身長をあと5cm伸ばすためには、骨端線の残るうちに身長に良い生活を送ってみましょう


身長は子どもの骨にある骨端線と呼ばれる軟骨の部分が、頑丈な骨に変わっていく過程で伸びていくと言われています。
そのため、この骨端線という部分を増やし、成長ホルモンの分泌によって骨に変えていく動きを促進することが、より身長を伸ばすことにつながるのです。

ただ、身長があまりにも伸びなかったり低かったりする場合は低身長と呼ばれる状態である可能性もあります。その場合は低身長専門のクリニックを受診し、低身長の治療を導入することも大切でしょう。

男性は17歳頃、女性は15歳頃まで身長を伸ばす機会があります

子どもの頃から思春期にかけて身長が伸びる人間の身体ですが、これは骨端線と呼ばれる軟骨の部分がしっかりとした骨になっていく過程で身長が伸びていくと言われています。
そのため、この成長過程が終わるまでのタイミングに、いかに骨端線の量を増加させるかが、身長を伸ばすためには重要になるのです。
この骨端線はいくつかの栄養素が材料となってつくられ、その増殖は成長ホルモンの分泌によって行われます。

すなわち、骨端線のあるうちに、適切な栄養素の摂取を心がけ、成長ホルモンの分泌をより促すことが、高身長につながると言えるのです。
この骨端線がある期間というのは、男性の場合17歳頃までと言われており、女性の場合は15歳頃までと言われています。
この骨端線を増やすために摂取すべき栄養素は主な材料となるたんぱく質をはじめ、亜鉛やマグネシウムなどのミネラル、ビタミンDなどのビタミンや炭水化物、脂質とされています。

ただこれらを過剰に摂取するのではなく、健康的にバランスよく食事を行う事が大切でしょう。
また、成長ホルモンの分泌を止めないためにも深い睡眠が必要と言われています。
年齢によって、身長の向上に必要とされる睡眠時間は異なりますが、9~10時間はぐっすりと寝られるように心がけましょう。

骨端線に適切な刺激を与えることも大切です


骨端線を増やすのためには、骨端線に適度な刺激を与える運動を行うことも効果的です。
たとえば、スクワットであったり縄跳びであったりと、足腰に適度な刺激を与える全身を使った運動は骨端線の刺激に効果的とも言われているのです。

ジャンプや自転車、ももあげなどのような簡単な運動でもいいでしょう。
ただ、この時注意が必要なのは、過剰にエネルギーを使いすぎて、成長に必要な分の栄養を使ってしまわないことです。脂質や炭水化物、たんぱく質など身体を動かすためのエネルギーは、身長を伸ばすためにも使われます。

そのため、消費カロリーが摂取カロリーを超えないよう、気をつけることが大切です。
また、これに準じて過度な食事制限を用いたダイエットなども控えるべきでしょう。

身長を伸ばすための栄養を確保しておくことは、非常に大切なことです。
よく食べ、よく動き、よく寝るという基本的で健康な生活習慣が身長を伸ばすためにはとても重要と言えます。

あまりにも身長が伸び悩む場合は低身長の病気が原因かもしれません

周囲と比べてあまりにも身長が低かったり、身長の伸びに悩みがあったりする場合は、なんらかの原因によって低身長が引き起こされている可能性を考えてみてもいいかもしれません。
低身長とは、主に成長曲線とよばれる数値を比較し、標準的な範囲より低すぎてしまう場合を言います。まずはお子様の成長曲線を描いてみて、それが標準的な範囲に入っているかどうかをチェックしてみましょう。

あまりにもその範囲にない場合は、成長ホルモンの分泌不全、SGA低身長症、ターナー症候群、突発性低身長などのような病気や症状に由来する低身長の可能性があります。
もしこれらの病気による低身長の場合、低身長を専門とするクリニックを利用する事で、身長の改善が期待できると言えるでしょう。

低身長治療を行っているクリニックでは、成長ホルモンを直接投与し、身長の伸びを改善するという治療が行われます。
この治療は行う時期が早ければ早いほど、効果が期待できるとされているため、早めの受診が大切なのです。

心当たりがある方は、気兼ねなくカウンセリングやメール相談などを利用してみましょう。

(まとめ)身長をあと5cm伸ばすためには?

1.身長をあと5cm伸ばすためには、骨端線の残るうちに身長に良い生活を送ってみましょう

身長は、骨端線と呼ばれる部分がしっかりとした骨に変わる過程で伸びていきます。
そのため身長を伸ばすには、骨端線を増やし、成長ホルモンの分泌を促していくことが大切なのです。また、低身長の場合には専門のクリニックを利用することも大切です。

2.男性は17歳頃、女性は15歳頃まで身長を伸ばす機会があります

骨端線はたんぱく質などの栄養を材料とし、成長ホルモンによって増殖します。
この骨端線がある期間は男性であれば17歳頃、女性であれば15歳頃といわれているのです。
この期間の間は、必要な栄養素を摂取し、よく寝ることを心がけましょう。

3.骨端線に適切な刺激を与えることも大切です

骨端線の増殖のためには、適度な刺激も効果的です。
身長を伸ばすための栄養を使いすぎないように、適度な運動を心がけましょう。
よく食べて、よく動き、よく寝るという健康的な生活習慣が大切です。

4.あまりにも身長が伸び悩む場合は低身長の病気が原因かもしれません

あまりにも身長が低すぎたり、伸び悩みが続いていたりする場合は低身長と呼ばれる状態かもしれません。早めの受診が大切ですから、気になった場合はすぐ専門のクリニックなどに相談してみましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 田邊雄医師