悪性骨腫瘍
悪性骨腫瘍には、10歳代に発症しやすい骨肉腫に代表される原発性骨腫瘍と、肺癌や乳癌の骨への転移に代表される転移性骨腫瘍がありますが、悪性骨腫瘍全体では転移性骨腫瘍が大半を占めます。
特有な症状はありませんが、けがをしないのに痛みや腫れが出現し、長く続いたりすることが多いようです。骨がもろくなり、骨折して発見されることもあります。
原発性骨腫瘍は膝や股関節、肩などの近くに生じることが多いのですが、転移性骨腫瘍は脊椎にも高い頻度でみられます。

原因
原発性悪性骨腫瘍の多くは、未だ原因がはっきりと解明されていません。
転移性骨腫瘍は、原発性の悪性細胞が主として血液やリンパの流れを介して骨(骨髄)に運ばれること(転移)によって起こります。
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監修医師紹介

西新宿整形外科クリニック 川原 昭久 院長 Akihisa Kawahara
- 【所属学会】
- 日本整形外科学会
- 【資格】
- 日本専門医機講認定 整形外科専門医
- 【学会発表実績(筆頭演者として)】
- 神奈川整形災害外科研究会
悪性骨腫瘍について医師が解説