カルシウムの1日における必要量は12歳~14歳で1000mg程度です


カルシウムとは、人体に最も多く含まれるミネラルです。
ミネラルは体内で作る事ができないため、食事から摂取する必要があります。

カルシウムの1日の必要量は12歳~14歳で男の子が1000mg、女の子が800mgとされています。
年齢によって必要量が変わってきます。

しかしながら実際の平均摂取量は7歳~14歳で男の子が678mg、女の子が610mgと必要量より大きく下回っています。

多くの子供がカルシウム不足の状態です

カルシウムはミネラルの一つで、体内で作る事ができないため、食事から摂取する必要があります。
カルシウムは体重の1~2%程度を占めており、そのうち99%は骨や歯に存在しています。

残りの約1%は血液や組織液、細胞に含まれており、身体機能を調節する役割があります。

カルシウムの必要量

各年代のカルシウムの必要量は以下の通りです。

  • 3~7歳:男の子600mg 女の子550mg
  • 8~9歳:男の子650mg 女の子750mg
  • 10~11歳:男の子700mg 女の子750mg
  • 12~14歳:男の子1000mg 女の子800mg
  • 15~17歳:男の子800mg 女の子650mg

しかし厚生労働省が発表している実際の平均摂取量は、7~14歳で男の子が678mg、女の子が610mg、15~19歳では男の子が508mg、女の子が426mgと必要量と比べ大きく下回っています。

ただ7歳頃だけはカルシウムの必要量が摂れています。
これは栄養バランスが良い給食によって摂れていると考えられるからです。

年齢が上がるにつれ給食だけでは補えなくなるため、家庭での食事も栄養バランスを考えていくことが大切になります。

カルシウムは食材によって吸収率が異なります


カルシウムを多く摂取するための注意点として、吸収率の低さがあります。
そのため必要な栄養素であるに関わらず、意識して多く摂っているつもりでも、必要量を十分に摂れていない場合があります。

食材別吸収率

カルシウムを多く含む食材として乳製品、海藻や小魚、野菜などがあります。[
それぞれの吸収率は以下のようになっています。

乳製品

吸収率は50%程度です。
乳製品は調理の必要がない食材も多く、摂取しやすい食材と言えるでしょう。
しかし、乳アレルギーなどの場合は他の食材で代用する必要があります。

海藻や小魚

海藻や骨ごと食べられる魚はカルシウムを豊富に含んでいます。
吸収率は30%程度のため、できるだけ多く食事に取り入れるように心がけてください。

野菜

野菜の中でも小松菜やチンゲン菜には比較的多くのカルシウムが含まれています。
ただ吸収率が20%程度と低めになっています。
他にも大豆製品にも含まれているため意識して摂取するようにしましょう。

吸収率を上げる食材と妨げる食材

カルシウムの吸収の効率を良くするためには、マグネシウムやビタミンDを含んだ食品がおすすめです。ビタミンDは魚肉やキノコ類に、マグネシウムはアーモンドや納豆や豆腐などに多く含まれていると言います。

反対に阻害する食材として「リン」があります。
リンはミネラルの一種で、身体にとって必要不可欠な栄養素です。
しかしカルシウムとリンのバランスが崩れると、カルシウムの吸収を妨げてしまう場合があると言われています。

カルシウム不足によって成長が妨げられる可能性があります

カルシウムは成長期の子供にとって重要な栄養素で、骨や歯の生成や強化につながるものです
そのため、カルシウムが不足すると、子供の成長を阻害することにつながると言われています。

一方で過剰な摂取は、便秘や高カルシウム血症、鉄や亜鉛の吸収を妨げる可能性があります。
子供が接収するカルシウムの量の上限についてですが、具体的には定められていません。

これは厚生労働省によると「17歳以下は十分な報告がないため定めない」としているからです。
つまり、過剰摂取におけるリスクがないわけではないため注意しましょう。

カルシウムの必要量を摂取するためには、栄養バランスを考えて食事を摂るように意識してください。
成長など不安がある場合は、専門の医療機関で相談をし、必要であればサプリメントなどを服用するようにしましょう。

(まとめ)子供が1日におけるカルシウムの必要量とは?

1.カルシウムの1日における必要量は12歳~14歳で1000mg程度です

カルシウムは体内で作る事ができないため、食事から摂取する必要があります。カルシウムの1日の必要量は12歳~14歳で1000~800mg程度とされています。
実際の平均摂取量は必要量より下回っており、子供の多くがカルシウム不足と考えられます。

2.多くの子供がカルシウム不足の状態です

カルシウムはミネラルの一つで、多くが骨や歯に存在しています。多くの子供が、実際のカルシウム平均摂取量は必要量よりも下回っており不足している状態です。
栄養バランスを考えた食事が大切になります。

3.カルシウムは食材によって吸収率が異なります

カルシウムは吸収率が低いため、必要量が摂れていないと言われています。食材によって吸収率が異なり、10~50%程度です。
吸収の効率を上げるにはビタミンDなどと一緒に摂取しましょう。

4.カルシウム不足によって成長が妨げられる可能性があります

カルシウムは骨や歯の生成に必要な栄養素のため、不足すると成長を妨げる可能性があります。また過剰摂取は便秘や高カルシウム血症を引き起こすリスクがあります。
栄養バランスのいい食生活を心がけましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 田邊雄医師