適切な量のプロテインであれば身長を伸ばすことにつながります


子どもの身長を伸ばすためには、適度な運動を行うことがとても大切です。
そして、運動で必要になるたんぱく質を補給するためにプロテインがあります。

子どもが適度な運動を行い、摂取できるたんぱく質が三回の食事では足りないのであれば、プロテインで適切な量を補給することも必要です。
プロテインの摂取は運動を行うことが前提であり、ただ闇雲にプロテインを摂取したからと言って、身長がぐんぐん伸びるわけではありません。

また、プロテインを過剰に摂取すると、体内のカルシウム排出を促進したり、体脂肪が増えてしまったりなどの悪影響が出てしまうため、摂取する量には十分注意しましょう。

プロテインは牛乳や大豆などから作られた食品です

一般的にプロテインと聞くと、ボディービルダーやスポーツマンが好んで飲むイメージを持つ人も多いでしょう。プロテインを飲むだけで、どんどん筋肉がつくと誤解されている人もいるかもしれませんが、そのような効果は認められていません。

あくまで、筋肉をつけたり、骨を丈夫にしたり、身体が成長する上で必要なたんぱく質を摂取できるのがプロテインであり、筋肉を増強させる薬ではありません。
単にプロテインは、牛乳や大豆に含まれるたんぱく質を粉末にした食品です。
スポーツ選手など、毎日何時間も運動を行う人は、三回の食事だけでは必要な量のたんぱく質を摂ることができないため、プロテインをよく飲みます。

そのようなことから、普段からよく運動をする人は、プロテインをよく飲むイメージが付いているのです。例えば、クラブ活動などでスポーツをしている子どもであれば、していない子どもよりも多くのたんぱく質が必要になります。
三回の食事とは別に子ども用プロテインで補給すれば、たんぱく質不足にならず子どもの成長を促すことができます。

また、子ども用プロテインは1食分あたりのタンパク質量が多くないため、簡単に過剰摂取になることはないでしょう。
人間の身体の成分は、約60%が水分、約20%がたんぱく質です。
皮膚、髪の毛、爪、内臓、筋肉など、身体の大部分がたんぱく質によってできています。

不足すると身体のほとんどがうまく機能しなくなり、成長するための働きも止まってしまいます。
そのため、特に子どもの成長期においては、たんぱく質を不足させないことはとても重要です。

子どもの身長を伸ばすためには適度な運動が必要です


適度な運動を行うと成長ホルモンの分泌が盛んになるため、子どもが成長するうえで運動はとても重要です。運動をして身体を動かすことで、たんぱく質やカロリーが消費されるため、これらを補給する必要が出てきます。

あくまで、三回の食事で足りない分を補助する目的で使う必要がありますが、プロテインを摂取することが身体の成長につながると言えます。
子どもの成長には運動だけでなく、バランスの良い食事と、質の良い睡眠も必須です。

運動で疲れて帰ってきた子どもに、栄養バランスの良い食事を与え、しっかりと睡眠をさせましょう。
適度な運動を行うことで、カロリーが消費されるためお腹が減ります。

また、身体が疲れるので、ぐっすり眠ることができます。
子どもの身長を伸ばすためには、健康的な生活習慣がしっかりできていることが大前提となります。

もし子どもの低身長でお悩みであれば、遺伝や病気などの可能性を含めても、まずは生活習慣をしっかり作ってあげることが必須項目です。

子どもの身長が平均よりも低いとわかったら、病院へ相談に行くことをおすすめします

食事・睡眠・運動が少しくらい行われていなくても、子どもは成人まで普通に育っていきます。
しかし、子どもの身長が平均以下であれば、何か原因があるのかもしれないと疑いましょう。
子育ては、親の価値観によってほとんど決まります。

自分が育ってきた環境や、身に付けた習慣、今までの経験などから価値観が形成され、必死に子育てに向き合うあまり、他人の意見を聞く機会が少なく、新しい医学の常識が耳に入ることも滅多にないかもしれません。
生活習慣が整っているか、客観的に判断してもらう機会も必要です。

子どもの低身長を専門に扱う病院であれば、医者の目線から生活についてのアドバイスもできますし、万が一病気であった場合の治療もできます。
病院では、成長ホルモンを投与して、子どもの成長を促進させることもできます。
まずは生活習慣についてだけでも、相談に行ってみることをおすすめします。

(まとめ)プロテインを摂ると身長を伸ばすことができますか?

1.適切な量のプロテインであれば身長を伸ばすことにつながります

子どもの成長には運動がとても大切です。プロテインを摂取するときには、三回の食事で足りない分のたんぱく質の補給の範囲に留め、摂り過ぎには気を付けましょう。
適量であれば子どもの成長につながります。

2.プロテインは牛乳や大豆などから作られた食品です

プロテインは、筋肉を増強させる薬ではなく、たんぱく質を補給するための食品です。身体が成長する働きがうまく機能しなくなってしまうため、たんぱく質の不足に気を付けましょう。

3.子どもの身長を伸ばすためには適度な運動が必要です

子どもの成長には適度な運動が欠かせません。そして、栄養を摂取するための食事、休息をするための睡眠もしっかりと行い、健康的な生活習慣を身に付けさせましょう。
それが、子どもが成長するための土台となります。

4.子どもの身長が平均よりも低いとわかったら、病院へ相談に行くことをおすすめします

子どもの身長が平均以下である場合、医者に相談することで解決策が見つかることがあります。子育ては特に母親の価値観で決まりやすいので、医者の客観的な目線を取り入れることも必要になります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe

 

経歴
2003 年 富山県立富山中部高等学校卒業
2011 年 金沢医科大学医学部医学科卒業
2011 年 順天堂医院 初期研修医
2013 年 順天堂医院 初期研修修了
2013 年 順天堂医院 整形外科入局
2014 年 順天堂大学大学院 整形外科学講座
2013-2018 年 下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
2018 年 日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
2018 年 順天堂大学大学院 医学博士取得
2018 年 SBCグループ・西新宿整形外科 入職
2018 年 西新宿整形外科  医院長
2019 年 ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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お問い合わせ 0120-962-992
院長 田邊雄医師