アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進すると言われるため、骨を伸ばすことにつながるでしょう


アルギニンを取ると成長ホルモンの分泌を促進して子供の骨を伸ばすことが期待されています。
骨は子供の頃にしか伸びないことからアルギニンを十分取ることは大切です。

そして必要な分のアルギニンが働くには、それをサポートするビタミンB6とシトルリンが必要で、毎日の食事から積極的に取りましょう。
また、成長ホルモンの分泌量を直接増やす治療法が専門医療機関で行われており、必要性を感じる時は受診してみましょう。

子供の骨には伸びる部分があり、アルギニンは伸びやすくすると言われます

子供の骨が伸びるためには成長ホルモンによる刺激が必要ですが、その刺激をアルギニンが促していると言われています。そのためアルギニンを毎日食事で不足のないように取ることが、子供の身長を伸ばす役に立つと言えます。

子供の骨にだけある骨端線

子供の骨には骨端線と呼ばれる軟骨細胞でできた部分があり、骨端線で軟骨細胞が増えて石灰化されることにより骨が伸びていきます。
この骨端線での働きは成長ホルモンによって促されることから、成長ホルモンの分泌量が不足していると身長が伸びにくくなる場合もあります。

また、子供の場合は体内でアルギニンをつくり出す働きが未熟なため大人よりもアルギニンを食事で十分取る必要があり、栄養バランスの良い食事は欠かせません。

アルギニンを多く含む食べ物

最も多くアルギニンを含むと言われる食べ物はゼラチンですが、毎日たくさん取り続けることが難しいでしょう。
それ以外にもアルギニンの豊富な食べ物はあります。

例えば鶏肉・豚肉などの肉類や大豆・大豆製品をバランス良く使うことがおすすめです。

アルギニンの合成にはビタミンB6が、増やすにはシトルリンが必要です


アルギニンだけを積極的に摂取していても、体内で合成されていかなければ骨を伸ばす役に立たないでしょう。
さらに働きを促進させるためにも、シトルリンやビタミンB6の摂取はおすすめです。

これらの栄養素は、日々の食事の中で上手に取り入れると良いでしょう。

ビタミンB6の多い食べ物

あらゆる食品に含まれていますが、中でもカツオやマグロ・レバー・肉に多く、バナナにも比較的多く含有されています。そのため食事で魚類や肉類を取り、間食としてバナナを上手に使うとビタミンB6を取りやすくなるでしょう。

バナナはエネルギー源としても優れており、スポーツをする場合の栄養補給にもおすすめです。

シトルリンの多い食べ物

シトルリンはスイカに最も多く含まれていますが、その他のウリ科にも含まれています。
メロン・冬瓜・キュウリ・ニガウリなどがありますが、食べ物で補いきれない時はサプリメントを利用することもひとつの方法です。

直接的な成長ホルモンを増やす方法として成長ホルモン療法もあります

アルギニンを積極的に取って骨を伸ばすことは時間がかかる上に、変化が分かりにくいかもしれません。
そのため子供の骨を伸ばして身長を高くするには、専門医療機関を受診し成長ホルモン製剤を投与する治療を受ける方法もあります。

この方法は骨を伸ばすよう促す成長ホルモンの量を増やすので、直接的な身長改善につながるでしょう。

成長ホルモン製剤を注射する

成長ホルモンは口から飲んだとしても消化吸収されてしまい、血液中に残ることはあまりありません。

そのため注射で成長ホルモン製剤を投与することにより、消化吸収されることなくその働きを役立たせます。そして成長ホルモン剤を使った治療は、毎日注射を打つ必要があるものの短い針の注射器で、慣れれば自分で行うこともできるようになっています。

したがって頻繁に毎日通院する負担もなく成長ホルモン治療を続けやすいでしょう。

早めに受診する

子供の骨の伸び方が気になる時は早めに受診し、効果の可能性があれば成長ホルモン治療に踏み切った方が、必要になる製剤の量は少なくなるでしょう。
これは体重に応じて必要な薬剤の量が変わってくるためで、注射の量や回数が少ない方が負担も軽く治療に取り組めるでしょう。

(まとめ)アルギニンは骨を伸ばす役に立つ?

1.アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進すると言われるため、骨を伸ばすことにつながるでしょう

成長ホルモンの分泌促進をすると言われるアルギニンは、子供の骨を伸ばす役に立ちます。そしてその働きをサポートするビタミンB6やシトルリンも忘れず取りましょう。
また、成長ホルモンの分泌量を増やす方法として専門医療機関での治療もあります。

2.子供の骨には伸びる部分があり、アルギニンは伸びやすくすると言われます

子供の骨を伸ばすために成長ホルモンの分泌が必要で、それを促すのがアルギニンと言われています。そのためアルギニンの豊富な食材、例えば肉類や大豆製品を食事に積極的に取り入れましょう。

3.アルギニンの合成にはビタミンB6が、増やすにはシトルリンが必要です

アルギニンを体内で合成して増やし骨を伸ばすためには、その働きをサポートするビタミンB6やシトルリンが欠かせません。ビタミンB6の多い魚類や肉類、バナナ、シトルリンの多いスイカなどウリ科植物を取りましょう。

4.直接的な成長ホルモンを増やす方法として成長ホルモン療法もあります

アルギニンの摂取を継続して骨を伸ばすのではなく、成長ホルモン製剤を注射して直接成長ホルモンを増やす治療法もあります。内服した場合吸収されて成長ホルモンはほぼ残りませんが、注射をすると骨を伸ばす働きに役立ちやすいです。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師