変形性関節症

関節の表面を覆う関節軟骨は、軟骨細胞と関節外のⅡ型コラーゲンとプロテオグリカンが主成分です。関節軟骨には血行や神経線維の分布はありません。

変形性関節症
※プロテオグリカンは、多くの糖鎖が結合した糖蛋白質の一種です。(動物の軟骨の主成分)

関節症では機械的刺激などにより軟骨の変性・磨耗を生じ、また関節周囲を取り囲む滑膜の炎症が併発して変性が加速します。
同時に関節周囲の骨軟骨形成などの増殖性変化を伴うこともあります。
それらの変化により血管増生や神経線維の増生をともなう関節包の線維化が起こり痛みが感じやすくなります。

当院では再生医療関節専門外来を行っております。
変形性関節症は整形外科への受診が予防や治療の出発点となります。

変形性関節症について医師が解説

全身的要因としては、加齢や肥満、性別、遺伝的素因などが挙げられ、局所的要因として関節の不安定性、関節外傷、関節への力学的ストレスなどがあります。
当院では症状・部位に合わせて、ヒアルロン酸注射やリハビリ、投薬などを組み合わせて治療を行っており、また再生医療の種類も豊富に取り揃えております。

監修医師紹介

監修医師紹介

西新宿整形外科クリニック 沼倉 裕堅 院長 Hirokata Numakura

  • 【所属学会】
    日本整形外科学会
    日本再生医療学会
    日本四肢再建・創外固定学会