身長を伸ばすために、質の良い睡眠をとれるような寝る姿勢が大切です


睡眠中は、1日の中でより多く成長ホルモンが分泌されると言われているため、睡眠時間の長さだけでなく睡眠の質がとても大切です。悪い姿勢で寝てしまうと、質の良い睡眠がとれないため、成長ホルモンが十分に分泌されない可能性があります。
呼吸のしづらい態勢で寝ていると、眠りが浅くなってしまうため、睡眠の質は低下してしまいます。

睡眠の質を向上させる寝る姿勢は、呼吸のしやすさが重要です。
呼吸がしやすい態勢で寝ることで、深い眠りにつくことができます。

寝る姿勢を変えることが、睡眠の質を向上させることにつながります

寝るときの姿勢によって、睡眠の質が変わってくるため、成長ホルモンの分泌量に差が出てしまいます。

子どもがぐっすり眠れていれば、質の良い睡眠がとれている証拠です。
睡眠の質を向上させるために、どんな寝る姿勢にすれば良いのか説明します。

例えば悪い姿勢とは、呼吸器官が圧迫され呼吸がしづらくなってしまう眠り方です。
悪い姿勢でずっと寝ていると、呼吸がしづらくなりぐっすり眠れない可能性があります。
また、体勢によっては、骨格が曲がってしまうこともあると言われるため、早いうちから良い習慣をつけておくことが大切です。

呼吸をしやすい体勢とは、肺やお腹が膨らむための十分なスペースが確保された体勢です。
うつ伏せ寝については賛否両論ありますが、肋骨の動きが妨げられて、息苦しさを感じる原因になりやすいため、仰向けか横向きで寝るのが良いと言われています。胸の圧迫感があると、ぐっすりと眠れずに夜中に目が覚めてしまい、寝起きに疲れを感じやすくなります。

また、ひどい場合には、不眠の状態が続いてしまうこともあるため、成長ホルモンが十分に分泌されない可能性があります。

睡眠の質を高めることが、成長ホルモンがより多く分泌されることにつながります


人が眠っている間、深い眠りのノンレム睡眠と、浅い眠りのレム睡眠が交互に繰り返されていますが、成長ホルモンがより多く分泌されるのは、ノンレム睡眠時であると言われています。
そのため、睡眠時間の長さも重要ですが、深い眠りであるノンレム睡眠の時間を増やすために、睡眠の質を高めることが大切です。
睡眠の質を高めるためには、子どもがぐっすり眠れるような環境を作り、夜更かしをさせないように気を付けましょう。

ぐっすり眠るためには、睡眠中の呼吸がしやすいような体勢にした方がいいので、子どもの体に合った寝具を選ぶことも重要です。
うつ伏せで寝ていると呼吸がしづらくなり、眠りが浅くなってしまうこともあるため、仰向けや横向きの姿勢を保てるような寝具を利用しましょう。
また、どうしてもうつ伏せになってしまう場合は、抱き枕を利用するなど、呼吸器官を圧迫し過ぎないような工夫をしてみましょう。

また、2018年現在では子どもの寝る時間が遅くなっていると言われていますが、子どもは親の影響を大きく受けやすいため、夜型になりやすい傾向にあります。
睡眠時間が十分でないと、学校生活に影響が出てしまうなど、子どもがストレスを感じやすくなり、成長ホルモンの分泌が減少してしまうこともあります。

大人の生活習慣も見直し、夜更かしにならないように気をつけましょう。

生活習慣が整っていても、子どもの身長が平均以下であれば病気である可能性もあります

睡眠時間の不足や睡眠の質の低下により、成長ホルモンの分泌が十分にされないため、子どもの背が伸びにくくなってしまうことがあります。
また、子どもの成長には睡眠だけでなく、食事や運動も欠かせませんが、睡眠不足は生活においてさまざまな悪影響を及ぼします。
体内時計がずれてしまうため、食事の量が減り栄養バランスが崩れやすくなります。

また、朝から眠い状態で起きなくてはならないため、脳や身体が充分に機能せず、勉強や運動などの日中の活動に支障が出ます。睡眠・食事・運動は相互関係にあり、どれか一つでも不足してしまうと、他の二つにも影響が及びます。

子どもの成長には、それぞれがバランス良く行われていることが大切です。
成長期の子どもを持つ親であれば、子どもの生活面のさまざまなことを気にしなければならないため、バランス良く全てを行えているのか、自分だけでは判断できないこともあるでしょう。
必要な栄養や睡眠時間を気にしたり、運動をさせるために習い事をさせたり、子どもの成長に神経質になってしまうこともあるでしょう。

本当にどれも全部できているのか少しでも疑問を感じたら、医師に相談してみることをお勧めします。
家庭内での生活習慣が整っていても、子どもの身長が平均以下である場合、他の原因が隠れていることもあるからです。

医師に相談してみたところ、成長ホルモンが分泌量が少ないなどの異常が見られ、病気が発覚する場合もあります。
低身長を専門としている病院であれば、身長の伸びの状況を知るための成長曲線から、病気の可能性を調べ、今後の成長の予想をたてることもできます。家庭内外での生活の様子や、両親の状況などからも判断するため、問診には時間がかかることもあります。

子どもが成長しきってしまえば取り戻すことができませんので、少しでも気になることがあれば、早めに病院へ相談に行くことをお勧めします。

(まとめ)子どもの身長を伸ばすためには寝る姿勢も大事なの?

1.身長を伸ばすために、質の良い睡眠をとれるような寝る姿勢が大切です

子どもの成長には睡眠が非常に大切であると言われていますが、時間の長さだけでなく質の良さも重要であるため、子どもがぐっすり眠れるためのポイントについて、しっかり注目してみる必要があります。

2.寝る姿勢を変えることが、睡眠の質を向上させることにつながります

呼吸のしづらい姿勢で寝ていると、息苦しさを感じてしまい深く眠れないことがあります。
睡眠の質が期待できる寝る姿勢は、呼吸がしやすいと言われている仰向けか横向きの態勢です。
なるべく早いうちから習慣にしておくことが望ましいです。

3.睡眠の質を高めることが、成長ホルモンがより多く分泌されることにつながります

睡眠時間を十分に確保するために早く寝る習慣をつけ、ぐっすり眠れるように呼吸のしやすい体勢に気を付けることで、子どもの成長を促進することができます。
親の生活習慣は子どもに影響を与えてしまうため、大人の習慣も改善することが必要です。

4.生活習慣が整っていても、子どもの身長が平均以下であれば病気である可能性もあります

子どもの身長が平均以下である場合、生活環境が影響を与えていることもありますが、病気である可能性もあります。
原因を知り、手遅れになる前に治療をするために、少しでも気になったら低身長を取り扱う病院に相談に行ってみることも大切です。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師