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症状を引き起こしやすい部位として第2中足骨があげられます。
具体的な症状としては運動時に起き、足の痛みが発生します。
疲労骨折は、一箇所に大きな負担がかかり骨が折れてしまう通常の骨折に対し、同じに箇所に小さな力が加わり続けることで骨折に至ってしまう状態のことを指します。
スポーツ選手に多く見られる症状で、短期的に反復練習等のトレーニングを行った際に多く見受けられます。
選手側と環境側に要因があるとされ、選手側は筋力の不足、バランスの取れていない筋力、技術不足、体の柔軟性が不足している等が考えられ、環境側の要因は、オーバーワーク、選手の技術・体力等に見合わない練習、競技に合っていないシューズ、練習場の地面の硬度などが環境側の要因となります。
外観に見てわかるような外傷がなく、痛みが改善されずに続いている場合は疲労骨折の可能性があります。
レントゲンでの検査を行うことで診断されます。骨折しているかどうかを確認しますが、わからない場合が多いです。
骨折しているかどうか判断がつかなった場合は約1ヶ月後に再びレントゲンでの撮影を行うか、MRI検査や骨シンチグラフィー等他の検査にて診断する場合があります。
患部を一定期間休ませることでほとんどの場合治りますが、難治性などの症状が治りにくい場合は手術が必要と診断される場合もあります。
疲労骨折が起きてしまった要因を探り、普段行っているトレーニングで負荷を掛け過ぎないように改善したり、反復運動等を抑えるなどの工夫をし、体の状態を調整することが再発予防に繋がります。
西新宿整形外科クリニック 川原 昭久 院長 Akihisa Kawahara
疲労骨折について医師が解説
10歳台の男子に多くみられ、脛骨や中足骨など下肢に多くみられます。治療はスポーツを中止し安静を保つのが原則で、症例によりますが1~2か月程度の安静期間を要します。治療の一環としてリハビリテーションを行うことも一定の効果が見込まれます。