子供の身長は思春期が訪れる前の時期に大きく伸びます


思春期を迎える前に大きく身長が伸びますが、思春期が終わると身長は伸びにくくなるためそれまでに十分背が高くなるようにしましょう。

そして思春期の訪れは睡眠時間と関係があり睡眠不足が続くと早く到来しやすいため、理想的な睡眠時間をきちんと取ることが身長を伸ばすことにもつながります。
それから成長期には生活習慣に配慮して、健康的に身長を伸ばすことのできる暮らしをしましょう。

その他ポイントは、タンパク質の補給・適度な運動・ストレス解消があります。

男女で身長が大きく伸びる時期には差があります

子供の身長がさかんに伸びる時期は思春期を迎える前ですが、思春期の到来時期は男女の間で差があります。
そのため女の子の場合は10歳位からより伸び始め、男の子は12歳位からになり、女の子の方が早い時期に背が高くなるのです。

しかし男の子の方が思春期が遅く訪れるため、身長を伸ばす時期も長くなり将来的に男子の方が背は高くなりやすいでしょう。

思春期の訪れは睡眠時間と関わる

少しでも身長を高くするには思春期の到来が遅くなった方がよく、そのためには睡眠時間の十分な確保がカギになります。
現代の小学生は睡眠時間が8時間ほどといわれており、これは理想的な睡眠時間よりも1~2時間短いものです。

したがって十分な睡眠時間を取るためには、今よりも1~2時間早く寝ることができるような生活習慣の改善をしましょう。
そして熟睡した方が身長を伸ばす働きに関係している成長ホルモンの分泌に役立つので、寝る前2時間は食事をせず強い光も避け、寝室はできるだけ照明を落とすことがポイントです。

成長期はとくに生活習慣に配慮して十分身長が伸びるようにしてあげましょう


子供の身長をよく伸ばせるのは骨に骨端線があるうちで、骨端線は大人になると硬くなり伸びなくなってしまいます。
そのため体が大人になる思春期の到来を遅くすることで、骨が伸びる時期を長くし身長がさらに高くなるチャンスをつくります。
そのためには十分な睡眠が欠かせませんが、その他にも栄養・運動・ストレス解消なども必要です。

タンパク質が十分補給されている

骨端線の軟骨細胞を増やすことで骨は伸びますが、そのためにはタンパク質の摂取が必要です。
しかし成長期の子供の活動量に見合うエネルギーが補給されていなければタンパク質をエネルギーとして消費してしまうため、タンパク質と合わせてその他の栄養素もバランスよく取りましょう。

運動で骨に刺激を与える

体を動かすと食欲がアップし、成長に必要な栄養素の補給がしやすくなります。
ほかにも全身運動を行って骨に縦方向の圧をかけると成長に役立つため、疲れすぎない程度の適度な運動を継続して行うことです。

ストレス解消する

ストレスが大きいと成長ホルモンの分泌を妨げやすくなるので、ストレスをためこまず発散することもポイントです。
そのためには体を動かすことや夜更かしせず眠ることもおすすめで、身長の伸び方が気になるあまり親からの大きなプレッシャーをかけてしまわないように気をつけましょう。

成長期になっても子供の身長が伸びてこなければ専門医を頼ってみましょう

身長が大きく伸びるとされる年齢になってもあまり子供の身長に変化がない時は、専門医療機関で低身長に関する専門医の診察を受けてみましょう。
すると診察や必要な検査を行い、その結果によって子供に合った内容のアドバイスや施術の紹介をしてくれます。

そして必要性や効果の期待があると判断されれば、成長ホルモン治療を受ける選択肢が提案されることもあるのです。

成長ホルモン治療の方法

専門医から指示された量の製剤を必要な回数注射しますが毎日通院する必要はなく、家族や子供の手で注射を打つ方法です。
ここで使う注射器はとても針が短いつくりになっており、事前に医師や看護師から使い方の指導を受けて練習し慣れれば安心してできるようになります。

早めの施術開始がおすすめ

成長ホルモン治療を考える時はできるだけ早いうちに専門医を受診しておきましょう。
なぜなら使用する成長ホルモン製剤の量は体重によって増えるため、幼少の方が使う製剤の量が少なくてすむからです。

(まとめ)子供の身長がよく伸びる時期はいつ?

1.子供の身長は思春期が訪れる前の時期に大きく伸びます

思春期が来る前に身長がよく伸びますが、思春期を終えると伸びは止まるためそれまでに身長を十分伸ばしておきましょう。日常生活の仕方も身長の伸び方と関係があるため、睡眠・食事・運動などには十分配慮することです。

2.男女で身長が大きく伸びる時期には差があります

子供の身長がよく伸びる時期は思春期の前ですが、男女間で差があります。女の子は10歳位、男の子は12歳位でさらに個人差もあるものの、睡眠の取り方によって思春期の到来を遅れさせ、さらに身長を伸ばす機会づくりはできます。

3.成長期はとくに生活習慣に配慮して十分身長が伸びるようにしてあげましょう

子供の身長が伸びる時期により大きく伸ばすためには、生活上の配慮も必要です。そのポイントには、睡眠不足を避ける・タンパク質をしっかり取る・ストレスをため込まないことがあります。

4.成長期になっても子供の身長が伸びてこなければ専門医を頼ってみましょう

身長の伸びるはずの年齢になっても子供の背が高くならなければ早めに専門医療機関で相談することがおすすめです。早めに受診すると成長ホルモン治療を受けることになった場合、使用する製剤の量を体重に合わせて少なくできます。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師