子供の身長を伸ばすために積極的に取らせたい栄養素はたんぱく質です


健康的に子供の身長を伸ばすにはバランスよく栄養素を取る必要がありますが、中でもたんぱく質の摂取は重要です。
骨が伸びる部分である骨端線は軟骨細胞でできているため、その元になるたんぱく質が十分になると骨を伸ばすのに役立ちます。

そして栄養素を十分取ったら睡眠時間もしっかりと取らせてあげることも不可欠です。
なぜならば、睡眠中は子供の身長を伸ばす働きを持つ成長ホルモンが、最も分泌される時間だからです。

これらの生活改善を継続してもお子さんの身長があまり伸びないこともありますが、その時は整形外科で相談してみる方法もあります。

子供の骨を伸ばし身長を高くするには十分なたんぱく質が必要です

背を伸ばすには骨を伸ばす必要があることをご存知の方は多いことでしょう。
しかし骨と言えばカルシウムというイメージは、骨を伸ばすことにポイントをあてると実は正しいとは言い切れません。
なぜなら子供の骨には伸びる組織である骨端線があり、この部分は軟骨細胞でできているからです。

軟骨細胞をつくるにはたんぱく質が必要になるので、十分なたんぱく質を取っておくことが大切になります。
ちなみに、たんぱく質の吸収や軟骨細胞へ合成するためにはその他の栄養素も必要となることから、バランスよくさまざまな栄養素を取ることも欠かせません。

そしてたんぱく質と合わせて注目したい栄養素に亜鉛があり、成長ホルモンの分泌と関わっているためしっかり取っておきましょう。
1日の目安摂取量は15mgですが実際10mg程度しか取れていない場合が多く、ピーナッツなど亜鉛を含む食品もメニューに取り入れてあげることがおすすめです。

十分な睡眠を取り成長ホルモンをしっかり分泌させましょう


毎日の食事で、身長を伸ばすために欠かせないたんぱく質などの栄養素をしっかり取ったなら、子供の骨を伸ばす働きを促す成長ホルモンの分泌も十分行われるように生活習慣を整えましょう。
そのひとつとして睡眠時間を不足しないようにきちんと取ることがあります。
なぜなら、睡眠中は最も成長ホルモンが分泌される時間帯だからです。
目標の睡眠時間は小学校高学年から中学生でも9時間程度取ることが理想的ですが、実際の子供たちでは1時間程度短くなっている場合が多くなっています。

そしてただ寝れば良いというわけでもありません。
質の良い睡眠になるほど成長ホルモンの分泌がスムーズになることから、眠り初めの頃にぐっすりと寝られる工夫をしましょう。

質の良い睡眠を取るための工夫

なかなか眠れない時には日中の運動量が足りなかったり、寝る直前までテレビやパソコン、スマホの画面を見ていたりすることがあります。
遅い時間に食事をしていても熟睡はしづらいことから、これらの要素をできるだけ排除していくことが夜熟睡して成長ホルモンを分泌させて身長を伸ばすことに役立つのです。

栄養面を改善しても背があまり伸びなければ受診がおすすめです

お子さんの身長が周りの子供たちと比べて身長が著しく低かったり、身長の伸び方がとても少なかったりする場合、お子さんの個性だけではなく何かしらの原因があるかもしれません。
もし不安に感じる場合は低身長の専門医がいる整形外科を受診してみましょう。

お子さんの身長の伸びを成長曲線にして表したり、血液検査などを行ったりしてなぜ身長が伸びにくいのかという原因を探っていきます。
そして必要に応じて、また施術効果が見込める場合には成長ホルモン剤を使った施術が受けられます。

特に異常がなくてもお子さん自身が身長に対してコンプレックスを持っていると、それがストレスになってしまうことから成長ホルモン療法によって背を伸ばすことが提案される場合もあるのです。
成長ホルモン療法は体内でも分泌されている成長ホルモンの成分を投与して行うので、お子さんの体にかかる負担が小さくなることもメリットのひとつになります。

(まとめ)子供の身長を伸ばすために必要な栄養素は?

1.子供の身長を伸ばすために積極的に取らせたい栄養素はたんぱく質です

子供の身長を伸ばすために栄養素のバランスが取れた食事は大切で中でも十分たんぱく質を取らせてあげましょう。骨の軟骨細胞が増えると骨が長くなり身長が伸びますが軟骨細胞の元になるからです。
そして十分な睡眠を取って成長ホルモンの分泌を促しましょう。

2.子供の骨を伸ばし身長を高くするには十分なたんぱく質が必要です

身長を伸ばすために特に取っておきたい栄養素はたんぱく質で、骨が伸びる時に増殖する軟骨細胞の元になります。たんぱく質の消化吸収にはあらゆる栄養素が必要なので、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

3.十分な睡眠を取り成長ホルモンをしっかり分泌させましょう

食事で必要な栄養素を取るだけでなく、十分睡眠を取ることも成長ホルモンをスムーズに分泌させて身長を伸ばすよう促すために必要です。小学校高学年から中学生でも9時間は寝るようにし、日中に運動したり寝る前のスマホは避けたりしましょう。

4.栄養面を改善しても背があまり伸びなければ受診がおすすめです

食事などを改善してもお子さんの身長が思うように伸びていない場合は、整形外科で相談してみましょう。問診や検査の結果を元に成長ホルモン療法を行って身長を伸ばすよう導く提案がされる場合もあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師