって、成長ホルモンを投与する施術を提案されることがあります。
これは不足している分を成長ホルモン剤の投与によって補い、子供の身長が伸びていくよう促します。

この治療には医師に指示された回数を1日に投与する必要がありますが、自己注射で行うことができるため、毎日何度もクリニックへ通う手間のかからない取り組みやすい施術です。

誰でも受けられるとは限らない

成長ホルモン治療は医師の診察や検査結果に基づいて判断されるため、誰でも取り組むことができるわけではありません。
しかし効果が期待できると判断された場合に提案されることから、取り組めば身長を伸ばせる可能性は高いといえるでしょう。

(まとめ)子供の身長を伸ばすにはどんな運動が必要?

1.子供の身長を伸ばすには骨に縦方向の圧がかかる運動だけでなく十分な栄養が必要です

骨に縦方向の圧がかかる運動は子供の身長を伸ばす役に立ち、合わせて運動量に見合うエネルギーやタンパク質をしっかりと取ることもポイントです。それでも身長が伸びない時は専門医の診察を受けてみましょう。

2.骨の縦方向に圧をかけるような運動がおすすめです

身長を伸ばすための運動は、骨へ縦方向の圧がかかるものがおすすめです。例えばジョギングやなわとび、バスケットボールなどがあり、子供が興味を持ったものをやらせてあげましょう。
また運動は骨端線に栄養を届けやすくなることも身長の伸びに役立ちます。

3.運動量に見合った食事量を取り、十分な栄養を確保しましょう

運動量に合う十分な栄養を取るためには、エネルギーの元だけでなくタンパク質をしっかりと取らせましょう。成長期の子供は一番多い時で、1日65gものタンパク質が必要となるため、朝食や間食でもタンパク質を取りやすいメニューにすることです。

4.適度な運動を取り入れても身長が変わらない時は専門医の診察を受けてみましょう

運動を取り入れた生活をしていても子供の身長が伸びない時は、成長ホルモンが不足しているかもしれません。専門医療機関を受診すると診察や検査結果により、成長ホルモン治療が提案され、身長を伸ばすチャンスが高まることがあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師