アルギニンが不足すると筋肉の修復が遅くなったり成長ホルモンの分泌が低下したりする恐れがあります


アルギニンは傷ついた筋肉の修復や疲労回復、成長ホルモンの分泌促進やホルモンを作る元になるなどの働きを持っています。
そのためアルギニンが不足するとあらゆる働きが滞り、体調に影響が出る可能性もあるのです。

アルギニンは食事だけでなく、運動戦後や就寝前などにも取ると良いでしょう。
もしアルギニン不足が心配であり子供の身長を伸ばしたい時には、専門医療機関を受診してみると成長ホルモン治療によって積極的に身長を伸ばすことが目指せます。

アルギニンは筋肉の修復や疲労回復などあらゆる働きに不可欠です

アルギニンは体内でのさまざまな働きに必要なため、不足するとその働きに支障が出る可能性があります。

アルギニンの働きには以下のものがあります。

成長ホルモンの分泌促進

子供の身長を高くするために骨を伸ばすよう働きかける成長ホルモンの分泌がスムーズではなくなると、身長が十分伸びないまま大人の体へ成長してしまいかねません。

ホルモンをつくる元

成長ホルモンだけでなく体内で分泌されるさまざまなホルモンをつくるために必要なので、不足するとホルモンの分泌が不十分になり、体の働きが乱れることもあるでしょう。

筋肉の修復と疲労回復

運動すると筋肉痛が起きることがあり、それは筋肉が傷ついていると分かりやすい状態ですが、その筋肉を修復するためにアルギニンが必要です。
もし不足すると体を作るために必要な分が筋肉の修復に使われてしまい、十分体作りに利用できなくなってしまいます。
また疲労回復でアルギニンが不足すると翌日まで疲れが残りやすく、食欲が出ない、やる気が起きないなどの状態に陥ることでしょう。

アルギニンを取るタイミングを知り、不足しないように取りましょう


食事でアルギニンを取ることはもちろんですが、その他にもアルギニンを取っておくと良いタイミングがあります。
そのタイミングを知ることで、よりアルギニン不足を防ぐことができるでしょう。

アルギニンを取りたいタイミングは下記のものがあります。

運動前後

運動すると強度が高いほど多くの筋肉が壊されるため、修復にはたくさんのタンパク質が必要になります。
すると運動後に取るだけでは遅く、運動前にアルギニンを補給しておき、すぐに使える状態にしておくことがおすすめです。

そして運動後にもアルギニンを補うことで、修復と疲労回復をサポートします。
また運動前にはエネルギー源やアルギニンの合成に必要な栄養素も取ることが望ましいので、そのどちらも満たしているバナナを食べることもおすすめです。

就寝前

寝ている間に最も成長ホルモンが分泌されるため、アルギニンを摂取して成長ホルモンが不足しないようにしましょう。
ただし寝る前なので消化に時間のかかる肉などを食べることは避けましょう。

その場合夕食でアルギニンの豊富な食材を積極的に取ることがおすすめです。

アルギニン不足が心配な時は専門医療機関を受診してみましょう

子供の身長があまり伸びない時やコンプレックスがあってもう少し身長を伸ばしたい時、アルギニンの摂取を十分行っていても変化が感じられなければ専門医療機関を受診しましょう。
アルギニンを摂取する方法でも自己判断で続けていては、なかなか思う変化が得られない可能性もあります。

専門医に相談して治療を受ける

身長が伸びない理由は成長ホルモンの分泌不足などの理由がありますが、専門医療機関では検査や問診を行ってその子がどのような状態にあるのかを判断します。
その上で効果の期待がある時に成長ホルモン治療が提案されるので、成長ホルモン製剤を注射で投与する治療を続けてみてはいかがでしょうか。

できるだけ早期に受診する

子供の骨が伸びる時期は骨端線がある間なので、できるだけ早い時期に専門医を訪ねておくことがおすすめです。
それに成長ホルモン治療を受ける場合も、必要となる製剤の量が体重と比例するため多くかかってしまうでしょう。

(まとめ)アルギニンが不足するとどうなるの?

1.アルギニンが不足すると筋肉の修復が遅くなったり成長ホルモンの分泌が低下したりする恐れがあります

筋肉の修復や疲労回復などに使われるアルギニンが不足すると、体内のあらゆる働きに影響が出るため、不足しないよう食事や運動前後、就寝前などに取りましょう。
もしそれでもアルギニン不足による成長ホルモンの分泌が心配な時は、専門医を受診しましょう。

2.アルギニンは筋肉の修復や疲労回復などあらゆる働きに不可欠です

アルギニンは体の中で、成長ホルモンの分泌促進やホルモンの元として、また筋肉の修復と疲労回復に使われています。もし不足するとこれらの働きが滞ることになり、すると体の働きがバランスを崩してしまい体調不良になることがあるのです。

3.アルギニンを取るタイミングを知り、不足しないように取りましょう

アルギニンは運動前後や寝る前に取るのが、良いタイミングと言われています。運動前に取ることで、筋肉の修復時にアルギニンが不足しないようにし、寝る前に取ると成長ホルモンの分泌促進に役立つのです。

4.アルギニン不足が心配な時は専門医療機関を受診してみましょう

子供の身長をより伸ばしたいにも関わらずあまり伸びない場合アルギニン不足を疑うかもしれません。しかし一度専門医療機関を受診した方が良く、そこで診断を受けて直接成長ホルモンの量を増やすための治療が提案されることもあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe

 

経歴
2003 年 富山県立富山中部高等学校卒業
2011 年 金沢医科大学医学部医学科卒業
2011 年 順天堂医院 初期研修医
2013 年 順天堂医院 初期研修修了
2013 年 順天堂医院 整形外科入局
2014 年 順天堂大学大学院 整形外科学講座
2013-2018 年 下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
2018 年 日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
2018 年 順天堂大学大学院 医学博士取得
2018 年 SBCグループ・西新宿整形外科 入職
2018 年 西新宿整形外科  医院長
2019 年 ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 田邊雄医師