アルギニンを取ると女性ホルモンの分泌促進が期待されますが、成長ホルモンが分泌されていれば抑制されます


女性ホルモンの分泌促進にアルギニンは関わっていますが、その他の成長ホルモンなどにも関わりがあります。
成長ホルモンの分泌が盛んな間は女性ホルモンなど性腺刺激ホルモンの分泌は抑えられるために、子供の間に身長を十分伸ばすことができるでしょう。

そのためには睡眠時間の確保も必要で、今より長い睡眠時間を心がけましょう。
またアルギニンは子供の体では十分つくり出せないため食べ物から取る必要があり、肉類や大豆製品などを取り、それをサポートするビタミンB6の摂取も欠かせません。

アルギニンは女性ホルモンだけでなくあらゆるホルモンの元になります

成人女性に向けた情報の中には、アルギニンを取ると女性ホルモンの分泌が増えるというものがあります。しかしアルギニンは女性ホルモンに限らず、成長ホルモンなどその他のホルモン分泌にも必要なため成人女性のみに嬉しい栄養素ではないです。

そして子供の間は成長ホルモンが骨を伸ばすよう促して身長を高くしますが、成長ホルモンの分泌が盛んな間は女性ホルモンのような性腺刺激ホルモンの分泌を抑制します。
そのため十分な成長をしないうちに大人の体に変化してしまうことはないでしょう。

アルギニンの働きの中には成長ホルモンの分泌促進があるため、子供の身長をより高くしたい時には不足のないよう十分取っておきましょう。
しかしアルギニンを積極的に取るだけでは成長ホルモンを増やすことにも限界があるため、女性ホルモンの盛んな分泌を抑えて身長をよく伸ばすには、睡眠時間の確保も欠かせません。

睡眠中に分泌される成長ホルモンをより増やしましょう


夜寝ている間の時間が成長ホルモンを最も分泌するため、アルギニンを十分取っておきこの時間に生かしましょう。
そうすることが子供の身長を伸ばす機会につながると言えます。

理想的な睡眠時間

子供に必要な睡眠時間は実際取っている時間よりも長く必要で、例えば幼児は10時間以上、小学校低学年で10時間、高学年では9時間半が目標です。
睡眠時間が短くなるとその分成長ホルモンの分泌される機会が減るため、女性ホルモンの分泌の抑制が弱くなるので子供のうちの十分な成長が難しくなるでしょう。

また睡眠時間が十分であっても身長の伸び方が気になれば、専門医療機関を受診することをおすすめします。

質の高い睡眠を導く

ぐっすり眠るほど成長ホルモンの分泌は高まると言われるため、質の高い睡眠を取る工夫を行いましょう。まず寝る前2時間は食べないようにし、同じく強い光を浴びないためにテレビやパソコン、スマートフォンの画面を見続けることをやめます。

そして寝る時は寝室の明かりをできるだけ落として、眠りやすい寝具を整えることです。
その日あまり体を動かしていなければストレッチを行ったり、ストレスがある時は落ち着きやすい音楽を聴きながら過ごしたりしましょう。

アルギニンの豊富な食べ物を使って積極的に取りましょう

体内であらゆる働きをするアルギニンですが、子供の体ではまだ十分つくり出すことができないため、食事で補わなくてはなりません。
そのためにはサプリメントをメインで利用するよりも、食べ物から取る方が安全性が高くおすすめです。

アルギニンの豊富な食べ物
  • 鶏肉や豚肉などの肉類
  • 大豆や大豆製品
  • 牛乳や乳製品
  • ナッツ類
  • チョコレート
  • レーズン

これらの食材をバランス良く毎日のメニューや間食に取り入れて、上手にアルギニンを取りましょう。
しかし中には高カロリーで脂肪分の多い食材もあるため、偏らないように食べることがおすすめです。

アルギニンをサポートする栄養

アルギニンの合成などに関わる栄養も合わせて取っておくと、成長ホルモンの分泌促進に役立つでしょう。その栄養とはビタミンB6があり、例えばにんにく・赤身の魚・レバー・バナナ・さつまいも・ピスタチオなどに多く含まれています。

これらの食材もメニューや間食に役立てることがおすすめです。
中でもバナナのような効率の良いエネルギー源としても便利な食品は子供のおやつや運動前・運動中の食べ物として適しているものです。

(まとめ)アルギニンを取ると女性ホルモンが増えるの?

1.アルギニンを取ると女性ホルモンの分泌促進が期待されますが、成長ホルモンが分泌されていれば抑制されます

アルギニンが女性ホルモンの分泌促進すると言われますが、成長ホルモンの分泌とも関わりがあります。成長ホルモンの分泌を増やすには十分な睡眠時間と、食べ物からアルギニンを取ってつくり出せない分を補うことが必要です。

2.アルギニンは女性ホルモンだけでなくあらゆるホルモンの元になります

女性ホルモンだけでなく、アルギニンは成長ホルモンの分泌も促進します。成長ホルモンの分泌が盛んな間は、女の子の体で女性ホルモンの分泌は抑制されるため身長を伸ばすチャンスになるのです。アルギニンを生かすためには睡眠時間の確保も必要です。

3.睡眠中に分泌される成長ホルモンをより増やしましょう

夜の睡眠時間は成長ホルモンの分泌が盛んになるため、女性ホルモンの分泌を抑えて成長するためにもしっかり睡眠を取りましょう。実際の睡眠時間より長めに取る必要のある子が多いため、より早い時間から質の高い睡眠を取ることがおすすめです。

4.アルギニンの豊富な食べ物を使って積極的に取りましょう

子供の体で十分につくり出せないアルギニンは食べ物から取る必要があるので、肉類・大豆製品・乳製品などからバランス良く取りましょう。アルギニンの合成をサポートする栄養も必要で、ビタミンB6の豊富な赤身魚・レバー・にんにくなどがおすすめです。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師