身長を伸ばすためには欠かせないのは、マグネシウムを多く含んだ野菜です


子どもの身長を伸ばすためには、骨を伸ばすことが大切です。
そのためには、骨をつくる仕組みをより効率的にさせる必要があるため、マグネシウムの摂取が重要となってくるのです。

マグネシウムには、骨を丈夫にし、たんぱく質の合成を高める力があるといいます。
そのため、骨を伸ばすための骨端線という部分の増殖、石灰化に大きく関わるとされているのです。
マグネシウムは、ほうれん草やゴボウなどに含まれているため意識的に摂ると良いでしょう。

野菜に含まれるさまざまなビタミンも成長期の身体を作るうえでは重要ですから、バランスの良い食事を心がけましょう。

マグネシウムが効果的な理由は、身長を伸ばす仕組みに関係があります

身長を伸ばすために効果的な野菜として、ほうれん草やゴボウなどが挙げられる場合があります。
これは、ほうれん草に含まれるマグネシウムなどのミネラルがカルシウムの吸収を助け、身長を伸ばすために良いとされているからです。

しかし、なぜカルシウムの吸収を助けることが身長を伸ばすことにつながるのでしょう。
それには、身長を伸ばすための仕組みに理由があります。

身長の伸びる仕組み

成長期に身長が伸びる理由は、子どもの骨にのみある骨端線と呼ばれる部分が関係しています。
この骨端線というものは、骨の端の方にある軟骨細胞で出来た部分です。
軟骨で出来ているため、レントゲン撮影などをすると骨の中に黒い線が通っているように見えるのが特徴的でしょう。

この骨端線と呼ばれる軟骨細胞が石灰化し、丈夫な骨として何層にも重なっていく過程で骨が徐々に伸びていき、身長が高くなっていくのです。
この時、軟骨細胞を作るためにはたんぱく質が豊富に必要となり、軟骨細胞を石灰化させるにはカルシウムの吸収が必要になります。
マグネシウムは、この後者であるカルシウムの吸収を助けることで、身長を伸ばすことにつながってくるのです。

三大栄養素の摂取もおすすめです


成長期は骨を伸ばすことに加えて、より丈夫にすることも大切と言われています。
骨を丈夫にするための栄養素として挙げられるのは、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの三大栄養素でしょう。カルシウムは、骨の材料となります。

乳製品、小魚、水菜、木綿豆腐は、カルシウムが豊富で、特に乳製品はカルシウムの吸収率が高いとされています。
ビタミンDは、マグネシウムと同じくカルシウムの吸収を助けると言われており、シラス干し、サケ、サンマなどに豊富に含まれています。
ビタミンKは、カルシウムの骨沈着の際に必要で、緑葉野菜や納豆に多く含まれています。

カルシウムは通常吸収率がそれほど良くないのですが、ビタミンDとビタミンKを併せて摂取させることで吸収しやくなります。
そういったことから、これら3つの栄養素は子どもの身体をつくるためには欠かせません。

また、骨を伸ばすためには軟骨細胞の材料となるたんぱく質も必要となります。
そのためバランスよくさまざま栄養素を組み合わせて、健康的な食生活を送ることが極めて重要と言えるでしょう。

身長が伸びない原因を早めに知ることが重要です

子どもが身長が伸びない原因は、遺伝や栄養不足以外にもさまざまなものがあります。
たとえば成長障害の原因が、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどの分泌が悪い場合もあるのです。
子どもの身長を伸ばすためには、そういった成長障害の原因をつかむことが大切ですから、気になった時は低身長を専門としたクリニックなどに足を運んでみましょう。

成長ホルモンの分泌不全の場合、成長ホルモン治療が有効です。
成長ホルモンは内服で投与しても胃で分解されてしまうため、注射での投与が必要になります。
ただ、注入器や使用する針は工夫がされており、あまり痛みも感じません。
通常は、週6~7回ほど、自宅などで夜寝る前に、お尻や太ももへ注射します。

成長ホルモン治療を行う事で、毎年身長の伸び率が徐々に改善するとされています。
目標とする身長に到達するためには、時間がかかるため、早期の受診と治療の継続が重要でしょう。
子どもの身長のことでお悩みであれば、早めにクリニックでの受診をおすすめします。

(まとめ)身長を伸ばす野菜とは?

1.身長を伸ばすためには欠かせないのは、マグネシウムを多く含んだ野菜です

骨の成長に欠かせない栄養素の一つとしてマグネシウムが挙げられることがあります。
マグネシウムはたんぱく質の合成を高め、骨を伸ばすことにつながるとされているのです。
ほうれん草やゴボウなどの野菜に含まれているため、意識的に摂取していきましょう。

2.マグネシウムが効果的な理由は、身長を伸ばす仕組みに関係があります

身長とは、骨端線と呼ばれる軟骨細胞が石灰化し、丈夫な骨になる過程で伸びていくと言われています。この石灰化を促すために、ほうれん草やゴボウなどに含まれるマグネシウムが必要となるため、効果的とされているのです。

3.三大栄養素の摂取もおすすめです

カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの三大栄養素は、骨づくりに欠かせません。
成長期の身体をつくるためには、これら三大栄養素やたんぱく質など、バランスよく栄養を摂取することも大切でしょう。

4.身長が伸びない原因を早めに知ることが重要です

成長障害の原因が、成長ホルモンの分泌不全であれば、成長ホルモン治療が必要です。
子どもの身長を伸ばすためには、成長障害の原因を早期に発見することが重要です。
そのため、早めにクリニックを受診することが大切と言えるでしょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 齋藤まい医師