身長を伸ばすのに早寝早起きする理由はホルモン分泌を促すためです


身長を伸ばすためには、成長ホルモンやメラトニンの分泌が必要となります。
早寝早起きをすることで生活のリズムが整い、これらのホルモン分泌を促すことにつながるため、身長を伸ばすために必要です。

人の体内時計は25時間で、リセットするために朝日の力が必要となります。
太陽の光を浴びることで体内時計が24時間になり、成長ホルモンやメラトニンの分泌に影響するのです。

身長を伸ばすためには成長ホルモンの分泌が必要です

骨の成長には成長ホルモンをしっかり分泌させることが必要で、成長ホルモンは寝ているときに分泌量が多くなるため、寝る子はよく育つともいわれています。
背が伸びるということは骨の軟骨が増殖することで、この増殖に成長ホルモンが関わっているのです。

成長ホルモンは日中と比べて寝ているときに多く分泌されるため、夜しっかり寝ることが必要となります。寝るためには眠気をうながすメラトニンの分泌が必要です。

メラトニンは朝日を浴びることで夜に分泌するようにできており、夜に強い光を浴びると抑制されてしまいます。
つまり身長を伸ばすには年齢に合わせた睡眠時間の確保と、眠気を感じるためのメラトニン分泌が必要です。

メラトニンは夜にパソコンやテレビなどの光でも抑制されてしまうため、寝る直前まで光を浴びる生活習慣は避けなければなりません。
夜遅くまで起きていて、スマホやゲームをしていれば、眠気が起こりにくく睡眠時間が減ってしまいます。

メリハリのある生活習慣はメラトニンの分泌をうながし、睡眠が適切に確保されるため、成長ホルモンがしっかり分泌できます。
骨が伸びるためには成長ホルモンが必要となりますから、休日に関わらず早寝早起きを心がけ、生活のリズムを整えることが重要です。

早寝早起きの習慣づけには寝る前の入浴がおすすめです


早寝早起きを心がけ規則正しい生活習慣に気を付けていても、夜なかなか寝付けないと感じるなら、寝る前の入浴タイムを設けてみましょう。
人は体温が下がるときに眠くなるため、布団に入る頃に体温を下げるのがポイントです。

寝るときには自然と体の内側の体温が下がり、眠気が起こる仕組みがあります。
何らかの理由で体温が下がりにくくなっていると、なかなか寝付けないこともあるため注意しましょう。

寝る15~30分くらい前に入浴で体温を上げておき、お風呂からあがって体温が冷めるころに布団に入ると、眠気を誘います。
お風呂は汗がでるくらいじっくり温まり、入浴後自然と体温が下がる仕組みを利用しましょう。
お風呂上りにダラダラと過ごしていると、体温がどんどん下がってしまい、布団に入ったときに体の体温が下がり切らず、寝付けなくなってしまいます。

子どもの入浴時間は、子どもが寝る時間から逆算して考えましょう。
十分な睡眠時間が確保できるよう調節しながら入浴時間を設けると、子どもの生活リズムが整い、成長ホルモンやメラトニンの分泌を促すために役立ちます。

心地よい睡眠が確保できるよう、布団は通気性が良くこまめに洗える素材がおすすめです。
布団やベッドは適度な柔らかさのもので、寝がえりしやすいよう調節してあげてください。

十分な睡眠時間をとれるよう調節が必要です

日本の子どもはどんどん睡眠時間が短くなっており、生活習慣を整えて、年齢に合った睡眠時間を確保するよう工夫する必要があります。
今の子どもたちは、習い事や塾に通い帰宅が遅くなりやすく、帰宅してもテレビやスマホなどで睡眠時間が削られてしまう可能性があるでしょう。

年齢別の理想的な睡眠時間は、小学生から中学生は9時間、高校生は8時間です。
現実は小学校中から高学年で8時間43分、中学生で7時間51分、高校生で6時間54分しかとれていません。
小学生の平均睡眠時間は8時間10分で、理想的な9時間を確保できているケースは少なく、10時間以上となるとほとんどわずかな数しかいない状態です。

幼稚園までは1日10時間以上の睡眠時間が必要で、小学校低学年でも10時間は必要となりますから、家庭でできるだけ睡眠時間を確保しなければなりません。
早寝早起きを心がけ睡眠時間の確保を増やすことはもちろんですが、寝る前の環境つくりでも睡眠時間を延ばすことはできます。

寝る直前に何か食べると消化されない状態で寝ることとなり、眠りが浅くなってしまうのです。
血糖値が上がったままだと、成長ホルモンも十分分泌しませんから、寝る2時間前に食事をするのは避けましょう。

(まとめ)身長を伸ばすのに早寝早起きはなぜ必要なのですか?

1.身長を伸ばすのに早寝早起きする理由はホルモン分泌を促すためです

早寝早起きを心がけるのは、身長を伸ばすための成長ホルモンやメラトニン分泌を促すためです。人の体内時計は25時間で、朝日を見ると24時間にリセットされます。
体内時計がリセットされることでホルモン分泌を促すことにつながるからです。

2.身長を伸ばすためには成長ホルモンの分泌が必要です

骨の成長には成長ホルモンの分泌が必要です。成長ホルモンは寝ているときに多く分泌されるホルモンで、眠気をうながすためにメラトニンが必要となります。
規則正しい生活と、夜に強い光を避けることで、メラトニン分泌は高くなるのです。

3.早寝早起きの習慣づけには寝る前の入浴がおすすめです

子どもの早寝早起きの習慣をつけさせるなら、寝る前の入浴タイムを設けましょう。体温が下がったときに布団に入るようにすると、自然と眠気が出やすいからです。
入浴後すぐ布団に入る習慣をつけると眠りを誘います。

4.十分な睡眠時間をとれるよう調節が必要です

日本の子どもは塾や習い事、夜のテレビやスマホなどの影響で、どんどん睡眠時間が短くなっている傾向があります。家庭でも生活環境を見直し、十分な睡眠時間を確保できるようにしてみましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
田邊雄医師
たなべ ゆう/Yu Tanabe
経歴
富山県立富山中部高等学校卒業
金沢医科大学医学部医学科卒業
順天堂医院 初期研修医
順天堂医院 初期研修修了
順天堂医院 整形外科入局
順天堂大学大学院 整形外科学講座
下記順天堂医院関連施設にて勤務・研修
(順天堂本院、順天堂練馬、伊東市民病院、宮川病院、杏雲堂病院、浅草病院、東部地域病院、賛育会病院、王子病院 等)
日本整形外科学会認定 整形外科専門医取得
順天堂大学大学院 医学博士取得
SBCグループ・西新宿整形外科 入職
西新宿整形外科  医院長
ロコモアドバイスドクター 就任
(「ロコモ チャレンジ!推進協議会」公認)

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
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院長 田邊雄医師