小児低身長 説明会

今月11月26日に小児低身長の説明会を当院外来にて開催致します。

低身長の定義に始まり

外来でどんな検査をするのかなどの治療の流れ

成長ホルモンの実際の治療方法までを

わかりやすくお話させて頂きます合格

説明会のあとは、個別相談でお時間とっております。

身長を伸ばしたいお子さんやご両親のお力になれるよう、当クリニックが精一杯サポートさせて頂きます。

また毎月定期的に開催しておりますので、今月ご都合つかない方は来月以降ご来院頂ければと思います。ぜひお気軽にいらして下さい!

小児低身長 実例1

【小児低身長治療】11歳女の子

治療を開始した10歳の頃は

125.6cmと平均を大きく下回る-1.7SDでした

1年間治療を続け、現在は

135.0cm

+9.4cm

10歳から11歳までの1年間で女の子は7.4cm伸びれば平均とされています。

今までは平均の伸びに届いていませんでしたので注射を頑張った成果がしっかり出ていますね!

自分で注射をして、自分で背を伸ばしている。

この事実をご本人が実感すれば、小さいからとうつむいていた気持ちも前向きになる子供さんが多く、背が伸びるとみんな素敵な笑顔を見せてくれるようになります合格

牛乳と身長の関係 ~part 1~

皆さん、こんにちは。

今日は牛乳と身長の関係について、お話したいと思います。

皆さん、牛乳好きですか?

2018年の調査ですが牛乳が好きな人は8割弱、男性60・70代や女性高年代層で比率が高くなっている一方で女性10・20代でやや低い傾向です。また世界的に見ても日本人に最も足りていない栄養素といえます。

結論から言うと、牛乳には身長が高くなるために必要なカルシウムやたんぱく質、ビタミン類などの栄養素が豊富に含まれてますが、これらの栄養素だけで身長が高くなるわけではありません。

骨の発達に必要な栄養素として、主にタンパク質やカルシウムなどありますが骨を伸ばすにはタンパク質、骨を丈夫にするにはカルシウムになります。

ビルにたとえると、タンパク質は骨組みとなる鉄筋をつくる仕事をし、カルシウムはコンクリートのように固める仕事をする、ということになります。

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、日本人のカルシウム摂取量は600㎎未満と不足している状態です。

日本人が不足しやすい理由として、伝統的な和食には、カルシウムを豊富に含む牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなどの乳製品の利用が少ないことが考えられます。さらに、日本は火山が多く、火山灰地の土壌が広がっており、欧米に比べて土壌や飲料水に含まれているカルシウムが少ないことも理由の一つかと考えられます。

この続きはまた次回説明したいと思います。それでは。